自問自答
それはそれは暑い日のことでした。日光浴を兼ねて家から徒歩で30分くらいの場所にあるチャリティーストリート(同じ通りにチャリティーショップが6軒もあるので勝手に命名しました。)まで散歩に行きました。一軒目で、家にある Poole Pottery(プール・ポタリー)のコーヒーポットとおそろいのティーポットを見つけました。
それが買い物アドレナリンを噴出させたに違いありません。ティーポットはうちの子よりも背が低く注ぎ口の内側にフィルターが付いていましたが、色も形もそっくりでした。「あら、うちの子のガールフレンドがいるじゃない。他のお店に誰もいい子がいなかったらあなたを連れて帰るからちょっと待っていてね。」と、1軒目を後にしました。
二軒目でうちの子と色違いのコーヒーポットを見つけました。「あら、うちの子の弟がいるじゃない。連れて帰ってあげようかしら。」と思った途端に内なる天使が現れました。「あなた、何を言っているの。自分がいくつポットを持っているのか知っているの。」と天使が小言を言ってきました。「コーヒーポットはまだ2つしか持っていないじゃない。」と私が反論し、口論が始まりました。
「私はポットと言ったのよ。コーヒーポットとは言っていないわ。」「いいじゃない。この子は水差しになるのよ。それに、今日は暑いんだから帰ったら麦茶を作ればいいわ。」「何を言っているの。あなたの水差しは蛇口じゃない。水差しなんか使っているところを一度も見たことがないわ。それに、ロンドンの暑さなんて2、3日しか続かないのよ。」「...。」「あなた、この子がかわいいの。デザインが気に入っているの。」「かわいくはないけど...。でもうちの子とおそろいなのよ。」「いつも言っているように、おそろいっていうだけでは買う理由にはならないのよ。」「...。」「そうよ、この子はかわいくないのよ。その証拠にお値下げされてるじゃない。この子のことなんか誰も欲しくないのよ。」「誰も買ってくれないなんてかわいそうじゃない!私が買ってあげるのよ!」と、私が強く出たところで、内なる天使が消えました。
品物をレジに持って行きながら、「今日はこの子だけにする。一軒目で見つけたガールフレンドは連れて帰らないから許してね。」と天使にそっと謝る私でした。
それが買い物アドレナリンを噴出させたに違いありません。ティーポットはうちの子よりも背が低く注ぎ口の内側にフィルターが付いていましたが、色も形もそっくりでした。「あら、うちの子のガールフレンドがいるじゃない。他のお店に誰もいい子がいなかったらあなたを連れて帰るからちょっと待っていてね。」と、1軒目を後にしました。
Poole Pottery パターン名は Wimborne(ウインボーン)
写真左は以前に紹介したことがある Chestnut(チェストナッツ)で、右がウインボーンです。この石のようにもプラスチックのようにも見える外観に何ともいえぬ味があります。冷蔵庫にもフィットするので麦茶を作っています。 二軒目でうちの子と色違いのコーヒーポットを見つけました。「あら、うちの子の弟がいるじゃない。連れて帰ってあげようかしら。」と思った途端に内なる天使が現れました。「あなた、何を言っているの。自分がいくつポットを持っているのか知っているの。」と天使が小言を言ってきました。「コーヒーポットはまだ2つしか持っていないじゃない。」と私が反論し、口論が始まりました。
「私はポットと言ったのよ。コーヒーポットとは言っていないわ。」「いいじゃない。この子は水差しになるのよ。それに、今日は暑いんだから帰ったら麦茶を作ればいいわ。」「何を言っているの。あなたの水差しは蛇口じゃない。水差しなんか使っているところを一度も見たことがないわ。それに、ロンドンの暑さなんて2、3日しか続かないのよ。」「...。」「あなた、この子がかわいいの。デザインが気に入っているの。」「かわいくはないけど...。でもうちの子とおそろいなのよ。」「いつも言っているように、おそろいっていうだけでは買う理由にはならないのよ。」「...。」「そうよ、この子はかわいくないのよ。その証拠にお値下げされてるじゃない。この子のことなんか誰も欲しくないのよ。」「誰も買ってくれないなんてかわいそうじゃない!私が買ってあげるのよ!」と、私が強く出たところで、内なる天使が消えました。
品物をレジに持って行きながら、「今日はこの子だけにする。一軒目で見つけたガールフレンドは連れて帰らないから許してね。」と天使にそっと謝る私でした。
British Red Cross や 日本赤十字社 が東日本大震災への義援金を受付ています。
読んでくださいましてありがとうございました。
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