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2024-04

ストライキ下の手術でNHSの好感度急落

前回からのつづき

ジュニアドクターのストライキの日にサンプル採取のための手術の日が重なりました。

麻酔から覚めて、リカバリールームに移されたときに患者が私一人であることに気づきました。
看護師さんたちは私の面倒をよく見てくれましたが、私に一刻も早く家に帰ってほしいという空気は隠せません。
私もその気持ちはよく分かりますし、すぐにでも帰れるほどに体力が回復していればそうしたでしょう。
でも、この日は一度目の手術の時よりも麻酔の副反応が強く出て、吐き気がしました。
横になっているうちはまだよかったのですが、あまりにも急かすので帰り支度をしようと立ち上がった途端、ひどい吐き気がしてトイレに駆け込みましたが、何も出てこず。

そんな状態で病棟から出され、相棒の待つ待合室に行きました。
歩くのもやっとで待合室のソファーに倒れこむ私を見て驚いた相棒が、「こんな状態の妻を連れて帰ることはできない」と強く言ってくれたおかげか、リカバリールームに戻してもらえました。
自家用車で帰るのならともかく、キャブ(タクシー)で吐き気を堪えながら移動することを考えると泣きそうになります。

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このサンドイッチを食べてから吐き気が...

病室に戻されて、看護師さんが吐き気止めの注射を打ってくれました。
1時間程度と釘を刺されながら横になっていると、執刀医のT先生が「彼女を起こして帰させろ。自宅で十分な休養を取ってもらうのがそもそもの方針だ」と看護師に命じているのが聞こえてきました。
はい、T先生の言っていることは正しいです。
でも、患者の立場での発言ではないですよね。

医者に命じられて看護師さんが私を起こしに来ました。
彼女に迷惑がかかるのも申し訳ないので、今度こそは帰ることにしました。
というか、帰るしか私には選択肢がなかったわけですが。
注射のお陰か、吐き気が治まっていたのは幸いでした。

私は今までNHSにお世話になり、言葉にできないくらいの感謝の気持ちを持っています。
たった一度の経験で不信感を抱いてしまうのはフェアではありません。
でも、数え切れないほどよくしてもらったことよりも、たった一度納得がいかなかっただけで信用が途切れてしまうことがある、特に体も心も弱っているときはそうなのだということを知りました。
そもそも、ジュニアドクターのストライキの日に手術をしなくてはならなかったのは、T先生、あなたが手配した検査の結果を見届けるのを忘れたからではありませんでしたか?

おまけ
手術の次の朝、肩と脇腹の三か所にメタルのついたパッドが張り付いているのを発見してしまいました。
自分で安全に剥がせるかどうかわからなかったので、病院に電話をして看護師に確認しました。
私の下手な英語では看護師に理解してもらえず、写真を撮ってメールで送りましたよ。
結局、心電図電極パッドだったことがわかり自分で取りましたが、ジュニアドクターストの日に決行された手術、全てがズサンな感じでした。

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● COMMENT FORM ●

はじめまして。
いつもブログを拝見しております。
今までの病院での対応を読みながら涙が出てしまいました。
私自身も病院で検査したり手術の経験もあるので、術前術後の諸々の事や医療従事者の対応など、いろいろ思いました。
日本でも心無い医師やレントゲン技師、看護師など やはり色々ですが
やはり病気で肉体的にも精神的にも弱っている時、もっと細心の注意を払って心を配って欲しいですよね。
どんなにお辛かった事でしょう。
どうかくれぐれもお大事になさってください。
突然のメールでお許しください。

Re: タイトルなし

さくら様
はじめまして。
温かいコメントと拙ブログへのご訪問、ありがとうございます。
健康だけが取り柄だと思っていた私が手術をすることになったこと自体に自分自身でも驚いています。
2回目の手術もいろいろな経験のひとつだと思えればよいのですが、体が弱っているとなかなかそうは思えないのが辛いところです。
とはいえ、イギリスの医療従事者は明るくて感じのよい人が多いです。
もちろん、雑な人や心配りのできない人も一定数いるのも事実ですけれども。
さくらさんのコメントで日本でもそのような医療従事者がいることを知り意外に思いました。
(海外生活が長いと日本がユートピアみたいに思えます。)
さくらさんも手術の経験があるとのことですが、お互い健康には留意したいものですね。
どうかご自愛ください。


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