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2023-02

杵屋麦丸でうどんを食べたよ

久々に外食をしました。
手術以来、初めてです。
私がというよりは、相棒が前から気になっていた杵屋麦丸さんでうどんをいただきました。
私はエビ天ぷらうどんで、相棒は揚げ豆腐カレーうどん。
私たちが訪れた日には、私以外、スタッフにもお客さんにも日本人らしき人が一人もいなかったので大して期待もしていませんでしたが、とてもおいしかったです。
コシのある麵と、だしの効いたつゆ。
久々においしい和食を食べました。
(普段食べているのは、自分で作ったなんちゃって日本食。)

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日本人の私的にひとつ物足りなさを感じたのは、つゆがぬるかったこと。
(そして、写真を見るとつゆの量も少ないですね。)
一般的にイギリスでは、日系のレストランであっても日本でのように熱々のつゆやスープは出てこないので仕方がありません。
イギリス人は猫舌なのか、熱々を食べる習慣がないのか(多分これが正解)、汁物から湯気が上がっているところをほとんど見たことがなかったです。
私がそのことについて文句を言うと相棒は、自分のつゆは十分に熱かったと主張しましたが、味見をした私にはぬるいとしか思えなかったのです。
イギリス人にとっては、ぬるいくらいがちょうどよいみたい。

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相棒は安くておいしいと喜んでいましたが、私はおいしいけれども安いとは思えませんでした。
天ぷらうどんもカレーうどんもどちらも10ポンドくらいだったので、日本円にすると一杯1600円くらい。
日本食以外だと全く気にならないのですが、日本食を食べに行くとどうしても日本円に換算してしまいます。
イギリスの物価は高いので仕方がありませんけれどもね。
あー、日本に帰っておいしいうどんが食べたいです。

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見つめられる相棒

先日、地下鉄構内で偶然同僚に会いました。
同僚は職場へ、私は反対方向の病院へ向かう途中で、お互いにとても驚きました。
「おはようございます。これから手術です」と私が言いつつ同僚の顔を見ると、彼女は付き添ってくれていた相棒に釘付け。
あぁ、またか。

時々あるんですよね。
私が相棒と一緒に歩いていて、偶然知人と会ったときになどに彼を紹介すると、相棒が見つめられることが。
なぜそうなるのかは何となく分かります。
彼も歳をとり、お腹も出てきて髪も薄くなりましたが、昔は男前でした。
私はとても外見が地味なので、Masara さんの旦那さん?ということなのでしょう。
結局、同僚は私と二言三言会話を交わす間、ずっと相棒を見つめていました。

主治医となるT医師との初めての診察の時も、なぜだか彼は相棒の方しか見ません。
英語を全く理解しない奥さんやお母さんのために通訳として付き添う家族の方も多いので、その時主治医は相棒を私の通訳と理解したのかもしれません?
でも、診察前に住所やアレルギーの有無などの一般的な質問を私にして、私も普通に答えていたのですけれども。
「服を脱いで横になって」と主治医が相棒の方を見て言ったときには、私も相棒も相当に困惑してしまいました。
(当たり前ですが、横になるのは患者である私でした。)

極めつけは、数年前にトーキーに旅行に行った際に入ったタイレストランでテイクアウェー(イギリス英語でテイクアウトのこと)をしたとき。
お店に入るとレジにいた中国系と思われるタイ人男性が対応してくれました。
メニューを見ながら質問をする相棒に釘付けになってしまった彼の内面は間違いなく女の子。
「グリーンカレーはいちばん辛いと言われているけど、辛くないのが好きなら控えめにできるわぁ」などと言いながらうっとり。
私のことなど全然目に入っていません。

「携帯番号教えて、できたら連絡するから」
と、何度も相棒の番号を繰り返し唱えながらメモしていました。
電話がかかってきたので取りに行くと、カウンターには厨房から出てきたと思われるシェフもお待ちかね。
受け付けの彼と、浅黒く精悍な東南アジア系のシェフとがドキドキワクワクしながら相棒を待ち構えていたのです。

これは全くの想像ですが、シェフは彼のパートナーで、受け付けの彼(彼女かなぁ)が、「ねぇ、さっき、とっても私好みのお客さんが来たの。あなたも見たいでしょ」とでも言って、二人で待っていたのでしょう。
シェフの目も相棒に釘付け。
「熱いから気を付けて持って帰ってね」と受け付けの彼の目もハートマーク。
よく見るとシェフと相棒の外見は似ていなくもなかった。

