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2022-04

不安になって思わず買いだめ

3月末に同僚と4月からの光熱費の値上がりについて話をしました。
彼女は、食料品も値上がりするだろうから長期保存のできる物を買いためておくと言います。
そんな予定はありませんでしたが、言われると不安になり私もそうすることにしました。
幸いなことに4月を過ぎましたが、現在のところは3月と同じ値段で食料品が買えるようです。

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値上げも痛いですが、戦争の影響で特定の品物が手に入らなくなるのも怖い。
ひまわり油とそれで作られる製品が現在のところ品薄だそうです。
そんなニュースをネットで見ていたら、モリソンズの店頭から消えていました。
これからどうなるのだろうかと考えると、憂鬱になります。
せっかくコロナが落ち着いてきたというのに。
いつになったら本当の意味でコロナ以前の社会が戻ってくるのでしょうか。
もしかしたら、そんな日は来ないのかもしれない?

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老舗デパート「マークス&スペンサー」でイギリスらしいお土産を

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こんなに歩いたのははじめて!ビーチーヘッドを目指す

イーストボーンを訪れたのは、白亜の崖、セブンシスターズを見に行くためでした。
イングランド南東部、イースト・サセックス州の海岸線は石灰石(チョーク)でできた白亜の崖が見られることで知られていて、サウス・ダウンズ国立公園に指定されています。
イーストボーンからセブンシスターズまで行く途中にはビーチーヘッドという、これまた白亜の崖があるということだったので、まずはそこを目指すことにしました。

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市街地の外れにある丘がスタート地点。
最初の上り斜面から結構キツく、息も切れ切れ、最後までたどり着けるか心配になりました。
あまりに息が続かないのでコロナの後遺症を疑ってしまったほどですが、緩くだらだらと続く上り坂としては、この斜面が一番キツかったように思います。

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基本的には丘を登って谷に下ってを繰り返して行けば、目的地セブンシスターズまで到着するはず。
地面には石灰石というかチョークがごろごと落ちていました。
固いですが、黒板があればそのまま字が書けそうです。

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イーストボーンからセブンシスターズまではアップダウンのある丘が続いていますが、2つの灯台がある辺りがビーチーヘッドとよばれています。
ビーチーは英語で砂浜を表すビーチではなく、美しい岬という意味のフランス語に由来するのだとか。

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ひとつめの Beachy Head Lighthouse(ビーチー・ヘッド灯台)は、岩が多い危険な海域に船を近づけないよう海を照らす役割を担っているそうです。

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しばらく歩いてから振り返ると、先ほどよりもくっきりと白亜の崖と青い海に映える灯台が見えてきました。
この風景を見たときは、本当に感激。
歩き始めてから1時間ほど、まだまだ元気だったのです。

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ふたつ目は、第二級のイギリス指定建造物にも認定されている The Belle Tout Lighthouse(ベル・タウト灯台)。
1902年にビーチー・ヘッド灯台ができたことでその役目を終え、現在はホテルとして使用されています。
一時期は BBC が所有権を持ち、ドラマの撮影にも使われていたことから、イギリス人にはよく知られている灯台なのだそう。
映画ジェームズ・ボンドシリーズ第15作『007/リビング・デイライツ』の舞台にもなっています。

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遠くにうっすらと見えているのはセブンシスターズ?
道のりはまだまだ続きます。

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絶景!ケントの海岸を歩く イギリス「バイキング・コースタル・トライアル」

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春の花々をキューガーデンで

3月の最終日曜日(今年は23日)からサマータイムもはじまり、日も長くなって春めいてきたイギリス。
サマータイムが始まる直前までは快晴が続いて、季節の花が一気に開花しました。

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イギリスの春を象徴する花、黄色のラッパ水仙はもちろん、ちょうどその頃に行ったキューガーデンでは、春の花々を愛でることができました。

