春の訪れとロックダウン緩和

３月になり、花が咲き始めました。
クロッカスに次いで、イギリスでは春の訪れを告げる花といわれるラッパ水仙もちらほらと見かけるようになりました。
去年の今頃は、まだロックダウンは始まっていませんでしたが、これから一体どうなってしまうのだろうという不安を感じる毎日だったように記憶しています。
花を見てきれいだなと思ったことは確かですが、それよりも、予約しているホリデーには行けるの？とか、万が一ロックダウンになったらどのように仕事をすすめるの？というようなことを考えるあまりに、花を楽しむ余裕はありませんでした。



去る２月２２日にボリス・ジョンソン首相からイングランドにおけるロックダウン解除に向けたロードマップが発表されました。
結論から言えば、完全にロックダウンが終わるのは６月２１日以降を予定しているとのことで、まだまだ先の話です。
しかも、ワクチン接種が順調に行われ、これ以上の変異種が発見されないことを仮定してのこと。
それでも、近い将来に明るい兆しが見えているというだけで不安な気持ちは大分軽減されます。



３月８日から学校が再開。
長期にわたるオンラインでの家庭学習がようやく終わります。
友だちと会えない日々を耐え抜いた子どもたち、そして、家庭学習を支えた保護者の皆様方、大変お疲れ様でした。
３月２９日からは、屋外スポーツ施設が再開され、Stay at Home の方針は一応のところ終了するそうですが、ロックダウンは継続。



このような段階を踏んで、生活必需品以外の物を売る小売店が再開するのが４月１２日以降、レストラン内で食事ができるようになるのが５月１７以降（屋外テーブルでは４月１２日から）と、まだまだ長い道のりですが、夏には旅行ができるように今は気を抜かずにステイホームの生活を続けましょう。
バラがきれいに咲きそろった頃にロックダウンも終わると考えると、少しは気分が盛り上がります。

LINE トラベルjp にてガイド記事を執筆中 です。よろしければそちらもご覧ください。

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