私たちがお店を出た後、「ねぇ、どうだった?かっこよかったでしょ!」なんて女子高生みたいにキャピキャピ言い合う姿が想像できました。
羨ましいなぁ、そういう会話、最後にしたのいつのことだったか。
できるなら私もカウンターの二人に合流して、「私もそう思うわぁ」なんてワイワイ話しをしてみたかったです。

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舞台はロンドン!名探偵「シャーロック・ホームズ」の軌跡を追え

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手術をして初めて知ったこと

先日、乳がんの手術をしました。
術後はあまり手を動かさない方がよいということで、料理は手抜きで掃除は相棒に頼みました。
普段家の掃除は二人で分担していて、私はお風呂とトイレ掃除を担当しますが、しばらくは私が隣に立ってやってほしいことを指図しながら、相棒がお風呂とトイレもやってくれることになりました。

出来栄えは...。
合格点には程遠いですが、まぁこれでいいことにしましょう。
人に頼むということはそういうことです。
ということが顔に出ていたのか、相棒が「ハッピー?」と聞いてきました。
術後に主治医が私に聞いてきたのと全く同じイントネーションで。

掃除はともかく、手術に不満があったとしても患者としてはやり直してくださいと言えるものでもないし...。
「ハッピー?」という英語表現は、相手が満足していなかったとしても、自分にはこれ以上どうにもできないという意思表示であることを知りました。

そして、トイレ掃除をしながら相棒が嬉しそうに、「トイレ掃除をしたのはこれが生まれて初めてかもしれない」というのを聞いて心底驚きました。
結婚するまでは実家暮らしで、料理も掃除も洗濯も何から何まで母親にやってもらっていたのは知っていたので、今更驚くことでもなかったのですが、この歳(アラフィフ)になって初めてトイレ掃除を経験するというのはやはり驚きです。
これから結婚を考えている方がいらっしゃるとしたら、家事を一通りこなせる人と一緒になることをお勧めしたいです。
できないのなら、早めに教え込んでおくと後が楽ですよ。

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スペイン世界遺産「セゴビア旧市街」絶対に外せない三大名所

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ひっさびさのヴィンテージ

先日師匠宅を訪れてキッチンで洗い物をしていると、師匠の長女Bさんが来て探し物を始めました。
小皿を探しているらしく、キッチンにある棚という棚の扉を開けてちょうどよい大きさの物がないか確かめています。
そして私に「見てよ、物がありすぎでしょ」と問いかけてくるので、さすがに「そうですね」とも「ずっと前から知っていましたよ」とも言えずに「広い収納スペースがあって羨ましいです」と答えておきました。

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Bさんが「いい加減片付けなきゃいけないんだけれども...」とおっしゃるので、私は「あのぉー、それなら、これをいただいてもよろしいですか」とキャセロールディッシュを指しました。
「本当?嬉しい、いいに決まってるじゃない」と、Bさんがそれを棚から取り出すと、なんと、中に小さいのがもう一つ入っていました。

「小さいのも持って行くでしょ?」
「もちろん」
小さいのがあったのは知らなかったです。
ペアでなんとかわいらしいこと。

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このキャセロールディッシュ、実は前から狙っていたのです。
でも、人の家に上がり込んで「これちょうだい」なんてちょっと図々しいかなと、ずっと言い出せなかったのですが、ようやくその機会が到来したというわけです。

狙っていたのは、同じパターンのミキシングボウルを持っているから。
JAJ Pyrex(JAJ パイレックス)の製品で、パターン名は Toledo(トレド)
最近、食器を買うことが少なかったので、久しぶりの収穫(しかもタダ)に大興奮。

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Bさんは好きな物があれば他にも持って行ってもらってもよいと言ってくれましたが、とりあえずはトレドだけをいただきました。
でも、家に帰ると困ったことが...。
置き場所がどこにもないのです。
今のところパソコンデスクと化しているダイニングテーブルに放置してあるのですが、かわいらしくて様になっているので、ここにずっと置いておくのもあり?

