Twinings のおいしい紅茶

いつもはティーバックの紅茶を飲んでいますが、リーフで淹れる紅茶はやはりおいしいです。Twinings Loose Tea(トワイニング・ルースティー)シリーズは大抵のスーパーに売っています。お値段も£1.50(約¥225)とお手頃です。もっと高いお金を出せばいくらでもおいしい紅茶が手に入りますが、スーパー価格で、しかも味がしっかりしているこのシリーズは庶民の味方です。
イギリスで、日本で、そして世界各国で廉価で高品質の紅茶を提供しているトワイニングの歴史は、Thomas Twining(トーマス・トワイニング)が1706年にロンドンの Strand(ストランド)にトム・コーヒー・ハウスをオープンさせたことで幕が開けられました。この事業の成功により、隣にゴールデン・コーヒー・ハウスもオープンさせました。当時の常識を覆し、このお店には女性の入店も許可しました。

1706年創業から 216 Strand にて営業を続けるトワイニングのお店
1837年、ビクトリア女王の時代にトワイニングは、紅茶製造業者としては初めて英国王室御用達のリストに加えられました。ベルガモットで柑橘系の香りをつけた紅茶、アールグレイを最初にブレンドしたのもトワイニングです。
時の首相であったグレイ伯爵が、香り高い中国茶を模した紅茶を トワイニングにブレンドさせ、その紅茶に自身の名前を与えたといわれています。(Jacksons of Piccadilly <ジャクソン・オブ・ピカデリー>もアールグレイを最初にブレンドしたとの主張をしています。)イギリス人の生活とは切っても切り離すことができない紅茶を身近な飲み物にしたトワイニングは、1706年当時と同じストランド216番地で現在でも営業を続けています。

Royal Courts of Justice(王立裁判所)
ストランド216番地にあるトワイニングのお店は Royal Courts of Justice(ロイヤル・コート・オブ・ジャスティス:王立裁判所)の向かいにあります。小さいお店ですが、この裁判所を目印にすると迷いません。
参考文献:Twinings 公式ホームページ・Wikipedia
読んでくださいましてありがとうございました。
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ロンドンっこ 様
はじめまして。コメントを残してくださってありがとうございます。
イギリスで紅茶がおいしいのは、お水(硬水)が紅茶と合っているからだそうですよ。
私はロンドンで一度もホテルに滞在したことがないので、ホテルのことについては詳しくありません。ビクトリア駅やアールズコート駅、サウスケンジントン駅の周辺にリーズナブルなB&Bがあるという話を聞いたことがあります。答えになっていないかもしれませんが...。
イギリスで紅茶がおいしいのは、お水(硬水)が紅茶と合っているからだそうですよ。
私はロンドンで一度もホテルに滞在したことがないので、ホテルのことについては詳しくありません。ビクトリア駅やアールズコート駅、サウスケンジントン駅の周辺にリーズナブルなB&Bがあるという話を聞いたことがあります。答えになっていないかもしれませんが...。
TEAの歴史の記事を読むと、必ずボストン茶会事件(BOSTON TEA PARTY)をおもいだします。「Twinings が1706年当時と同じストランド216番地で現在でも営業を続けています。」とは驚きです。イタリア=スパゲッティ、イギリス=お茶のイメージですね。
ふうてんの旅人様
こんにちは。
紅茶関連の本を読んだときにボストン茶会事件のことが載っていました。アメリカ人がコーヒーを好むのはこの戦争の影響があるということでした。紅茶を飲むたびに憎き戦争のことを思い出すのは嫌ですものね。
ストランド216番地のTwiningsは、紅茶を売るお店の奥が資料館になっています。なぜだかウイークデーのみのオープンなので昔、一回、行ったきりです。もう一度、行って、写真を撮ってきたいです。
紅茶関連の本を読んだときにボストン茶会事件のことが載っていました。アメリカ人がコーヒーを好むのはこの戦争の影響があるということでした。紅茶を飲むたびに憎き戦争のことを思い出すのは嫌ですものね。
ストランド216番地のTwiningsは、紅茶を売るお店の奥が資料館になっています。なぜだかウイークデーのみのオープンなので昔、一回、行ったきりです。もう一度、行って、写真を撮ってきたいです。
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