2017-06

公用語としての英語

 1964年に独立するまでイギリスの支配下にあったマルタ共和国の公用語は、英語とアラビア語の口語がもとになっているというマルタ語です。母語とともに旧宗主国の言語を使用している国を旅するのは初めてで、公用語としての英語というものに、とても興味がありました。

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国立図書館外観とヴィクトリア女王

 私が想像していたのは、ほとんどのマルタ人がマルタ語同様に英語を理解するということでした。しかし、実際は、そうではありません。英語のできる人は少なくありませんが、誰もがネイティブ並みの英語力を持っているわけではありません。会話能力に関しては、小学校低学年から英語教育を受けているという北欧の人たちのほうが長けているのではないでしょうか。

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 ただ、マルタ語が併記されていない英語の看板が街中にあふれていることには驚かされました。会話が片言で、リスニングが不得手であっても、大多数の国民が、文字で書かれた英語を理解しているのでしょうか。短い旅行日程で、そこまで確かめることはできませんでしたが、高等教育を受けていない人でも、英語の読み書きができるのかどうか、疑問が残るところです。

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 ひとつ言えることは、看板やレストランのメニューには英語表記が必ずあり、どこに行っても片言の英語が通じるマルタ共和国は、旅行者にとっては大変便利な場所であるということです。

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中世の趣が残るロンドン「ザ・テンプル」ダ・ヴィンチ・コードの舞台としても知られる歴史ある場所

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雨のヴァレッタ

 ヴァレッタはマルタ共和国の首都で、その要塞に囲まれた都市は、世界遺産にも登録されています。マルタ・ストーンともよばれるはちみつ色の岩でつくられた建物が軒を連ね、美しい海を見下ろすことができるヴァレッタ。しかしながら、私たちがその風光明媚な場所を訪れた日は、なんと大嵐。滞在しているスリーマから、フェリーに乗ってショートクルーズを楽しもうと思っていましたが、高波で欠航。仕方なくバスにで行きましたが、1日中雨が止むことはありませんでした。

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 曇天に荒海。晴れている日なら、さぞかし美しいだろう景色もくすんで見えました。仕方がないので、教会や博物館を中心に観光しました。おかげで、マルタ共和国を代表する「聖ヨハネ大聖堂」をじっくりと見学できました。皆さん同じようなことを考えるのか、オフシーズンだというのに、聖堂内には観光客があふれていました。雨だからというわけではなく、この大聖堂は大変美しく、時間をかけて見る価値があります。

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カーサ・ロッカ・ピッコロのお庭に住むオウムの「キク」ちゃん

 ヴァレッタは、後に「マルタ騎士団」と名称をかえる「聖ヨハネ騎士団」によって16世紀に築かれた要塞都市です。騎士団のイタリア総督ドン・ピエトロ・ラ・ロッカの邸宅として建てられた屋敷で、後年マルタ人貴族に売却されたという Casa Rocca Piccola(カーサ・ロッカ・ピッコロ)にも行きました。
 この屋敷には50もの居室と地下防空壕があり、その一部をガイドツアーで見学することができます。出産専用の部屋があったり、生まれたばかりの赤ちゃんに洗礼を施すための、ポータブルチャペルがあったりとなかなか興味深い場所です。このチャペル、閉じた状態はライティングビューロ(書き物机)のようで、外観は中国風のいわゆるシノワズリ。ガイドさんが「これは何でしょう」と問題を出しましたが、答えられる人は誰もいませんでした。ガイドさんの英語はわかりやすく、楽しいツアーでした。

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 マルタ共和国は、1964年に独立するまでイギリスの支配下にあったため、街並みにもその影響が見られます。ポストや電話ボックス、そしてゴミ箱は、イギリス国内と同様のものが使用されています。標識や看板の表記は英語で、M&Sなどのイギリス資本のお店もたくさんあります。スーパーにはイギリス製品があふれ、ここはどこだっけ?と思ってしまうこともありました。ちなみに、プラグは3つ穴でイギリスと同じBF型ジャックです。変換プラグを持って行かなくてよかったので助かりました。

