2017-10

シテ島

2010年3月27日 
 パリ旅行の最終日はシテ島の散策です。実は、私がパリを旅するのは今回で二度目です。初めてのパリは、かれこれ十数年以上昔、パリ・ブリュッセル7日間というパックツアーで日本から訪れた卒業旅行でした。その時が初めての海外旅行でした。初めてのパリ旅行の際には、友だち数人とノートルダム大聖堂を訪れました。回廊に足を踏み入れた時、固い石の塊がゴシック建築の傑作を生み出していることに深い感動を覚えました。それと同時に、ヨーロッパの歴史の重みを感じました。そのようなことを思い出しながら、今回、大聖堂を巡りました。
 教会内部を見学した後は塔に登りました。塔に登るためには1時間近く並んで待たなければなりませんでした。エレベーターはないので展望台に出るためには、ただひたすらに400段の階段を登らなくてはなりません。心臓が止まるのではないかと思うほど息切れがしました。休み休み行けばいいようなものですが、下から若い観光客がどんどんと登ってくるので意地になって登りました。体調が悪かったこともありますが、日頃の運動不足を感じました。

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ノートルダム大聖堂
 ノートルダム大聖堂は、1225年に完成したゴシック建築を代表する建物であり、世界遺産にも登録されています。ファサードの彫刻や屋根の塔などは、19世紀に大幅に改装されました。

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ノートルダム大聖堂内 バラ窓

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ノートルダム大聖堂より眺めるパリ市街

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コンシェルジュリー 憲兵の間
 コンシェルジュリーはもともとはフィリップ4世の宮殿でしたが、14世紀後半から牢獄として使用されるようになりました。フランス革命の際には、反体制派である王族や貴族などが囚人としてこの牢に送り込まれました。当時は、この牢に入れられた者には必ず極刑が言い渡されました。ダントンやロベスピエール、そして、マリー・アントワネットもギロチン台で処刑されるまで、この牢獄で最期の時を過ごしました。

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マリー・アントワネットの牢獄(再現)

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サント・シャペル 下部礼拝堂
 サント・シャペルは、ルイ9世がコンスタンティノープルの皇帝から買い集めたキリストの聖遺物を祀るための聖堂として13世紀に建立されました。会堂は下部と上部に分かれ、下部礼拝堂では使用人や庶民が礼拝を行っていました。王族と貴族のみの使用が許された上部礼拝堂には、ステンドグラスで創世記から復活までの物語が描かれています。今回のパリ旅行で私が一番、感動した場所は、ここサント・シャペルです。

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サント・シャペル 上部礼拝堂 バラ窓には黙示録が描かれている

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サント・シャペル 上部礼拝堂

 パリの物価は非常に高かったように思います。ロンドンを始め、大都市はどこも物価が高いですが、ポンド安がその思いに拍車を掛けたのかもしれません。今回の旅行ではパリミュージアムパスを購入しましたが、観光施設や美術館の入場料が高かったように思います。ロンドンでは、ほとんどの美術館や博物館に無料で入場することができます。そのように考えると、万人に平等に文化的機会の提供を試みるイギリスという国は、つくづく懐が深いと感心させられます。
 今回がパリ旅行記の最終回です。ロンドンから陸路で気軽に行くことができるパリです。機会があればもう一度、訪れたいです。

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歴史の重みを感じる教会ですね。長い時間待って、長い階段を登ってお疲れ様でした。私も何度かそのような経験がありますが、それも思い出となっています。

リンクを張らせていただきました。今後ともよろしくお願いします。

ふうてんの旅人様

いつもお立寄りくださいましてありがとうございます。
旅はいいですよね。私がブログを始めるきっかけとなったのも、旅の記録を写真と共に残しておきたかったからです。
リンクを貼ってくださったとのことですね。どうもありがとうございます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。


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