2017-09

Chippy

 イギリスの国民食 Fish and Chips(フィッシュ&チップス)は、揚げた白身魚(イギリスではフィッシュといえばタラが一般的です。)とチップス(フライドポテト)を組み合わせた庶民的な料理です。パブやレストランのメニューにもありますが、Take away(テイクアウェイ:米語では Take out)メニューの定番です。街中にある Chippy(チッピー:フィッシュ&チップスを扱うお店の愛称で Chipper〈チッパー〉、Chipshop 〈チップショップ〉とも言います。)で仕入れたアツアツのチップスを待ちきれずに歩き食いするのもおいしい食べ方の一つです。モルトビネガーをかけて食べるのがイギリス流です。

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イギリス人の知人がお勧めの Chippy

 魚やイモを揚げて食べる習慣はヨーロッパ全域に広がっていますが、この二つの組合せを最初に導入したのは、1860年に Joseph Malin(ジョセフ・マリン)がロンドンで開店したフィッシュ&チップスのお店であるといわれています。19世紀後半に北海での底引き網漁が著しく発達したことから、安価でおいしいフィッシュ&チップスは労働者階級の人々の間に急速に広がってゆきました。

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店内の様子 フィッシュが大きい!!
 このお店はイタリア系の家族が経営しています。チッピーの店主はなぜかイタリア系が多いです。壁にイエス様の肖像画が飾ってあります。ロンドンにある八百屋さんや安カフェ、テイクアウェイの店内には宗教的な絵が飾られていることがあります。壁にかかっている絵を見ることによって店主の宗教がわかります。

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袋には「フィッシュ&チップスチップスは完璧な栄養食です。」と書かれています!!

 私がこのお店に行ったのは金曜の夜で、店内は労働者階級の人々で大賑わいでした。カウンシルハウスに住んでいそうな三人の子持ちのお母さん、労働者風の中年のおじさん、トラックスーツ(トレーナー上下)を着たガテン系のお兄さんたち。
 そこに飛び交うのは勿論、コックニー(ロンドンの労働者階級の人々の間で話される英語)です。彼らは見た目が少し怖いせいでとっつきにくいのですが、人懐っこくて気さくな人が多いので、一度、きっかけをつくれば世間話に花を咲かせたりということもあります。日本で注目される一部の上流階級出身の上品な紳士、淑女だけがイギリス人ではありません。労働者階級に属する庶民的な彼らこそがイギリス社会を根底から支えています。

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フィッシュ&チップス
 完璧な栄養食!?揚げ物は控えて緑の野菜も食べましょうと言われそうです。

参考文献:Wikipedia

読んでくださいましてありがとうございました。
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Typical!まさにイギリス!という感じですね(笑)。
私は両方はとても食べ切れなかったので、
いつもチップスのみをテイクアウェイしておりました。
わら半紙をラッパに作ってくれて、そこに山盛りチップスを入れてもらい、
モルトビネガーかけて食べておりました。当時1ポンドでした。
今すぐイギリスに飛んで行って、熱々のチップスをほおばりたいです(笑)。

えっ!イタリア人経営のチップショップって初めてです。
うちの方はギリシャ、トルコ、キプロス人が圧倒的ですね。。。
土地によって違うのかな。。。
私も今日はソーセージ(衣つき)&チップス食べました。
冬になるとチップスがおいしくなりますね^^。

ihatov1001様

こんにちは。
私は写真のお店に行って、何を血迷ったかラージチップスとラージコッドを注文してしまいました。次の日のお昼ご飯も心配する必要がなくなりました。あつあつのチップスにモルトビネガー、最高においしいですよね。
今でもチップスはスモールだと1ポンドで買えると思います。お店によって冷凍チップスか自家製(と、言ってもイモの皮をむいて揚げるだけですが。)チップスかの違いがあり、初めていくお店では賭けのようなものです。やはり評判の良いお店のチップスは自家製ですね。

catswhiskers 様

こんにちは。
私がベスナル・グリーンに住んでいたときも近所にイタリア人の老夫婦が営んでいる下町風のチッピーがありました。「イギリス名物なのにどうして外国人が経営しているんだ。」と少し疑問に思っていましたが、写真に写っているお店もイタリア系(写真に写っているトニーさんは二世ですが。)のファミリーが経営しています。トルコ、ギリシャ系のチップショップが多いのは納得ですね。ケバブついでにチップスも売ってしまえというやつですね。これまたイーストに住んでいた頃ですが、近所のチャイニーズのテイクアウェーにもフィッシュ・アンド・チップスが売っていました。
寒くなってくると脂っこいものが食べたくなりますね。衣つきのソーセージって!?ふにゃふにゃソーセージに衣をつけて揚げるのですか!?もしそれで正解なら、今度、やってみたいです。衣は小麦粉を水で溶いたものでいいのでしょうか?どこかに売っているのならそれを先に試してみようかな。

こんにちは!

Fish&Chips、大好きです♪
私もモルトビネガーで頂くのがすきです。

とっても大きくて、ボリュームありそうですね。
>労働者階級に属する庶民的な彼らこそがイギリス社会を根底から支えています。
↑そうですよね。また、現地の情報楽しみにしています♪

三十路オンナ 様

こんにちは。
写真のお店で買って食べたFish&Chipsはお魚もおイモもとてもおいしかったです。お店に行ったときには、とてもお腹がすいていたのでLサイズを注文したらとても大きくてびっくりしてしまいました。
庶民派の私はチッピーや安カフェなどの飾らないお店が好きです。
実は、三十路オンナさんのブログに時々、チップスが載っていて、それで食べたくなって買いに行ってしまいました♪

ほほ~、じゃあ別に土地柄ってわけでもなく、
イタリア人経営のチップショップは多いんですね~。
イギリス人経営っていうのが一番見ないかも知れませんね。
そうそう、チャイニーズでもチップスありますよね。ちょっと一味違う気がします。
味の素がかかっているのかも。(笑)
あ、衣付きソーセージって自分で作ったわけじゃなくて
チップショップの「ソーセージ・イン・バター」です。
フィッシュと同じ衣で揚げてあるやつです。
初めはあんなに脂っこいソーセージを衣で揚げる!?って
びっくりしましたが、はまっちゃいました。(笑)
魚より安いし、大きさ的にもちょうどいいです。

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catswhiskers様

こんにちは。
「ソーセージ・イン・バター」ですね。とても食べたいです。今度、絶対に食べます!現在の、「楽しみにしていることランキング」の第1位です。チップショップでメニューをしげしげと眺めたことがなかったのですが、きちんと見ないとダメですね。私はまだピクルド・エッグも食べたことがないです。いつも注文しようと思うのですが、「いや、また今度にしよう。」と思ってしまうんですよね。あれは。
チャイニーズのチップスは味が微妙に違うのですか!?私はまだ食べたことがないので、これも是非。チャイニーズのテイクアウェーに行くと、どうもチャイニーズしか買ってはいけないような気がして洋モノは避けていました。考えてみるとまだやってないことがたくさんあります♪

カギコメ様

はじめまして。こんにちは。
なんとも励みになるメッセージをありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。


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