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 ヴァレッタはまた、坂や路地の多い街でもあります。雰囲気のある通りを見つけるたびにそこを歩いてみました。マルタ・ストーンに映える緑の出窓がとても素敵で、晴れた日にはさぞ美しいだろうと思わずにはいられません。3月までは雨期のマルタ共和国。絶対にまた訪れたい場所です。

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キラキラと輝く青の宝石!マルタ共和国「スリーマ」の海岸線

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スリーマの海岸線

 春のホリデーにマルタ共和国に行きました。首都ヴァレッタがあるマルタ島は、端から端まで行っても車で2時間ほどの小さな島。それでもゴゾ島、コミノ島に比べると面積は広く、マルタ共和国では最大の島です。

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 私たちが宿泊したのは、首都ヴァレッタの北東に位置するスリーマ。美しい海岸線が続くリゾート地です。

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 空港からバスでホテルのあるスリーマまで向かいます。まずは、10回分の料金で12回乗車できるという12 day ticket を手に入れました。複数人での利用も可能で、金額的にお得なことはもちろん、バスに乗るたびに小銭のことを心配しなくてもよいので便利です。空港からスリーマまでは1時間ほどかかりますが、バス料金は1.5ユーロ。どこに行くにも一律料金で、空港から市内までも例外ではありません。

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マルタ・ストーン

 バスは、セント・ジュリアンを通り過ぎ、スリーマへと向かいます。マルタ共和国では、5月から11月が海水浴シーズン。私たちが訪れた3月はオフシーズンですが、到着した日は晴天で気温も高かったため、水着で日光浴をしている人の姿も目立ちました。

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 スリーマでバスを降り、海岸線を眺めながらホテルに向かいます。遊歩道に海を見下ろすように設置されたベンチ。腰かけて、濃紺、青、エメラルドグリーンと、日の光によって色をかえる美しい水面と、寄せては引いてゆく波を眺めながら、ホリデー気分は最高潮に盛り上がります。ただ海を見ているだけで、あっという間に時間が過ぎてゆきました。青く透明な海を眺めているだけで、心も体も癒されるようなスリーマの海岸線。来てよかったと心から思いました。

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海がこんなに美しいなんて

シーズンオフの3月でさえこんなにも美しいスリーマの海岸線。
夏には一体、どれほど輝いて見えるのか、ちょっと恐ろしいくらいです。
暑すぎようとも、観光客でごった返していようとも、マルタ共和国には盛夏に行くべきです。
絶対にもう一度行きたい場所になりました。

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マルタ共和国の首都「ヴァレッタ」街全体が世界遺産の要塞都市

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ガトウィック空港でお泊り

 ホリデーに行くフライトが朝早かったので、空港直結のホテルに前泊しました。レセプションは、空港の敷地内にあります。忙しく人々が行き来する空港と隔てるものは仕切りだけ、ドアもありません。ホテル内に食事をする場所はなく、空港内のレストランを利用します。

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bloc hotel Gatwick

 bloc hotel Gatwick(ブロック・ホテル・ガトウィック)は、「前泊」を目的につくられているシティーホテルです。寝るだけなので、客室が狭いことは気になりませんが、シャワーとトイレの間に仕切りがなく、しかも、バスルーム自体もとても小さいので、シャワーを浴びるとトイレがびしょぬれになってしまうところはどうかと思いました。都会的なクールさを前面に出した内装が裏目に出ている感じです。

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 さすがに出発の朝には、その便利さを実感しました。空港のチェックインカウンターまでわずか数分です。数年前にもガトウィック周辺で前泊したことがあります。空港まで10分くらい歩く必要がありましたが、客室も広くホテルにレストランも併設されていました。しかも、宿泊料金がブロック・ホテルよりも安いのです。立地条件が施設の良さよりも勝っているということでしょう。ロンドン周辺の不動産事情に通じるところがあります。

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「ファルコン ホテル」英国ストラトフォード・アポン・エイボンに現存する中世の旅籠

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