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もう終わりかけも多かったですが、今が見頃という椿も咲いていました。
椿といえば「首がぽとりと落ちるようで縁起が悪い」と武士が嫌う花という説がありますが、どうやらこれは俗説のようで、明治時代になってから広まったのだとか。
実際のところは、武家屋敷の庭にも椿が好んで植えられたそうです。

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珍しいところでは、ウィッチヘーゼル(ハマメリス)の新芽も見られました。
葉や小枝を蒸留してつくられたウィッチヘーゼルウォーターは抗菌作用が強く、虫刺されや傷口の消毒、日に焼けた肌の炎症を抑える用途でも使われるそうです。
最近は年のせいか乾燥が気になりはじめ使うのを止めていますが、収れん化粧水として私も長年ウィッチヘーゼルのお世話になりました。

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木蓮も咲き始めていました。
もう満開という木もあり、例年に比べて開花時期が早いように感じました。

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そして、サクラ属の花たちもきれいに咲いていました。
種類によっては満開のもの、これから咲き始めるものとさまざまで、木の周りには人だかりができていました。

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日が落ちる時刻になり、夕日に映える桜がきれいでした。
キューガーデンは日没とともに閉館です。

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これからの季節、たくさんの花々が見られるのが楽しみです。

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ロンドン「キューガーデン」歴史と伝統を誇る由緒ある植物園

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おじいちゃんおばあちゃん天国イーストボーン

晴天の日が1週間以上続いたイギリスでは快挙!としか言いようのない3月のある日、イギリス南部にあるビーチリゾート、イーストボーンに2泊3日で出かけました。
海沿いかつ温暖な気候が魅力なのでしょう、イーストボーンにはリタイアメントハウスが充実していて、イギリス各地からお年寄りが集まります。

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ビーチ周辺は、まさに、おじいちゃんおばあちゃんパラダイス。
お天気がよかったせいもあるとは思いますが、海沿いを散歩したり、日光浴を楽しんだりする人のほとんどがお年を召された方々。
ロンドンでも、もちろんお年寄の姿を見かけることはありますが、こんなにまとまった数を見たのはイギリスに住み始めて以来初めてかもしれません。

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若者たちが都会に出てしまい、お年寄りばかりが残る日本の地元の光景を思い出してしまいましたが、ここに集う高齢者の方々は自分の意志でイギリス各地から移住してきた人たちなので、暗くジメジメした雰囲気は全くありません。
悠々自適、かつ積極的に老後を楽しもうという姿が伺えて頼もしいくらいでした。

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イーストボーンはロンドンから電車で1時間半ほどの距離。
ブライトンにも隣接していて、二つの都市間は路線バスで行けてしまうほどの近距離ですが、イーストボーンはお年寄りが集まる落ち着いた場所で、ブライトンは若者の集まるおしゃれな場所として棲み分けがなされています。

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イーストボーンにも、イギリス各地にあるビーチサイドと同様にピア(桟橋)があります。
元々はヴィクトリア朝に建てられたものでしたが、嵐や火災による被害で現在ある姿に落ち着いたのは2014年以降。
新しいせいか、キッチュな印象で今まで訪れたどのピアよりも安っぽく見えてしまった感はありますが、ピア内にある施設はどこも同じよう。
ゲームセンターと、いかにも観光用のカフェやレストランが入っていました。

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訪れた日は夏のような陽気の日ではありましたが、3月の海に入るにはやはり肌寒く、たまに見かける大学生風の若者が海に全身を浸しては「めっちゃ冷てぇ!」と叫んでおりました。
少し足をのばせば、ビーチヘッドやセブンシスターズといった有名な石灰岩の白い崖がありますが、イーストボーン自体はビーチの他には何もなく、静かで落ち着いた場所。
私もリタイアしたら海辺に住んでみたいかなぁなんて考えてしまいました。
まだまだ先の話ですけれどもね。

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金色に輝く砂浜「ボーンマス」イギリス屈指のビーチリゾート

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