ワクチン接種について思うこと
イギリスでは、ワクチン接種が着々と進んでいます。
3300万人以上の人が少なくとも1度以上のワクチンを接種したそうです(4月22日現在)。
私の周囲のほとんどの人はワクチン接種に肯定的で、世間でも否定的な意見はあまり聞かれません。
私もワクチンは接種すべきであると思う一人ですが、ひとつ気になるのは、イギリスのメディアではワクチンのリスクについてについてはほとんど公表されなかった点です。
ほとんどの日本人は、コロナに限らずワクチン接種には最悪の場合は死に至る危険性があることを知っていますが、それを知らないイギリス人がとても多いのです。
市販薬の説明書には副作用の症状が列挙されています。
痛み止めなのに強い痛みが出ることがありますなど、怖くて薬を飲めなくなるようなことがたくさん書かれています。
どれくらいの人が真剣に読むかはわからないですが、読む人が少ないからといって副作用のリスクを提示しないわけにはいきません。
それと同じように、ワクチンの副反応やリスクについても事前に公表すべきだと思いました。
新薬で情報が未知数というなら、ワクチン接種に限らず全ての薬、そして医療行為には絶対安全ということはありえないことを知らせる義務があるのでは?と思ってしまいました。
イギリスの病院で治療を受けたことがあります。
事前に治療内容や副作用についての説明があり、治療したい場合には書面に署名を求められます。
インフォームド・コンセントということなのでしょうが、専門用語も交えた(しかも英語)書面を読まされてサインがないと治療が続けられないと言われたときには少なからず動揺しましたが、危険はどのくらいの確率でおこるのか、危険を冒してでもその治療を受ける(薬を飲む)価値があるのかを決めるのは最終的には自分なのだということを、その時思い知らされました。
医療に関してはそこまで徹底しているイギリスなのに、リスクに触れようとせずワクチン接種を推し進めている点には違和感を感じました。
イギリスは情報統制されているどこかの国とは違って、民主主義の国です。
どのような事柄についてもよい面と悪い面があることを包み隠さず知らせたうえで、国民にその是非を問うという姿勢を貫いていたところに好感をもっていましたが、今回ばかりはそうでなかったことを残念に思います。
ワクチンのリスクについての情報を積極的に公表しなかった理由は、ただひとつ。
そんなことを公にしてしまえば、接種率が低下するからです。
アストラゼネカ製のワクチンで血栓の問題が出てきたことが話題に上り始めた直後は接種率が下がったといいます。
イギリスの感染者数、死者数を考えれば、国民を守るために公表したくなかった気持ちは理解できなくもないですが、危険性を包み隠さず公表したうえで、それを上回る価値があることを大々的に宣伝すべきだったと思います。
ワクチンを接種して死に至る可能性はコロナに感染して死亡するよりも低いこと、接種することは自分だけでなく周囲の人、そして、医療現場を守ることになることを強調すれば、大部分の良識ある人はワクチン接種を拒否しないのではないでしょうか。
3300万人以上の人が少なくとも1度以上のワクチンを接種したそうです(4月22日現在)。
私の周囲のほとんどの人はワクチン接種に肯定的で、世間でも否定的な意見はあまり聞かれません。
私もワクチンは接種すべきであると思う一人ですが、ひとつ気になるのは、イギリスのメディアではワクチンのリスクについてについてはほとんど公表されなかった点です。
ほとんどの日本人は、コロナに限らずワクチン接種には最悪の場合は死に至る危険性があることを知っていますが、それを知らないイギリス人がとても多いのです。
市販薬の説明書には副作用の症状が列挙されています。
痛み止めなのに強い痛みが出ることがありますなど、怖くて薬を飲めなくなるようなことがたくさん書かれています。
どれくらいの人が真剣に読むかはわからないですが、読む人が少ないからといって副作用のリスクを提示しないわけにはいきません。
それと同じように、ワクチンの副反応やリスクについても事前に公表すべきだと思いました。
新薬で情報が未知数というなら、ワクチン接種に限らず全ての薬、そして医療行為には絶対安全ということはありえないことを知らせる義務があるのでは?と思ってしまいました。
イギリスの病院で治療を受けたことがあります。
事前に治療内容や副作用についての説明があり、治療したい場合には書面に署名を求められます。
インフォームド・コンセントということなのでしょうが、専門用語も交えた(しかも英語)書面を読まされてサインがないと治療が続けられないと言われたときには少なからず動揺しましたが、危険はどのくらいの確率でおこるのか、危険を冒してでもその治療を受ける(薬を飲む)価値があるのかを決めるのは最終的には自分なのだということを、その時思い知らされました。
医療に関してはそこまで徹底しているイギリスなのに、リスクに触れようとせずワクチン接種を推し進めている点には違和感を感じました。
イギリスは情報統制されているどこかの国とは違って、民主主義の国です。
どのような事柄についてもよい面と悪い面があることを包み隠さず知らせたうえで、国民にその是非を問うという姿勢を貫いていたところに好感をもっていましたが、今回ばかりはそうでなかったことを残念に思います。
ワクチンのリスクについての情報を積極的に公表しなかった理由は、ただひとつ。
そんなことを公にしてしまえば、接種率が低下するからです。
アストラゼネカ製のワクチンで血栓の問題が出てきたことが話題に上り始めた直後は接種率が下がったといいます。
イギリスの感染者数、死者数を考えれば、国民を守るために公表したくなかった気持ちは理解できなくもないですが、危険性を包み隠さず公表したうえで、それを上回る価値があることを大々的に宣伝すべきだったと思います。
ワクチンを接種して死に至る可能性はコロナに感染して死亡するよりも低いこと、接種することは自分だけでなく周囲の人、そして、医療現場を守ることになることを強調すれば、大部分の良識ある人はワクチン接種を拒否しないのではないでしょうか。
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