2017-11

クリスマスの風景

 イギリスの12月はどんよりとした曇りの日が多く、午後4時を過ぎると日が暮れます。寒くて鬱々とした日々が続くこの季節には、クリスマスを待ちわびる気持ちが自然に湧き上がります。
 12月にはいるとクリスマスに備えて家族や友人のためにプレゼントを用意する人が増えるため、街は買物客で活気づきます。

DSC01403_convert_20121201194809.jpg
オックスフォードストリートのクリスマスイルミネーション

 イギリスのクリスマスはちょうど日本のお正月のようなもので、家族とともに過ごすのが一般的です。遠方に住んでいる人は実家へと帰省します。12月24日はオフィスも商店も早々に仕事を切上げ、25日は殆どの機関がお休みになります。ロンドンでは公共交通機関もストップします。
 家族揃ってクリスマスのご馳走を食べるのも25日です。サンタさんは、イギリスでは Father Christmas(ファザー・クリスマス)とよばれています。子どもたちは自分たちが寝静まってからやってくるファザー・クリスマスのためにお手紙を書いたり、お菓子を用意します。

DSC03227_convert_20101212213357.jpg
教会の敷地内にライトアップされたクリスマスツリー

 翌、26日は Boxing Day(ボクシング・デー)という祝日です。教会が貧しい人たちのために用意したクリスマスプレゼントの箱(Box)を開ける日であったことから、この日はボクシング・デーとよばれるようになりました。
 また、この日は大きなお屋敷に仕える使用人たちがクリスマスの仕事を終え、帰省することを許された日でもありました。その日は、主人が使用人たちの日頃の労を労う意味で彼らに贈り物をしました。
 近年は冬のバーゲンがスタートする日という認識がありましたが、最近では不況の影響でバーゲンをクリスマス前に早めるお店が増えています。

DSC07782_convert_20111219040141.jpg
クリスマス時期の風物詩、ツリーの特設販売所

 この時期になるといたるところでツリーが販売されます。鉢植の小さめのものから背の高いものまで様々な大きさのツリーがあります。
 プラスチックでできたクリスマスツリーしか飾ったことのない私ですが、同僚の家では鉢植のクリスマスツリーを飾っていました。同僚の旦那様はポーランド人で敬虔なカトリック教徒です。ツリーの下にマリア様の肖像を飾り、その横にチョコレートをお供えしていました。その様子が日本のお仏壇のようでとても親近感が沸きました。

DSC07781_convert_20111219040036.jpg
さて、いかほどでしょうか。

 ツリーは1メートルほどのもので30ポンド(1ポンド≠120円)程度、3メートルを越えるような大きなものでは150ポンドくらいのお値段でした。ツリーの種類は勿論、サイズも様々で各自のニーズに応じて選ぶことができます。
 私も毎年、本物のツリーを家に飾りたいと思うのですが、その前に大きな家に引越しする必要があるのでその夢はまだ果たすことができません。

DSC03235_convert_20101212213223.jpg
ステンドグラスを見ると神聖な気持ちになります。

読んでくださいましてありがとうございました。
ブログランキングに参加しています。よろしければバナーのクリックをお願いします。

target="_blank""人気ブログランキングへ""target="_blank""にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ

Travel.jp 「たびねす」 にてガイド記事を執筆中 です。よろしければそちらもご覧ください。
ロンドンに現存する最古の教会「聖バーソロミュー・ザ・グレート教会」

スポンサーサイト

● COMMENT FORM ●

こんにちは!

Boxing Dayの由来、初めて知りました!Boxing Dayには大きなセールが始まって、皆さん、ボクシングのように殴り合いしながらショッピングするから?だと勝手に思い込んでいましたよ・・・

楽しいクリスマスをお過ごしくださいね!

B9MOM 様

こんにちは。
私も26日がBoxing Dayという名の祝日だと聞いたときには、ボクシングはあの殴りあうスポーツのことだと思いました。神聖なクリスマスの次の日にボクシングだなんて不謹慎なと思った記憶があります。B9MOMさんの言うように冬のセールで殴り合いをしながら買物をするというのも的を得ているような気がします。いつもは気取ったデパートでもバーゲン時の店内の荒れようといったらないですもんね。私はクリスマス後に半額になったクリスマス用のお菓子を買うのを毎年、楽しみにしています。(ケチくさいっ)
B9MOMさんもご家族と楽しいクリスマスをお過ごしください。

こんばんは

ツリーって生ものだったら、ずっと飾っておくわけにもいかないですよね?
年明けくらいの各ご家庭のごみ箱にはツリーが。てなことになってるのでしょうか?

カテンベ様

こんにちは。
確か、年明けにツリーをリサイクルする日が設けられていると思います。ロンドンでは庭の手入れの後に出るゴミ、雑草や切った木などは資源ごみとしてリサイクルできます。恐らく、コンポストの原料になるのでしょうね。
ツリーのリサイクルの日にはまだピンピンしているツリーが歩道に横たわっていて、毎年、複雑な気分になります。

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

レートが…

2015年12月の記事だとすると、£1は120円じゃないので訂正した方がいいかも。そもそも120円になったことってありましたっけ? 他のコメント欄を見ると日付が2011年だったりするので、これっていつの記事だろうと思いつつ。


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://workingclass.blog109.fc2.com/tb.php/198-4bad83f5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

穴があったら入りたい «  | BLOG TOP |  » 日本で驚いたこと

プロフィール

Lady Masala

Author:Lady Masala
移民の街ロンドンへようこそ。
各国文化を織り交ぜつつ、
Lady Masala が厳選したイギリスらしいものをご紹介します。
欧州旅行記と自分の足で集めたヴィンテージ、アンティーク コレクションのお披露目も。
文中の太字をクリックすると関連記事にリンクします。

Travel.jp 「たびねす」

Travel.jp 「たびねす」 にてガイド記事を執筆中

Column Latte

生活情報サイト Column Latte にてコラムを執筆中

ブログランキング

にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ

target="_blank""人気ブログランキングへ""target="_blank"

カテゴリ

イギリス生活あれこれ (53)
年中行事 (10)
博物館めぐり (29)
移民の街ロンドン (22)
ぶらりロンドン (52)
ふらっとイギリス (34)
安くておいしい (77)
お茶のはなし (17)
エコライフ (22)
花鳥風月 (34)
掘出物 (32)
ヴィンテージ (72)
日本とイギリス (8)
書物に親しむ (16)
時には怒り (4)
欧州旅行記 (176)
フランス (25)
イタリア (5)
スペイン (39)
ポルトガル (32)
マルタ共和国 (17)
ドイツ (17)
ベルギー (23)
オーストリア (12)
たびねす (4)
Column Latte (4)

最新記事

月別アーカイブ

最新コメント

最新トラックバック

リンク

このブログをリンクに追加する

Copyright

このブログに掲載されている文章・写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

ユートラベルノート

Lady MasalaさんのMyノート

フォートラベル

ロンドン 旅行

訪問者数

ブログランキング

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

RSSリンクの表示

QRコード

QR