雨のヴァレッタ
ヴァレッタはマルタ共和国の首都で、その要塞に囲まれた都市は、世界遺産にも登録されています。マルタ・ストーンともよばれるはちみつ色の岩でつくられた建物が軒を連ね、美しい海を見下ろすことができるヴァレッタ。しかしながら、私たちがその風光明媚な場所を訪れた日は、なんと大嵐。滞在しているスリーマから、フェリーに乗ってショートクルーズを楽しもうと思っていましたが、高波で欠航。仕方なくバスにで行きましたが、1日中雨が止むことはありませんでした。

曇天に荒海。晴れている日なら、さぞかし美しいだろう景色もくすんで見えました。仕方がないので、教会や博物館を中心に観光しました。おかげで、マルタ共和国を代表する「聖ヨハネ大聖堂」をじっくりと見学できました。皆さん同じようなことを考えるのか、オフシーズンだというのに、聖堂内には観光客があふれていました。雨だからというわけではなく、この大聖堂は大変美しく、時間をかけて見る価値があります。

カーサ・ロッカ・ピッコロのお庭に住むオウムの「キク」ちゃん
ヴァレッタは、後に「マルタ騎士団」と名称をかえる「聖ヨハネ騎士団」によって16世紀に築かれた要塞都市です。騎士団のイタリア総督ドン・ピエトロ・ラ・ロッカの邸宅として建てられた屋敷で、後年マルタ人貴族に売却されたという Casa Rocca Piccola(カーサ・ロッカ・ピッコロ)にも行きました。
この屋敷には50もの居室と地下防空壕があり、その一部をガイドツアーで見学することができます。出産専用の部屋があったり、生まれたばかりの赤ちゃんに洗礼を施すための、ポータブルチャペルがあったりとなかなか興味深い場所です。このチャペル、閉じた状態はライティングビューロ(書き物机)のようで、外観は中国風のいわゆるシノワズリ。ガイドさんが「これは何でしょう」と問題を出しましたが、答えられる人は誰もいませんでした。ガイドさんの英語はわかりやすく、楽しいツアーでした。

マルタ共和国は、1964年に独立するまでイギリスの支配下にあったため、街並みにもその影響が見られます。ポストや電話ボックス、そしてゴミ箱は、イギリス国内と同様のものが使用されています。標識や看板の表記は英語で、M&Sなどのイギリス資本のお店もたくさんあります。スーパーにはイギリス製品があふれ、ここはどこだっけ?と思ってしまうこともありました。ちなみに、プラグは3つ穴でイギリスと同じBF型ジャックです。変換プラグを持って行かなくてよかったので助かりました。
ヴァレッタはまた、坂や路地の多い街でもあります。雰囲気のある通りを見つけるたびにそこを歩いてみました。マルタ・ストーンに映える緑の出窓がとても素敵で、晴れた日にはさぞ美しいだろうと思わずにはいられません。3月までは雨期のマルタ共和国。絶対にまた訪れたい場所です。

曇天に荒海。晴れている日なら、さぞかし美しいだろう景色もくすんで見えました。仕方がないので、教会や博物館を中心に観光しました。おかげで、マルタ共和国を代表する「聖ヨハネ大聖堂」をじっくりと見学できました。皆さん同じようなことを考えるのか、オフシーズンだというのに、聖堂内には観光客があふれていました。雨だからというわけではなく、この大聖堂は大変美しく、時間をかけて見る価値があります。

カーサ・ロッカ・ピッコロのお庭に住むオウムの「キク」ちゃん
ヴァレッタは、後に「マルタ騎士団」と名称をかえる「聖ヨハネ騎士団」によって16世紀に築かれた要塞都市です。騎士団のイタリア総督ドン・ピエトロ・ラ・ロッカの邸宅として建てられた屋敷で、後年マルタ人貴族に売却されたという Casa Rocca Piccola(カーサ・ロッカ・ピッコロ)にも行きました。
この屋敷には50もの居室と地下防空壕があり、その一部をガイドツアーで見学することができます。出産専用の部屋があったり、生まれたばかりの赤ちゃんに洗礼を施すための、ポータブルチャペルがあったりとなかなか興味深い場所です。このチャペル、閉じた状態はライティングビューロ(書き物机)のようで、外観は中国風のいわゆるシノワズリ。ガイドさんが「これは何でしょう」と問題を出しましたが、答えられる人は誰もいませんでした。ガイドさんの英語はわかりやすく、楽しいツアーでした。

マルタ共和国は、1964年に独立するまでイギリスの支配下にあったため、街並みにもその影響が見られます。ポストや電話ボックス、そしてゴミ箱は、イギリス国内と同様のものが使用されています。標識や看板の表記は英語で、M&Sなどのイギリス資本のお店もたくさんあります。スーパーにはイギリス製品があふれ、ここはどこだっけ?と思ってしまうこともありました。ちなみに、プラグは3つ穴でイギリスと同じBF型ジャックです。変換プラグを持って行かなくてよかったので助かりました。
ヴァレッタはまた、坂や路地の多い街でもあります。雰囲気のある通りを見つけるたびにそこを歩いてみました。マルタ・ストーンに映える緑の出窓がとても素敵で、晴れた日にはさぞ美しいだろうと思わずにはいられません。3月までは雨期のマルタ共和国。絶対にまた訪れたい場所です。
Travel.jp 「たびねす」 にてガイド記事を執筆中 です。よろしければそちらもご覧ください。
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