乙女チックローズ
バラが大好きな私は、レトロで乙女チックな大輪のバラをあしらった食器には目がありません。60-70年代には、どこの窯元も同じようなパターンの製品をこぞって製造販売していたのでしょうか。チャリティーショップ、カーブーツセール、ビンテージショップなどに行くと必ずと言ってよいほど乙女心をそそるバラの花々にお目にかかることができます。

よく見かけるせいで欲が出てしまい、もっとかわいらしい柄が出てきたら、コンディションがいまいち、高い!!などとけちをつけながら今までつれて帰ったことはありませんでしたが、ついに、先日のカーブーツセールで乙女チックで甘いバラのミルクジャグとシュガーポットと出会いました。今回、私が購入したセットは Colclough(コルクラフ)の製品で、60年代に発売された Amaretto(アマレット)です。
コルクラフは、ストーク・オン・トレントの市長を務めたこともある Herbert Joseph Colclough(ハーバート・ジョセフ・コルクラフ)によって1890年に創業されました。1913年には当時の王であったジョージ5世より王室御用達の称号を与えられました。
1930年代以前、陶磁器の食器類は、ディナーセット一式などというようにセットで販売されるのが一般的でした。そのようなな方法では当然、値段も高くなり、庶民にとっては高嶺の花でした。そこでコルクラフは、お皿一枚から単品で販売することを最初に考案し、実行しました。現在では当たり前の話ですが、その販売方法によって庶民にも陶磁器の食器が定着、浸透してゆきました。
新しい販売ルートを開拓し、1930年代には全盛期を迎えたコルクラフですが、1950年代には Ridgeway(リッジウエイ)と合併し、70年代には Royal Doulton(ロイヤルドルトン)グループの傘下に入りました。そして1996年にはついに全ての製品の製造を中止しています。

Colclough Amaretto pattern number b868
このシュガーポットは60年代の製品だそうです。小さめのカフェオレボウルに見えなくもないですが、ひじきの煮物など、和食の盛りつけにも合いそうです。
ミルクジャグとシュガーポットが手に入るとカップ&ソーサーが欲しくなるのが人情というものです。

よく見かけるせいで欲が出てしまい、もっとかわいらしい柄が出てきたら、コンディションがいまいち、高い!!などとけちをつけながら今までつれて帰ったことはありませんでしたが、ついに、先日のカーブーツセールで乙女チックで甘いバラのミルクジャグとシュガーポットと出会いました。今回、私が購入したセットは Colclough(コルクラフ)の製品で、60年代に発売された Amaretto(アマレット)です。

コルクラフは、ストーク・オン・トレントの市長を務めたこともある Herbert Joseph Colclough(ハーバート・ジョセフ・コルクラフ)によって1890年に創業されました。1913年には当時の王であったジョージ5世より王室御用達の称号を与えられました。
1930年代以前、陶磁器の食器類は、ディナーセット一式などというようにセットで販売されるのが一般的でした。そのようなな方法では当然、値段も高くなり、庶民にとっては高嶺の花でした。そこでコルクラフは、お皿一枚から単品で販売することを最初に考案し、実行しました。現在では当たり前の話ですが、その販売方法によって庶民にも陶磁器の食器が定着、浸透してゆきました。
新しい販売ルートを開拓し、1930年代には全盛期を迎えたコルクラフですが、1950年代には Ridgeway(リッジウエイ)と合併し、70年代には Royal Doulton(ロイヤルドルトン)グループの傘下に入りました。そして1996年にはついに全ての製品の製造を中止しています。


Colclough Amaretto pattern number b868
このシュガーポットは60年代の製品だそうです。小さめのカフェオレボウルに見えなくもないですが、ひじきの煮物など、和食の盛りつけにも合いそうです。
ミルクジャグとシュガーポットが手に入るとカップ&ソーサーが欲しくなるのが人情というものです。
参考文献:Focus on Colclough
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