セゴビア名物子豚の丸焼き
セゴビア名物と言えば、子豚の丸焼き。アソゲホ広場のローマ水道橋くにある Mesón de Cándido が有名ですが、比較的どこのレストランでも食べることができます。私たちは La Tasquina へ行きましたが、ここでおもしろい経験をすることになります。

街のいたるところにこのような看板が
このお店はタパスですが、奥にレストランがあります。テーブルに着いた私たちにメニューを投げてよこすウェイターの Javier(仮名)君。外の看板に英語メニューがあると書いてありましたが、投げられたのはスペイン語。英語のものに代えてくれるようにお願いすると、まさかの舌打ち。唖然としながらも、最近増えている我が国の隣国からきた旅行者に嫌な目にあわされたのかもしれないと好意的に解釈してあげることにしました。

デリカテッセンでも売られている Judiones(花豆)
テーブルに料理を運ぶときはドスン、棚に食器やカトラリーを戻すときはガチャンガチャン、キッチンからはガラガラガッシャーン、これは割れただろうという音まで聞こえてきました。彼の態度が注目に値することがわかってからは、料理そっちのけで彼を観察しはじめた私たち。見ていると、特に私たちのことを目の敵にしているわけではなく、すべての客に対して最悪の接客をしていることがわかりました。

Judiones のスープ
あまりにおかしくて、そのうち腹も立たなくなりました。このレストランでは、料理とともにエンターテイメントを提供するためにコメディアンを雇っているのではないかと思えるくらいのベタでクラシックなコメディーが演じられているではありませんか。
まるでイギリスのコメディー番組「Fawlty Towers(フォルティ・タワーズ)」をライブで見ているようなおもしろさ。イギリスを代表するコメディーグループ、モンティ・パイソンのメンバーであったジョン・クリーズが脚本を手掛け、自ら主役のハジルを演じたフォルティ・タワーズ。バジルは毒舌でスノッブなホテルのオーナーで、客に対してとても失礼な態度をとります。クリーズ氏が実際に宿泊したホテルのマネージャーをモデルにしてつくられたコメディーですが、Javier(仮名)君のような人間には、腹を立てるよりも笑いでかわすほうが賢いのでしょう。

目と耳がついてる!!
肝心なお料理です。こちらもセゴビア名物である Judiones(花豆)を使った前菜のスープはとてもおいしかったです。ヴォリュームがあって、このスープとパンだけでお腹がいっぱいになってしまいそうでした。ただ、肝心の子豚の丸焼きはイマイチ。肉がパサパサで味がなく、つくってあったものを温めて出してきたような感じでした。肉を焼いただけのシンプルな料理は、店によって味にばらつきがありそう。Javier(仮名)君のコメディーショーは楽しかったですが、 Mesón de Cándido でおいしい丸焼きを食べたほうがよかったかもしれません。

街のいたるところにこのような看板が
このお店はタパスですが、奥にレストランがあります。テーブルに着いた私たちにメニューを投げてよこすウェイターの Javier(仮名)君。外の看板に英語メニューがあると書いてありましたが、投げられたのはスペイン語。英語のものに代えてくれるようにお願いすると、まさかの舌打ち。唖然としながらも、最近増えている我が国の隣国からきた旅行者に嫌な目にあわされたのかもしれないと好意的に解釈してあげることにしました。

デリカテッセンでも売られている Judiones(花豆)
テーブルに料理を運ぶときはドスン、棚に食器やカトラリーを戻すときはガチャンガチャン、キッチンからはガラガラガッシャーン、これは割れただろうという音まで聞こえてきました。彼の態度が注目に値することがわかってからは、料理そっちのけで彼を観察しはじめた私たち。見ていると、特に私たちのことを目の敵にしているわけではなく、すべての客に対して最悪の接客をしていることがわかりました。

Judiones のスープ
あまりにおかしくて、そのうち腹も立たなくなりました。このレストランでは、料理とともにエンターテイメントを提供するためにコメディアンを雇っているのではないかと思えるくらいのベタでクラシックなコメディーが演じられているではありませんか。
まるでイギリスのコメディー番組「Fawlty Towers(フォルティ・タワーズ)」をライブで見ているようなおもしろさ。イギリスを代表するコメディーグループ、モンティ・パイソンのメンバーであったジョン・クリーズが脚本を手掛け、自ら主役のハジルを演じたフォルティ・タワーズ。バジルは毒舌でスノッブなホテルのオーナーで、客に対してとても失礼な態度をとります。クリーズ氏が実際に宿泊したホテルのマネージャーをモデルにしてつくられたコメディーですが、Javier(仮名)君のような人間には、腹を立てるよりも笑いでかわすほうが賢いのでしょう。

目と耳がついてる!!
肝心なお料理です。こちらもセゴビア名物である Judiones(花豆)を使った前菜のスープはとてもおいしかったです。ヴォリュームがあって、このスープとパンだけでお腹がいっぱいになってしまいそうでした。ただ、肝心の子豚の丸焼きはイマイチ。肉がパサパサで味がなく、つくってあったものを温めて出してきたような感じでした。肉を焼いただけのシンプルな料理は、店によって味にばらつきがありそう。Javier(仮名)君のコメディーショーは楽しかったですが、 Mesón de Cándido でおいしい丸焼きを食べたほうがよかったかもしれません。
Travel.jp 「たびねす」 にてガイド記事を執筆中 です。よろしければそちらもご覧ください。
読んでくださいましてありがとうございました。
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