ドメネクの優雅さ
2008年8月13日-16日
バルセロナを旅するということは、ガウディの軌跡をたどる事であると言っても過言ではありません。しかしながら私は、どちらかというと圧倒的であると同時に幻想的なガウディ建築よりも、優雅で美しく繊細なドメネクの建築様式を好みます。

サン・パウ病院
サン・パウ病院は、バルセロナでガウディと共に名声を博した建築家リュイス・ドメネク・イ・ムンタネーによって設計されたムデハル様式の建物です。ドメネクは、1850年にバロセロナに生まれた建築家で政治家でもありました。彼はガウディも学んだバルセロナ建築学校で教鞭をとり、ガウディは彼の教え子でしたが、後にライバルとして並べ称されることになります。
ドメネクの「芸術には人を癒す力がある」という信念に基づいて建てられたこの病院には、いたるところにステンドグラスやタイル、彫刻などがあしらわれています。一般的に病院には憂鬱なイメージがつきまといますが、ステンドグラスを通して美しい光が院内に射し込むせいか、精巧なモザイクが目を楽しませてくれるせいか、サン・パウ病院に限っては暗い印象はありませんでした。装飾の見た目の美しさが心持まで明るくしてくれたのでしょうか。ドメネクの信念に偽りはなかったようです。サン・パウ病院は、現在でも現役の病院として機能しています。

カタルーニャ音楽堂
カタルーニャ音楽堂は、ドメネクによって設計されたコンサートホールです。明るい色のステンドグラスで装飾された窓ガラスや、花模様のタイルで飾りつけされた壁や天井が建物全体にかわいらしい印象を与えていました。残念ながら館内は撮影禁止でしたが、大ホールの天井を彩る黄色を基調としたステンドグラスは、息を呑むほど美しかったです。この音楽堂ではコンサートも催されています。このように美しいホールで音楽を聴けたなら、天国にいるかのような錯覚に陥るかもしれません。サン・パウ病院とともにカタルーニャ音楽堂は、世界遺産に登録されています。

サンタ・マリア・ダル・マル教会 キリストを抱くマリア
せつないくらいに美しいお顔のマリア様です。スペインの教会に安置されているマリア像には、人間らしい優しげな表情がります。時々、マリア様にお祈りしながら泣いている人を見かけます。そんな時マリア様は、悲しげだけれども頼もしい表情をしているように私には見えます。
今回バルセロナを旅して一番、印象に残っているのはスペイン広場で行われる噴水ショーです。夏の間は毎晩、ショーを楽しむことができます。ライトアップされた噴水が音楽に合わせてダイナミックに噴出しました。何時間見ていても見飽きることはありませんでした。音と光の織りなす大迫力のショーを見ながら、美しくダイナミックに夏の夜は更けてゆきました。曲がクィーンの「バルセロナ」になった時には、会場は大盛り上がりでした。
バルセロナを旅するということは、ガウディの軌跡をたどる事であると言っても過言ではありません。しかしながら私は、どちらかというと圧倒的であると同時に幻想的なガウディ建築よりも、優雅で美しく繊細なドメネクの建築様式を好みます。

サン・パウ病院
サン・パウ病院は、バルセロナでガウディと共に名声を博した建築家リュイス・ドメネク・イ・ムンタネーによって設計されたムデハル様式の建物です。ドメネクは、1850年にバロセロナに生まれた建築家で政治家でもありました。彼はガウディも学んだバルセロナ建築学校で教鞭をとり、ガウディは彼の教え子でしたが、後にライバルとして並べ称されることになります。
ドメネクの「芸術には人を癒す力がある」という信念に基づいて建てられたこの病院には、いたるところにステンドグラスやタイル、彫刻などがあしらわれています。一般的に病院には憂鬱なイメージがつきまといますが、ステンドグラスを通して美しい光が院内に射し込むせいか、精巧なモザイクが目を楽しませてくれるせいか、サン・パウ病院に限っては暗い印象はありませんでした。装飾の見た目の美しさが心持まで明るくしてくれたのでしょうか。ドメネクの信念に偽りはなかったようです。サン・パウ病院は、現在でも現役の病院として機能しています。

カタルーニャ音楽堂
カタルーニャ音楽堂は、ドメネクによって設計されたコンサートホールです。明るい色のステンドグラスで装飾された窓ガラスや、花模様のタイルで飾りつけされた壁や天井が建物全体にかわいらしい印象を与えていました。残念ながら館内は撮影禁止でしたが、大ホールの天井を彩る黄色を基調としたステンドグラスは、息を呑むほど美しかったです。この音楽堂ではコンサートも催されています。このように美しいホールで音楽を聴けたなら、天国にいるかのような錯覚に陥るかもしれません。サン・パウ病院とともにカタルーニャ音楽堂は、世界遺産に登録されています。
サンタ・マリア・ダル・マル教会
ガウディや ドメネクのすばらしい建築の他にも、バルセロナには数多くの見所があります。サンタ・マリア・ダル・マル教会は、バルセロナが地中海貿易で栄えた14世紀に船乗りたちの安全を祈願するために建てられました。現在、教会が建っている場所は、かつて陸と海との境界線で、航海の安全をマリア様に祈った場所でした。
サンタ・マリア・ダル・マル教会 キリストを抱くマリア
せつないくらいに美しいお顔のマリア様です。スペインの教会に安置されているマリア像には、人間らしい優しげな表情がります。時々、マリア様にお祈りしながら泣いている人を見かけます。そんな時マリア様は、悲しげだけれども頼もしい表情をしているように私には見えます。
コロンブスの塔
コロンブスの塔は、1888年の万博を記念して建てられたもので、塔の高さは約60メートルあります。塔内部にはエレベーターがあり、バルセロナの街を一望できます。今回バルセロナを旅して一番、印象に残っているのはスペイン広場で行われる噴水ショーです。夏の間は毎晩、ショーを楽しむことができます。ライトアップされた噴水が音楽に合わせてダイナミックに噴出しました。何時間見ていても見飽きることはありませんでした。音と光の織りなす大迫力のショーを見ながら、美しくダイナミックに夏の夜は更けてゆきました。曲がクィーンの「バルセロナ」になった時には、会場は大盛り上がりでした。
スペイン広場の噴水ショー
参考文献:Wikipedia・地球の歩き方スペイン
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