2017-08

ロンドンで最古の教会

 ロンドンに現存する教会で最も古いといわれているのは、St Bartholomew-the-Great(聖バーソロミュー・ザ・グレート教会)です。この教会は、1123年にヘンリー1世の宮廷に仕る司祭であった Rahere(ラヒア)によって建てられました。

IMG_4466_convert_20150420031049.jpg

 ラヒアはローマに巡礼した際、高熱に倒れました。「この病が癒されたなら、ロンドンに貧しい人々のための病院を建てよう」と誓ったラヒアの前に、十二使徒の一人である聖バーソロミューが現れました。その時、ラヒアはスミスフィールドの地を選ぶようにとの啓示を受けたのでした。

IMG_4459_convert_20150420031147.jpg

 病から回復し、ロンドンに戻ったラヒアは約束通りに病院と修道院を建てました。病院は、St Bartholomew's Hospital、通称 Barts(バーツ)とよばれ、現在でも NHS(ナショナル・ヘルス・サービス)の病院として使用されています。
 また、この病院は、シャーローック・ホームズシリーズ最初の作品、「緋色の研究」の中でホームズがワトソンと出会った場所としても知られています。

IMG_4516_convert_20150420030213.jpg

 ゴシック様式以前に建てられたことを物語る、ロマネスク(ノルマン)様式の丸いアーチが特徴的なこの教会は、もともと修道院として建てられましたが、ヘンリー8世による宗教改革の後、修道院は解散されました。大半の建物は、その時代に取り壊されましたが、その一部が英国国教会の教区教会として現在まで受け継がれています。

IMG_4542_convert_20150420030447.jpg

 現代的な建物に囲まれるテューダー様式の門の内側にあるのは、ロンドン最古の教会。ラヒアが眠るこの教会は、病気の回復を祈願する場所でもありますが、ロンドン市民にも意外に知られていないようです。

読んでくださいましてありがとうございました。
ブログランキングに参加しています。よろしければバナーのクリックをお願いします。

target="_blank""人気ブログランキングへ""target="_blank""にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ

Travel.jp 「たびねす」 にてガイド記事を執筆中 です。よろしければそちらもご覧ください。
舞台はロンドン!名探偵「シャーロック・ホームズ」の軌跡を追え

スポンサーサイト

● COMMENT FORM ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://workingclass.blog109.fc2.com/tb.php/556-4c4bc1e5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

なつかしの缶入りドロップス «  | BLOG TOP |  » 暗闇の中でひとり遊ぶ

プロフィール

Lady Masala

Author:Lady Masala
移民の街ロンドンへようこそ。
各国文化を織り交ぜつつ、
Lady Masala が厳選したイギリスらしいものをご紹介します。
欧州旅行記と自分の足で集めたヴィンテージ、アンティーク コレクションのお披露目も。
文中の太字をクリックすると関連記事にリンクします。

Travel.jp 「たびねす」

Travel.jp 「たびねす」 にてガイド記事を執筆中

Column Latte

生活情報サイト Column Latte にてコラムを執筆中

ブログランキング

にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ

target="_blank""人気ブログランキングへ""target="_blank"

カテゴリ

イギリス生活あれこれ (51)
年中行事 (10)
博物館めぐり (29)
移民の街ロンドン (22)
ぶらりロンドン (50)
ふらっとイギリス (31)
安くておいしい (75)
お茶のはなし (17)
エコライフ (22)
花鳥風月 (33)
掘出物 (31)
ヴィンテージ (73)
日本とイギリス (8)
書物に親しむ (16)
時には怒り (4)
欧州旅行記 (169)
フランス (25)
イタリア (5)
スペイン (32)
ポルトガル (32)
マルタ共和国 (17)
ドイツ (17)
ベルギー (23)
オーストリア (12)
たびねす (4)
Column Latte (4)

最新記事

月別アーカイブ

最新コメント

最新トラックバック

リンク

このブログをリンクに追加する

Copyright

このブログに掲載されている文章・写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

ユートラベルノート

Lady MasalaさんのMyノート

フォートラベル

ロンドン 旅行

訪問者数

ブログランキング

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

RSSリンクの表示

QRコード

QR