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ロンドン随一の蚤の市「チズウィック・カーブーツセール」で掘り出し物を見つけよう

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日本人ってワーカホリックかしら

先日、乳がんの手術を受けました。
滅多なことで感情を表に出さない寡黙な主治医を困惑させたのは、彼が手術の日程を示したときに私の口を突いて出てきた「職場に事情を話して欠勤の許可をいただいてからお返事します」との返答でした。
主治医は、手術を受けることを決断するのは私であって職場ではないと思ったようですが、日系企業に勤める日本人の私は、仕事の目途をつけてからが最優先事項になってしまうのでした。
告知を受けた際にも、ショックよりも先に、自分は一体何日仕事を休まなくてはならないのだろうということのほうが心配でした。

その後、看護師によるカウンセリングを受けることになるのですが、私が彼女にも仕事をどのくらい休まないといけないのかを尋ねたところ「皆さんそのことがいちばん気になるらしいですね」と言っていたので、病気で仕事を休まなければならないことを気に病むのは何も日本人ばかりではないようです。
それはそうです。
仕事、イコール、収入源ですから。
病気で働けなくなったらどうしようという根源的な不安が出てくるのは当たり前のこと。

でも、私の場合は、仕事を休むと同僚たちに迷惑をかけてしまうという心配の方が大きかったかも。
幸い、手術前に何とか仕事の段取りをつけることができましたが、同僚たちに余計な負担をかけてしまったのも事実。
仕方がないことだとはいえ、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
復帰したら恩返しができるように頑張るしかないですね。

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スペイン「セゴビア」知られざる教会と秘宝を有する修道院

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太っ腹すぎるモリソンズのバレンタイン

いつも食料品の買い出しに行く庶民的スーパー Morrisons(モリソンズ)ロイヤリティーカードを持っています。
毎週買い物に行く前に使える特典や割引を確認するのが習慣になっていて、今週は清算時にカードをスキャンするとチョコレートが無料でもらえることがわかりました。
板チョコ1枚程度を想像していましたが、店舗で実物を見てびっくり。
贈り物にもできそうなチョコレートが1箱無料になるらしいのです。
定価6ポンド、その日に限っては特売で3.5ポンドの商品。
半信半疑でレジに持って行きましたが、本当にタダでした!

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イギリスを代表する激甘チョコ Cadbury(キャドバリー)

先日、手術をする関係で仕事をしばらくお休みするとき、同僚たちからお見舞いにとチョコレートやチョコレートビスケットをたくさんいただきました。
うれしいバレンタイ特別企画ですが、チョコレートがあふれているところにまたチョコレート。
逆流性食道炎に罹って以来、症状を悪化させる可能性のあるチョコレートを食べるのを控えているので、うれしいような、ありがた迷惑なような。
手術直前にチョコレート解禁宣言をしましたが、1日に多くても2個までと決めています。
そのペースだと、モリソンズからもらってきたチョコレートを食べることになるのは数ヶ月先になる予定。
でも、たくさんのチョコレートを目の前にすると1日2個上限ルールを守り続けられるかどうか、自信がなくなってしまいます。

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イギリス土産の決定版!ティータイムを彩る定番ビスケット5選

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キラキラおめめとバッタもん

先日、亡き師匠の後を継いでカレーの会を仕切る師匠の長女Bさんのティーンエイジの娘Bちゃんと会って、ハローキティー新幹線の話で盛り上がりました。
動画を見ながら、二人で「かわいい」(←ここ日本語)を連発。
私が年甲斐もなくキティーちゃん好きなことを知って、動画を探してくれたのです。

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その次に会ったとき、Bちゃんは満面の笑みを浮かべて私にプレゼントをくれました。
キティーちゃんの箱に入っていますけど。
「開けてみて、開けてみて」とBちゃん。
中にはキティーちゃんの腕時計が入っていました。
バッタもんだけど。
「はめてみて、はめてみて」
目をキラキラと輝かせながら私を見つめるBちゃん。

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「ありがとう、とってもうれしい!」
とBちゃんをハグする私。
まさか正直に「これニセモノ。どうせお隣の国からきたんだよ」とは、キラキラおめめのBちゃんを前にしては、どう考えても言えませんよね。
それにしても、箱の公式キティちゃんとのギャップといったら。
箱だけ公式を使うところが姑息だし。

よくよく聞いてみると、家の片づけをしていたら子どもの頃にプレゼントしてもらったこの腕時計が出てきたので、私が喜ぶかと思って持ってきてくれたとのこと。
新たに購入したのではないと聞いてホッとしました。
相棒は、かわいくないから eBay(イーベイ:アメリカ資本のオークションサイト)で売ってしまえと言うのですが、こんなバッタもん売るなんて犯罪ですよね。
ハローキティーというと罪になるから、ネコの腕時計として売ればいいの?
でも、こんなかわいくない時計、欲しがる人いるのかなぁ。

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リスボン「泥棒市」心ときめく蚤の市で宝探し!

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移民の街ロンドンへようこそ。
各国文化を織り交ぜつつ、
Lady Masala が厳選したイギリスらしいものをご紹介します。
欧州旅行記と自分の足で集めたヴィンテージ、アンティーク コレクションのお披露目も。
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