離婚の構造
夫婦のどちらかが大病を患ったことが原因で離婚してしまうカップルは意外と多いらしいという話を聞いたことがあります。
病気を克服して間もなく、闘病生活を支えた夫と離婚するとか、病気療養中の妻と離婚するとか。
このような話題が芸能人のゴシップなら、パートナーを捨てた妻や夫を責めるところですが、自分ががんになってみて、なぜそんなことになってしまうのか分かるような気がしました。
私ががんの告知と手術を受けたのは、相棒の仕事が一年のうちで最も忙しい時期と重なりました。
それでも仕事の合間を縫って、検査や医師との面談に付き添ってくれた相棒。
手術の日は一日中、仕事をしながら病院で待機してくれました。
彼としては、それが私のためにできる精一杯のことだったのです。
夏のホリデーが終わってお互い仕事に戻ってから、妻の様子がおかしくなります。
呼吸困難を訴えたかと思えば、食事が喉を通らなくなり、更年期障害かと思っていたら、最終的にはがんの告知を受けるに至ります。
相棒の立場で数ヶ月を振り返ると、心配で仕方がなかったのではないかと思います。
仕事も忙しいし、もう、いっぱいいっぱいだったのではないでしょうか。
私の手術が終わった直後に、階上から水漏れがありました。
このとき、相棒がキレました。
うるさい住人の不注意で起こったことなので、私たちが怒るのは当然ですが、そんなに怒りを爆発させる必要もないのにというくらいに。
私はそんな相棒を見て、この人は水漏れだけにキレているのではなく、私の手術とかそういう状況も含めた諸々のことに対して決壊してしまったのだなということに気がつきました。
part 2 へつづく
病気を克服して間もなく、闘病生活を支えた夫と離婚するとか、病気療養中の妻と離婚するとか。
このような話題が芸能人のゴシップなら、パートナーを捨てた妻や夫を責めるところですが、自分ががんになってみて、なぜそんなことになってしまうのか分かるような気がしました。
私ががんの告知と手術を受けたのは、相棒の仕事が一年のうちで最も忙しい時期と重なりました。
それでも仕事の合間を縫って、検査や医師との面談に付き添ってくれた相棒。
手術の日は一日中、仕事をしながら病院で待機してくれました。
彼としては、それが私のためにできる精一杯のことだったのです。
夏のホリデーが終わってお互い仕事に戻ってから、妻の様子がおかしくなります。
呼吸困難を訴えたかと思えば、食事が喉を通らなくなり、更年期障害かと思っていたら、最終的にはがんの告知を受けるに至ります。
相棒の立場で数ヶ月を振り返ると、心配で仕方がなかったのではないかと思います。
仕事も忙しいし、もう、いっぱいいっぱいだったのではないでしょうか。
私の手術が終わった直後に、階上から水漏れがありました。
このとき、相棒がキレました。
うるさい住人の不注意で起こったことなので、私たちが怒るのは当然ですが、そんなに怒りを爆発させる必要もないのにというくらいに。
私はそんな相棒を見て、この人は水漏れだけにキレているのではなく、私の手術とかそういう状況も含めた諸々のことに対して決壊してしまったのだなということに気がつきました。
part 2 へつづく
トラベルjp にてガイド記事を執筆中 です。よろしければそちらもご覧ください。
読んでくださいましてありがとうございました。
ブログランキングに参加しています。よろしければバナーのクリックをお願いします。
↓
スポンサーサイト
● COMMENT FORM ●
トラックバック
http://workingclass.blog109.fc2.com/tb.php/1370-668a88be
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)