2017-10

ニンフェンブルク城

2012年8月7日
 ヴィッテルスバッハ家の夏の離宮であったニンフェンブルク城は、ミュンヘンの中心街から市電で20分ほどの場所にあります。城の建設は1664年に開始されましたが、その後、増改築を繰り返したために19世紀にはいってからようやく完成しました。この城はバロック様式の建物ですが、一部の部屋は時代の流行を取り入れるために、ロココ様式や新古典様式などに模様替えされました。

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ニンフェンブルク城外観

 電車を降りて少し歩くと湖の彼方に離宮が見えてきました。その外観にはどこか見覚えがありました。数年前に訪れたパリ郊外にあるヴェルサイユ宮殿にそっくりでした。それもそのはず、このニンフェンブルク城は、ヴェルサイユ宮殿を参考にして建築されたのだそうです。

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祝宴広間

 離宮の他に別料金で馬車、陶磁器の博物館、庭園内の小宮殿が見学できます。庭園は無料で散策することができるため、地元の人がジョギングをしたり、日光浴を楽しんだりしていました。
 私たちは、レジデンツ博物館の見学に半日以上費やしたことを思い出し、離宮と庭園だけを見学することにしました。

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ルートヴィヒ2世の生まれた部屋

 レジデンツよりは見学できる範囲が狭かったですが、この離宮にも豪華な部屋がたくさんありました。今回は、別料金だったオーディオガイドをパスして手早く見学することにしました。 
 写真の部屋は、ノイシュヴァンシュタイン城の建設に着手し、完成を待たずして謎の死を遂げたルートヴィヒ2世の生まれた部屋です。数奇な運命をたどることになった彼の人気は未だに衰えず、お土産屋さんには彼を象った商品が山積みにされていました。モーツアルトとルートヴィヒ2世のチョコレートがお行儀よく並べられているのはなかなかの光景でした。

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美人画ギャラリー
 
 美人画ギャラリーはこの離宮のハイライトです。そのようにガイドブックに書いてあったので期待していましたが、他の部屋のほうがむしろ豪華に思えました。この部屋には、ルートヴィヒ1世が愛した女性たちの肖像画が掲げられています。貴族出身の子女に限らず、街娘たちの肖像もあります。ルートヴィヒ1世は、踊り子に夢中になり王室の多額の財産を彼女のためにつぎ込みました。そのことが自らの退位の原因になったそうです。このような話は、国の東西を問わずどこにでもころがっているようです。

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庭園に続く道

 このお城の中で私が一番、気に入った場所は広大な庭園でした。庭園内には池や小離宮が点在していますが、大部分の土地は緑が生い茂る遊歩道です。早朝に散歩やジョギングをするにはもってこいの場所だと思いました。観光客の他には、犬を散歩させている人とよくすれ違いました。このような素晴らしい公園の近所に住んでいる犬はとても幸せです。

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