2017-08

チップはお会計には含まれていません

 私がオーストリアで食べたのは、名物ヴィーナー・シュニッツェルとパプリカをたっぷり使ったソースで煮込んだビーフシチュー、グーラッシュでした。この料理はハンガリーから伝わったものですが、現在では、オーストリアやドイツ、東欧諸国で広く食されています。

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グーラッシュ

 サーブされた一皿があまりにシンプルで驚きましたが、お肉が柔らかくて口の中でトロトロととろけました。つけ合せは揚げイモでした。フライドポテトといっても、チップスのように細長くはなく、ローストポテトのようにコロコロしていたので、チップスに慣れ親しんでいる私にとっては、とても新鮮でした。しかしながら、グーラッシュはパンと一緒に食べたほうがおいしいのではないかと思いました。パンにソースをからめながら、時々お肉をほおばる。考えただけでもよだれが出そうです。

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Witwe Bolte(ヴィトヴェ・ボルテ)

 このグーラッシュを食べたレストラン、ヴィトヴェ・ボルテは、私たちの泊まったホテルのほど近く、シュピッテルベルク地区にあります。相棒は、牛肉のローストを香ばしい玉ねぎソースでいただく、ツヴィーベルローストブラーデンを注文しました。お料理は、どれもおいしかったことをまずはここに記しておきましょう。
 しかしながら、ここは観光客からなんとかしてぼったくってやろうという精神が見え隠れする快くないレストランでした。注文していない前菜を運んできたり、料理のつけ合わせになりそうなメニューの注文を促してみたり。そこに親切心があれば私も腹を立てることもなく、逆にお気に入りのレストランとして紹介することもできたくらいですが、私たちのテーブルを担当していたウェイターの、客を馬鹿にしたような態度が癇に障りました。
 勿論、勝手に運ばれてきた料理、つけ合わせもみなチャージされていました。それは予想していたことでしたし、お料理はとてもおいしかったので、楽しんで食事をすることはできました。食べたらお金を払うのは当たり前のことなので、チャージされていたこと自体には腹は立ちませんでしたが、根底に流れる「何とかしてぼったくろう」という精神が見え見えのところに嫌悪感を覚えました。最後にウェイターがいかにもバカにしたように言った、「間違えないでいただきたいのですが、サービス(チップ)は料金に含まれておりません。」の一言にはカチンときました。そのようなことはいちいち言われなくてもお会計を見ればわかることです。

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グーラッシュ ガストロパブにて

 前日に行ったレストラン、ヴィトヴェ・ボルテでは嫌な思いをしましたが、パリッとしたテーブルクロスがかかる中・高級レストランでは、あのようなサービスは当たり前なのでしょうか。高級な場所にはあまり行かない私には判断がつきません。
 次の日は、ウェイターがジーンズをはいているような(前日のような出来事は絶対に起こりえない)雑多としたガストロパブでグーラッシュをいただきました。こちらには、小麦粉のお団子が入っていました。お味は前日のものに比べるとインパクトに欠けましたが、お値段を考えると大満足でした。相棒の注文したウィンナー入りのグーラッシュもおいしかったです。
 最後にお会計をお願いすると、若いウェイターがニコニコ顔で「この金額に、チップは含まれていないから勘違いしないでね。」と言いました。もしかして、この一言は、ウィーンでは、オーストリアでは一般的なのでしょうか。ロンドンではこのような一言は聞いたこともありません。イギリス人にこんなこと言おうものならチップなどもらえませんから。

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