2017-10

バースの街並

2009年10月31日 Bath(バース)
 例年にない暖かい10月の終わりの日、思い立ってバースへ行きました。本当に暖かい日で、お昼はパルトニー橋ぞいの公園で持参のおにぎりを食べました。
 バースはイングランド西部のサマセット州にある都市です。1世紀頃、ローマの支配下で温泉の街として発展した後、18世紀のジョージ王朝の時代にはロンドンの貴族や富裕層の温泉保養地として再開発されました。現在では観光都市として知られ、ジョージ王朝様式の建物が数多く残る街並みはユネスコの世界遺産にも登録されています。

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エイヴォン川に架かるパルトニー橋
 パルトニー橋は1774年にイギリスの建築家ロバート・アダムの設計によって建設されました。この橋の名前は、地主でもありバースの都市開発を手掛けていたウィリアム・パルトニーに由来します。

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バース寺院
 バース寺院は、1499年に建設が開始され1611年に完成したゴシック様式の教会です。現在は、英国国教会の聖堂として使用されています。

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公園に並ぶブタの置物         ライトアップされたローマンバス

 ローマ帝国の支配下にあって保養地として繁栄したバースには、ローマ式の大浴場や神殿が建設されました。その名残か、バースの街にはイタリアの雰囲気が漂っており、歩きながら外国旅行をしているかのような錯覚に陥りました。
 街歩きを楽しんだ後に見学したローマン・バス・ミュージアムには、彫刻やコイン、当時の街並を再現した模型など、数多くの展示物が収蔵されています。ローマ人たちが実際に入浴していたという温泉やサウナの跡を見学することもできます。想像していたよりも大きな博物館で、隅から隅まで見てまわるのには半日を費やしても足りないくらいでした。入場料が£11.50(£1.00≠¥120)と高いですが、日本語の解説を聞くことのできるヘッドホンも料金に含まれていたことと、展示内容を考えると納得できます。

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ローマン・バス
 現在、博物館となっているこの遺跡は、19世紀の末まで発掘されることはありませんでした。ローマの街並が地中深くに眠っている間にも、温泉は枯れることなくわき続けました。ローマ人たちは、温泉の治癒力を女神スリス・ミネルヴァ(ケルトとローマの女神が融合した女神)からの贈物として崇め、源泉の側に女神に捧げる寺院を建立しました。

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バース良いですね。ローマンバスはほんわかと暖かいのに少しびっくりしました。ロイヤル・クレッシェントも見事ですよね。思わず絵葉書を買ってしまいました(笑)。

ihatov1001様

こんにちは。
バースは美しい街ですね。イギリスに住んでいながら国内旅行はあまりしていません。国内はどこの街にもテスコやブーツがあって同じような街並だろと高をくくって敬遠していましたが、バースの美しい街並を見て以来、国内旅行もしてみようと思いはじめました。ロイヤル・クレッシェントも見事でした。大きすぎてあまり良い写真が撮れませんでしたが(苦笑)。
良いお年をお過ごしください。来年もよろしくお願いします。


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