2017-10

テンプル教会

 テムズ川沿いを歩いていると格調高い建物が見えてきます。その美しい門は2つの法曹院、インナー・テンプルとミドル・テンプルへと通じます。法曹院は法廷弁護士の養成・認定に関する独占的な権限を持ち、イングランドとウェールズのすべての法廷弁護士および裁判官は4つの法曹院のいずれかに所属することが法律によって義務づけられています。

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法曹院へとつづく門
 一旦、法曹院の敷地に足を踏み入れると門の外とは違った厳粛でアカデミックな空気が流れています。敷地内には教会や庭園とともに図書館、宿泊施設などもあり、誰でも中を歩くことができます。一般の人々や観光客が目指すのは、ダン・ブラウンの一大ベストセラー「ダ・ビンチ・コード」の舞台にもなったテンプル教会です。

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テンプル教会祭壇
 Temple Church(テンプル・チャーチ:テンプル教会)は、現在では英国国教会の教会堂として使用されています。この教会の歴史は古く、1185年にテンプル騎士団のためにエルサレム総主教ヘラタレイオスによって献堂されたことにはじまります。
 テンプル騎士団は、1096年の第一回十字軍の終了後、ヨーロッパ人によって確保されたエルサレムへの巡礼に向かう人々を保護するために設立された騎士修道会です。騎士修道会の構成員は、修道士でありながら、戦闘のたびに武器を持って戦いました。

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等身大の彫像が、仰向けの安らかな姿勢で床に横たわっている。騎士たちは鎧一式に盾と剣といういでたちで忠実に再現されており、まるで眠っている隙に何者かが忍び込んで石膏で固めたかのような、不気味な印象を与える。
「ダ・ヴィンチ・コード」より ダン・ブラン:著 越前敏弥:訳

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テンプル教会外観
 1307年のテンプル騎士団廃止後、教会は一旦、王家の手に渡りました。その後、教会を借りて法学校を運営していた聖ヨハネ騎士団に与えられました。この法学校が現在の法曹院、インナー・テンプルとミドル・テンプルに発展しました。1608年には法曹院が永久的に教会の建物を使用する権利を得て現在に至ります。写真の建物は現在でも教会堂として使用されており、日曜日には信者のための礼拝がもたれています。

参考文献:Wikipedia

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テンプル教会とそのまわり、一種独特の雰囲気があり、ロンドンの好きな場所のひとつでした。
法曹院に所属する人の車なのでしょうか、クラッシックな高級車が結構止まっているので、勝手に写真撮ったりなんかしました(笑)。ダビンチ・コード、そういえばテンプル教会でてきましたね。映画はあまりヒットしなかったようですが(笑)。

ihatov1001様

こんにちは。
コメントの返信が遅くなって申し訳ないです。旅行に出ていました。
初めて法曹院の辺りを訪れた時は自分がここにいてもいいものかと気後れしてしまったことを覚えています。ここに属する人々はどのような生活をしているのか、私には想像もできません(笑)。ihatovさんのおっしゃるように高級車もたくさん停まっていますよね。映画のダ・ビンチ・コードはロンドンが出てくるというので映画館に見に行きましたが、イマイチでしたね(苦笑)。


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