異国情緒
2007年8月6日-9日
太陽を求めて南スペインのセビリアとグラナダを旅しました。この旅行の最大の目的は、グラナダのアルハンブラ宮殿を訪れることでしたが、セビリアの街も大好きになりました。街には南国の木々が生い茂り、ギラギラと照りつける太陽に赤いレンガの街並が映えました。道幅が広くゆったりとした市街地は、他のヨーロッパの都市とは異なり、人々に大らかな印象を与えていました。
セビリアはスペイン南部、アンダルシア州の州都です。712年にジブラルタル海峡を渡ってこの地にやってきたモーロ人に征服されてから、レコンキスタの進展により、1248年にフェルナンド3世によって再びキリスト教徒の手に委ねられまで、500年以上の間イスラム文化を繁栄させました。イスラム時代に建設された建造物は、キリスト教徒により若干の改装を加えられながらも、現在にいたるまで異国情緒溢れるセビリアの街並に彩を添えています。

アルカサル
アルカサルは、14世紀にイスラム文化に心酔していたペドロ1世の命により、イスラム時代の宮殿の跡地にムデハル様式で建設されたスペイン王室の宮殿です。グラナダのアルハンブラ宮殿を意識した構造ですが、15世紀から16世紀にも増築されたため、ゴシックやルネサンスなどの様式も見られます。アルカサルは世界遺産に登録されています。

アルカサル 庭の片隅に建つ東屋
イスラム風のモザイクが美しいこの東屋は、暑い外界とは裏腹に中はいかにも涼しそうでした。

アルカサル アンダルシアらしい赤いレンガの壁にまぶしい黄色い花

セビリア大聖堂
セビリア大聖堂は、1519年にモスクの跡地に完成したスペイン最大の教会です。ローマのサン・ピエトロ大聖堂、ロンドンのセント・ポール大聖堂に次ぐ規模を誇ります。内部にはコロンブスの墓があり、この大聖堂もアルカサルと同様に世界遺産に登録されています。
スペイン人のイメージは、ラテン系で彫が深くダークなイメージがありましたが、大部分の人たちはいわゆる「白人」でした。典型的なスペイン人は男女共に愛嬌があるけれど知的な顔をしていて私好みでした。南国の人たちには怠け者のイメージがつきまといますが、ホテルやお店の人は親切できびきびと忙しそうに働いていました。
太陽を求めて南スペインのセビリアとグラナダを旅しました。この旅行の最大の目的は、グラナダのアルハンブラ宮殿を訪れることでしたが、セビリアの街も大好きになりました。街には南国の木々が生い茂り、ギラギラと照りつける太陽に赤いレンガの街並が映えました。道幅が広くゆったりとした市街地は、他のヨーロッパの都市とは異なり、人々に大らかな印象を与えていました。
セビリアはスペイン南部、アンダルシア州の州都です。712年にジブラルタル海峡を渡ってこの地にやってきたモーロ人に征服されてから、レコンキスタの進展により、1248年にフェルナンド3世によって再びキリスト教徒の手に委ねられまで、500年以上の間イスラム文化を繁栄させました。イスラム時代に建設された建造物は、キリスト教徒により若干の改装を加えられながらも、現在にいたるまで異国情緒溢れるセビリアの街並に彩を添えています。

アルカサル
アルカサルは、14世紀にイスラム文化に心酔していたペドロ1世の命により、イスラム時代の宮殿の跡地にムデハル様式で建設されたスペイン王室の宮殿です。グラナダのアルハンブラ宮殿を意識した構造ですが、15世紀から16世紀にも増築されたため、ゴシックやルネサンスなどの様式も見られます。アルカサルは世界遺産に登録されています。

アルカサル 庭の片隅に建つ東屋
イスラム風のモザイクが美しいこの東屋は、暑い外界とは裏腹に中はいかにも涼しそうでした。

アルカサル アンダルシアらしい赤いレンガの壁にまぶしい黄色い花
ヒラルダの塔とセビリア大聖堂
97mの高さを誇るヒラルダの塔は、12世紀末にミナレット(モスクに付随し礼拝時刻の告知、アザーンを行うのに使われる塔)として建設されました。16世紀になってから鐘楼が付け加えられました。現在は展望台として使用されておりセビリア市内を一望できます。
セビリア大聖堂
セビリア大聖堂は、1519年にモスクの跡地に完成したスペイン最大の教会です。ローマのサン・ピエトロ大聖堂、ロンドンのセント・ポール大聖堂に次ぐ規模を誇ります。内部にはコロンブスの墓があり、この大聖堂もアルカサルと同様に世界遺産に登録されています。
スペイン人のイメージは、ラテン系で彫が深くダークなイメージがありましたが、大部分の人たちはいわゆる「白人」でした。典型的なスペイン人は男女共に愛嬌があるけれど知的な顔をしていて私好みでした。南国の人たちには怠け者のイメージがつきまといますが、ホテルやお店の人は親切できびきびと忙しそうに働いていました。
参考文献:Wikipedia
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● COMMENT FORM ●
昔、アンダルシア地方を周りました。ギラギラ照るつける太陽で、温度は40度以上にもなりました。ところが、あの乾燥した空気のお陰か、木陰に入れば快適でした。この地方も印象深いです。キリスト教とイスラム教の融合した文化遺産の数々はなんともいえない情緒を醸し出していました。
日本人の私が言うのも変ですが、イギリスと違い異国情緒であふれていますね。
スペインは結局行かずじまいでしたが、友人もいますしごはんもすごくおいしそうですし、いつか行ってみたいです。
アルハンブラ宮殿の思い出というクラッシック曲がありましたね(笑)。
スペインは結局行かずじまいでしたが、友人もいますしごはんもすごくおいしそうですし、いつか行ってみたいです。
アルハンブラ宮殿の思い出というクラッシック曲がありましたね(笑)。
ふうてんの旅人 様
こんにちは。私もアンダルシア地方の虜になりました。是非、もう一度、訪れてみたい場所です。この地方の建築物のように、キリスト教とイスラム教が上手に融合することができれば世界が平和になれるのにと考えてしまうのは私だけでしょうか。
ihatov1001 様
こんにちは。イギリス人は大のスペイン好きですが、私も天気の悪いロンドンからスペインに行って、彼らの気持ちが分かる気がしました。特にアンダルシア地方にはロンドンとは違う意味で(笑)イスラム教の雰囲気が漂っていてとても情緒のある場所でした。もし機会があれば是非、スペインに旅行なさってください。食べ物も安くて(ポンドが高いときに行ったのでそう感じました。)おいしかったです。クラシックギターの名曲「アルハンブラ宮殿の思い出」については、また今度、記事を書きます。
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