2017-08

The Secret Garden

 ロンドン市内にはいたるところに公園があります。芝生だけの公園もあれば花壇や池がある公園もあります。こうした公園の多くは皇族や資産家の所有していた土地で、住居として使っていたマナーハウスの庭であったこともしばしばです。国や地域がその広大な土地を買上げて、現在は公的施設として開放されている場所もあれば、土地の所有者が善意で一般に開放している場所(Common Land:コモンランド)もあります。
 マナーハウスがあり、花壇には季節の花が咲き乱れ、大小の池には水鳥が泳いでる、そんな理想的な公園を見つけました。この公園はいくつかの区画に仕切られています。ボール遊びができるオープンスペースの近くには、子ども用の遊具施設があります。子どもたちも犬も元気に駆け回ります。喧騒を離れて静かに読書を楽しんだり、ボーっとしたいときは、池の近くのベンチに陣取ります。時々やって来る水鳥の姿を見ているだけでもリラックスできます。喉が渇いたら公園内の小さなカフェに行って読書の続きをします。

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水鳥も時々やって来る
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Pitzhanger Manor House
 現在の Pitzhanger Manor House(ピッツハンガー・マナーハウス)は、建築家であった Sir John Soane(ジョン・ソーン)が所有していた1800年代前半の状態が再現されています。彼は17世紀に建てられたマナーハウスを大幅に改築しました。マナーハウスの一部は見学が可能で、特設展示のためのギャラリー(現代美術の展示が多いです。)としても一般に公開されています。

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マナーハウスの横のバラ園
 イングランドの国花は正式には、チューダー・ローズです。1455年から1485年のチューダー朝成立まで続いた王位継承戦争は、争っていた二つの家の紋章がバラであったことから、後にバラ戦争と呼ばれました。ランカスター家は赤いバラをヨーク家は白いバラを紋章としていました。
 バラ戦争は、ランカスター家のヘンリー7世とヨーク家のエリザベスの結婚によって終結し、赤と白を組み合わせたチューダー・ローズを新しい紋章として採用しました。このチューダー・ローズがイングランドの国花です。しかしながらこのチューダー・ローズは実在しないので、イングランドの国花は便宜上、赤いバラということになっています。

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秘密の花園
参考文献:Wikipedia

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● COMMENT FORM ●

おはようございます!

本当にロンドンって公園がおおいですよね!

実際に私もいってみて、
素敵だなーと思いました。

>チューダー・ローズがイングランドの国花です。しかしながらこのチューダー・ローズは実在しないので、イングランドの国花は便宜上、赤いバラということになっています。
↑こういういきさつだったのは初めて知りました。
とっても勉強になりました!

ありがとうございます♪

P.S 勝手ながらリンクさせていただきました♪
またブログの更新楽しみにしていますー!!!

Pitzhanger Manor House 、私はまだ一度も訪れたことがありません。本当に、秘密の花園の映画のロケ地になりそうな美しさですね。チューダーローズも綺麗・・・
初めてコベントガーデンに行った時(たまたまオペラを見に行ったんです)あまりの幻想的な美しさというかたたずまいに私達日本人が思い描く、「庭園」のイメージとあまりに違うのに驚き、ああ、庭ってこういうものなんだなぁ、と「秘密の花園」が生まれた土壌を深くかみしめました。家というか建物も、池も、歩道も、納屋とかガレージ、飛んでる鳥まで包み込んで全部調和しあってそれぞれがワンパーツになってるようなングリッシュガーデンの美しさ、大好きです。masalaさんのところにくると美しくて楽しいものがいつも見れて嬉しいです。(#^.^#)ありがとうございます。

こんにちは

チューダー・ローズのお話、素敵ですね。
現代の品種改良の技術でなら、作り出せそうな気もしますけれど、その名前をつけることは今後もないのでしょうね。

三十路オンナ様

こんにちは。コメントをありがとうございます。リンクの件、ありがとうございます。私もリンクさせていただきました。これからもよろしくお願いします。

私もロンドンにある数ある公園が大好きです。誰でも利用できるので本当に助かっています。気候がいいときにはサンドイッチを持参すればカフェいらずです。そこでぼーっと人間観察をするのも楽しいです。

美雨様

こんにちは。コメントをありがとうございます。
私はこのブログに時々イギリスの悪口も書きますが、イギリスはとても寛大な国だと思います。市民や旅行者が無料で楽しめる施設がたくさんあります。公園もその一つだと思います。この公園に行けば美しいバラを心ゆくまで堪能することができます。最近、私は週末ごとにここの公園に足を運んでいます。写真を撮った日はお天気がぱっとしなかったのが心残りです。からっと晴れた日にまた出かけたいです。
美雨さんは、コベントガーデンでオペラをご覧になったのですね。私はまだ見たことがないので今度、行ってみたいと思います。

カテンベ 様

こんにちは。コメントを残してくださいましてありがとうございます。イギリス人はバラが大好きです。勿論、バラは美しい花なので誰もが好きなお花でしょうが、それ以上の何かがあるような気がしてバラについて調べてみました。そうしたらチューダー・ローズのエピソードがあったのですねぇ。なるほどなるほど、と自分で納得してしまいました。

masalaさん、デンマーク戦、ニッポン勝ちましたよ!ニッポン、W杯初の決勝戦進出です!!有言実行です。(^o^) ロンドンでもW杯のことでもちきりでは。日本の試合はまるで映りませんか?
ここのところ良いニュースがほとんどなかったから、これで日本も活気づきますね。
三点入ったときには、起きててよかった(=^・^=)と思いました。

masalaさんにとっても今日は何か素敵なことが沢山おこる日になりますように!(#^.^#)

「チューダー・ローズ」に関する歴史の勉強になりました。ありがとうございました。
国や地域が管理しているのなら兎も角、所有者が管理し、一般人に公開とは相当な維持費が必要となりますね。所有者は税金の控除とかあるのですかね。自腹でとなると大変な額ですね。

美雨様

W杯のことでもちきりのロンドンでも、デンマーク戦を観戦することが出来ました。試合時間がちょうど夕方から夜にかけてだったのでテレビを見ていた人も多いと思います。日本人の同僚はパブで観戦すると言っていました。私も試合を家のテレビで見ていました。真剣に見ていたわけではなかったのですが、日本が点を入れた時にはしばらくテレビに釘付けになりました。日本のサッカー選手たちのレベルが上がってきているように思えて嬉しかったです。三点も入れるなんて本当にすごいですね。次の試合も頑張って欲しいと思います。

masalaさんにとっても今日は何か素敵なことが沢山おこる日になりますように!(#^.^#)
↑素敵な励ましをありがとうございます。
日本の選手たちに元気を貰って美雨さんもファイト!!

ふうてんの旅人 様

こんにちは。
Common Landのことをもう少し詳しく調べてみました。公園として一般に開放されているようなCommon Landは大抵、地域(行政)が管理をしているようです。所有者がその土地に対しての税金を収めているかまでは調べられませんでしたが、維持費は行政が負担していることが多いようです。個人の力では広大な土地を維持していくのは大変ですから、一般に開放する代わりに行政が費用を負担するといったところでしょうか。


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