2017-06

南仏時間

2010年8月11日 ロンシャン宮 サン・ヴィクトール修道院
 この日は電車でアルルに行く予定でサン・シャルル駅に行きました。ところがその時間帯には保線工事が入るらしく、代行バスで倍の時間をかけて行くか、次に発車する午後の列車を待つかしかありませんでした。あと1時間、早ければ問題なく列車に乗ることができたようです。案内係のお姉さんが自動券売機のデータをチェックしながらそのように教えてくれました。
 この日はアルル行きを諦め、次の日の切符を予約しようとお姉さんが去った後に自動券売機を英語対応に切替えて目ぼしい時刻をチェックしました。しかし、先ほどのお姉さんがくれた紙の時刻表と券売機の時刻が一致していませんでした。そこで別の案内係のお兄さんに助けを求めました。このお兄さんはとても親切にまた別の時刻を提示しました。
 時刻表、券売機、お兄さん、一体どの時刻が正しいのか、混乱する私たちは、窓口で切符を予約しがてら確かめることにしました。結局、正しかったのは自動券売機の時刻でした。とても感じがよく、親切だったお兄さんの情報が間違えていて機械の情報が正しかったなんて、なんだか悔しい気がしました。
 でも、ここは南仏プロヴァンス、気にしない。気にしない。というわけでこの日は急遽、マルセイユ市内観光に切替りました。この日も朝から晴天で気温も高かったのでゆっくりとしたペースで観光を楽しみました。

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ロンシャン宮
 ロンシャン宮はもともと干ばつや人口増加に伴う水不足を解消するために19世紀に給水塔として建てられました。ヂュランス川から市内に運河を建設してその最終地点にこの宮殿を建設しました。現在は、左翼部分が美術館、右翼部分は自然史博物館として使用されています。宮殿の後ろは大きな公園で、昔は動物園だったらしく現在でも檻が残されています。
 公園では木陰で涼む地元の人や観光客の姿が目立ちました。保育園の園児たちが木陰でお昼寝をしていたのには少し驚きました。私がびっくりして立止まると、保育士さんたちが「あの人、何を驚いているのかしら。」というようなことを言いながら笑っていました。(あくまで想像ですが。)

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サン・ヴィクトール修道院外観
 サン・ヴィクトール修道院は、4世紀に殉職した聖者ヴィクトールを称えて5世紀に建てられました。教会内にはヴィクトールをはじめとする聖者の遺骨がガラスケースに入れられて収められています。地下の礼拝堂にはたくさんの石棺が安置されており、古いものは5世紀頃までさかのぼることができます。

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サン・ヴィクトール修道院祭壇付近の様子
 教会内部にはきらびやかな装飾はありませんが、ステンドグラスに外の強い日差しが反射して硬い石の壁に美しい色をつけていたのが印象的でした。

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サン・ヴィクトール修道院地下礼拝堂
 地下の礼拝堂は思いのほか広く、キリスト教以前のギリシャ・ローマ的な装飾が至る所に見受けられました。写真の子ども用の石棺はギリシャ様式です。

読んでくださいましてありがとうございました。
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こんにちは!

お天気に恵まれたようですね。
マルセイユ、観光で楽しめる場所が沢山ありますね♪
わたし、博物館、教会大好きなので
とっても勉強になりました。

ありがとうございます♪

三十路オンナ様

こんにちは。
これで三十路オンナさんの次の旅行先が決まりましたね!!
マルセイユは真夏は暑いですが、湿度が低いので日本の夏よりは過ごしやすいかもしれません。
もし訪れることがあれば、おいしいブイヤベースを食べて、持ちきれないほどの石鹸を買い込んでください!!私は石鹸を買いすぎたのか、空港で石鹸の袋を開けられ、中身をチェックされました。勿論、石鹸だとわかったので全部、持って帰ることができましたが、チェックされているときは、没収されたらどうしようと気が気ではありませんでした。


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