ブルージュの街並み
駅を背にして美しい公園をぬけると、そこは中世そのままの街並みが広がるブルージュ歴史地区です。

切妻屋根と階段のような破風が特徴的な、おもちゃのようにかわいらしい家々が私たちの目を楽しませてくれます。その街並みは、「屋根のない美術館」ともよばれています。

13世紀には、ブルージュはヨーロッパを代表する貿易拠点として栄えました。ベルギー、フランス北部、オランダ南部はフランドル地方とよばれていますが、この地方には自治権が認められており、君主が変わっても自分たちで地域を治める自由な気風が根ざしていました。

ブルージュを語る上で欠かせないのは、マクシミリアンの存在です。ブルゴーニュ公国最後の君主であったマリーを娶ったマクシミリアンは、最愛の妻が若くして亡くなった後も公国を治めました。しかしながらマリーの死後は各地で反乱が起こり、マクシミリアンはブルゴーニュ公を退位して失意のうちにこの地を去りました。

愛の泉公園
後に神聖ローマ皇帝として即位したマクシミリアンは、再びこの地を支配することになりましたが、商人たちの自治権を制約したために、彼らは貿易の拠点をアントワープへと移しました。

その後アントワープも戦場となり、フランドル地方は荒廃し没落してゆきました。取り残されたこの地域は、中世の街並みをそのままの姿で残していたことから、観光都市として注目されるようになりました。

運河沿いの街並みを眺めながら散策、ボートに乗って歴史的建造物を見学、疲れたらベンチに腰かけてわいらしい家々を見上げる。ただ歩くだけ、ただ眺めるだけ、それがブルージュを楽しむ最良の手段なのかもしれません。

切妻屋根と階段のような破風が特徴的な、おもちゃのようにかわいらしい家々が私たちの目を楽しませてくれます。その街並みは、「屋根のない美術館」ともよばれています。

13世紀には、ブルージュはヨーロッパを代表する貿易拠点として栄えました。ベルギー、フランス北部、オランダ南部はフランドル地方とよばれていますが、この地方には自治権が認められており、君主が変わっても自分たちで地域を治める自由な気風が根ざしていました。

ブルージュを語る上で欠かせないのは、マクシミリアンの存在です。ブルゴーニュ公国最後の君主であったマリーを娶ったマクシミリアンは、最愛の妻が若くして亡くなった後も公国を治めました。しかしながらマリーの死後は各地で反乱が起こり、マクシミリアンはブルゴーニュ公を退位して失意のうちにこの地を去りました。

愛の泉公園
後に神聖ローマ皇帝として即位したマクシミリアンは、再びこの地を支配することになりましたが、商人たちの自治権を制約したために、彼らは貿易の拠点をアントワープへと移しました。

その後アントワープも戦場となり、フランドル地方は荒廃し没落してゆきました。取り残されたこの地域は、中世の街並みをそのままの姿で残していたことから、観光都市として注目されるようになりました。

運河沿いの街並みを眺めながら散策、ボートに乗って歴史的建造物を見学、疲れたらベンチに腰かけてわいらしい家々を見上げる。ただ歩くだけ、ただ眺めるだけ、それがブルージュを楽しむ最良の手段なのかもしれません。
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