レイトンハウス博物館
地下鉄 Holland Park(ホランド・パーク)駅周辺はロンドン屈指の高級住宅街です。瀟洒な住宅街を歩いているとレンガ造りのお屋敷、Leighton House Museum(レイトン・ハウス博物館)が見えてきます。

庭園へとつづく道
ここレイトン・ハウスは、ヴィクトリア朝を代表する画家で彫刻家、フレデリック・レイトンが住まい、創作した場所です。彼は裕福な家庭に生まれ、才能にも恵まれていました。大陸で美術を学び、語学にも堪能だった彼は、ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの会長を長年務めるなど、この時代を代表する芸術家として、文化人との交流を深めました。画家としては初めて貴族に列せられましたが、男爵の位を与えられた翌日に狭心症のために65歳で亡くなりました。独身で跡継ぎもいなかった彼の家に与えられた貴族の称号は、叙勲してからわずか一日で消滅しました。

レイトンハウス博物館 庭からの外観
そのレイトンが生涯をかけて創り上げた屋敷には、彼の芸術家としてのセンスの良さが溢れています。館内には、彼の作品をはじめ、世界中から集められた美術のコレクションが展示されています。
特に美しいのは、アラブ・ホールです。宮殿風の室内は、中近東のタイルや壷で上品に装飾されています。部屋の中心には小さな噴水があり、清らかで静謐な空間が作り上げられています。他にも書斎、アトリエなど素晴らしい部屋はありますが、このアラブ・ホール以上に美しい空間はありません。

館内は撮影禁止です。アラブ・ホールの写真は外観だけです...。
青いタイルに囲まれて、その青を見つめていると心が穏やかになりました。広くはない空間、抑えられた色づかい、水の音。ここがロンドンで最も美しい場所のひとつであることは疑いようもありません。

庭園へとつづく道
ここレイトン・ハウスは、ヴィクトリア朝を代表する画家で彫刻家、フレデリック・レイトンが住まい、創作した場所です。彼は裕福な家庭に生まれ、才能にも恵まれていました。大陸で美術を学び、語学にも堪能だった彼は、ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの会長を長年務めるなど、この時代を代表する芸術家として、文化人との交流を深めました。画家としては初めて貴族に列せられましたが、男爵の位を与えられた翌日に狭心症のために65歳で亡くなりました。独身で跡継ぎもいなかった彼の家に与えられた貴族の称号は、叙勲してからわずか一日で消滅しました。

レイトンハウス博物館 庭からの外観
そのレイトンが生涯をかけて創り上げた屋敷には、彼の芸術家としてのセンスの良さが溢れています。館内には、彼の作品をはじめ、世界中から集められた美術のコレクションが展示されています。
特に美しいのは、アラブ・ホールです。宮殿風の室内は、中近東のタイルや壷で上品に装飾されています。部屋の中心には小さな噴水があり、清らかで静謐な空間が作り上げられています。他にも書斎、アトリエなど素晴らしい部屋はありますが、このアラブ・ホール以上に美しい空間はありません。

館内は撮影禁止です。アラブ・ホールの写真は外観だけです...。
青いタイルに囲まれて、その青を見つめていると心が穏やかになりました。広くはない空間、抑えられた色づかい、水の音。ここがロンドンで最も美しい場所のひとつであることは疑いようもありません。
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