イギリスの伝統的なクリスマス
イギリスのクリスマスは、日本のお正月のように家族や親戚、親しい人たちが集まる日です。
いつもより豪華な食事を楽しんだり、プレゼントやカードを交換しあったり。
12月が近づいてくると、街はイルミネーションで飾られ、行き交う人々も何とはなしに、うきうきとした気分になるようです。
寒くて暗い季節を乗り切るために、クリスマスを盛大に祝うのだと私は思っています。

Creative commons by:carnagevisors
久しぶりに、Column Latte にコラムを掲載していただきました。イギリスのクリスマスの習慣について書いています。
よろしければご覧ください。
↓↓↓
☆イギリスの伝統的なクリスマスの過ごし方!日本では馴染みのない習慣4つ
☆イギリスの伝統的なクリスマスディナー!食卓に並ぶのはどんな料理?
Wishing you a very Merry Christmas and a Wonderful Happy New Year!
いつもより豪華な食事を楽しんだり、プレゼントやカードを交換しあったり。
12月が近づいてくると、街はイルミネーションで飾られ、行き交う人々も何とはなしに、うきうきとした気分になるようです。
寒くて暗い季節を乗り切るために、クリスマスを盛大に祝うのだと私は思っています。

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ここがロンドン?
ロンドンのウォーターフロントとして知られるカナリー・ワーフは、高層ビルが建ち並ぶロンドンらしくない場所。
最近は、近代的なフラット(集合住宅)がロンドン中に建設されて、歴史を感じさせるロンドンの街並みが変わりつつあります。レンガ造りの重厚でどっしりした建築に愛着を感じている私は、その変化に違和感を覚えるひとりです。
1980年までは、世界でも有数の商業埠頭であったというカナリー・ワーフ。できるならば、その頃の風景をこの目で見てみたかったです。
その願いはもう叶わないので、「Museum of London Docklands(ミュージアム・オブ・ロンドン・ドックランズ)」を訪れて、その歴史を振り返ることにします。
Travel.jp 「たびねす」 に記事をアップしました。
よろしければご覧ください。
↓↓↓
「ロンドン・ドックランズ博物館」その名を馳せた埠頭の過去と現在

過去記事一覧
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まさかのA&E
何千回も往復したであろう職場の階段を踏み外し足首の骨にひびを入れてしまったのは、あろうことか長期休暇の前日。急いで GP に電話をしてその日の予約を取ることができました。早い時間の予約も可能でしたが、次の日からの休暇に備えてやっておかなければならない仕事が山積み状態だった私は、夕方まで職場にとどまる選択をしました(※)。
GP は腫れあがる私の足首を見て言いました。「今すぐ A&E に行きなさい。明日まで待たないほうがいい」。A&E とは、accident & emergency(アクシデント&エマージェンシー)の略で、24時間体制で診察と処置をしてくれる救急病院のこと。救急車は必要ないけれども、緊急を要する患者は GP の紹介状なしに A&E に駆け込むことができます。国民と居住権を持つ住人が無料で医療を受けられる NHS では、何らかの症状が出た場合には GP へ行くのが原則。専門医が必要かどうかの判断は GP が下しますが、それまでに長い時間を要するため、A&E を悪用してすぐに専門医に見てもらおうとする人も多いのだとか。
その A&E にも「とにかく待たされる」という悪評があります。症状が重くても数時間以上待たされるのは当たり前ということを聞いていましたが、その日は、3時間以内に処置をしてもらうことができました。ナイフが刺さったままの腕から血をだらだらと流したような人が何人もいるような場面を想像していましたが、待合室にいたのは、私を含め一見どこが悪いのかわからないような人たちばかり。考えてみれば、もっと症状が重い患者は救急車で搬送されるのでしょうから。
A&E でも、GP(または、緊急専門の看護師)から専門医への原則はかわりません。ただし、これを数時間以内に行うのです。私の場合、診察、患部のレントゲン撮影、足首を石膏で固める応急処置に加え、専門医への予約も入れてもらいました。待ち時間も含めて3時間以内。思ったよりもずっと早く終わりました。しかも、GP では処方箋代がかる薬代も無料。 次の日に専門医からの予約のメールが送られてくること、杖での歩き方を指導されて病院を後にしました。
次の日、病院からメールが届きました。看護士は1週間ほどと言っていましたが、2週間後の予約がとれていました。NHS だけに、日時は病院の都合で決められます。とは言っても、これだけのことを無料でしてくれることには、感謝しないわけにはゆきません。専門医の診断が下るまでは、杖を使った生活。休暇中ながらどこにも行けません。有給の消化を兼ねた休暇で、旅行の予定がなかったのがせめてもの救いです。
※私のようなアクシデントに見舞われた場合は、すぐに A&E に駆け込みましょう。先にGPに行く必要はありません。
GP は腫れあがる私の足首を見て言いました。「今すぐ A&E に行きなさい。明日まで待たないほうがいい」。A&E とは、accident & emergency(アクシデント&エマージェンシー)の略で、24時間体制で診察と処置をしてくれる救急病院のこと。救急車は必要ないけれども、緊急を要する患者は GP の紹介状なしに A&E に駆け込むことができます。国民と居住権を持つ住人が無料で医療を受けられる NHS では、何らかの症状が出た場合には GP へ行くのが原則。専門医が必要かどうかの判断は GP が下しますが、それまでに長い時間を要するため、A&E を悪用してすぐに専門医に見てもらおうとする人も多いのだとか。
その A&E にも「とにかく待たされる」という悪評があります。症状が重くても数時間以上待たされるのは当たり前ということを聞いていましたが、その日は、3時間以内に処置をしてもらうことができました。ナイフが刺さったままの腕から血をだらだらと流したような人が何人もいるような場面を想像していましたが、待合室にいたのは、私を含め一見どこが悪いのかわからないような人たちばかり。考えてみれば、もっと症状が重い患者は救急車で搬送されるのでしょうから。
A&E でも、GP(または、緊急専門の看護師)から専門医への原則はかわりません。ただし、これを数時間以内に行うのです。私の場合、診察、患部のレントゲン撮影、足首を石膏で固める応急処置に加え、専門医への予約も入れてもらいました。待ち時間も含めて3時間以内。思ったよりもずっと早く終わりました。しかも、GP では処方箋代がかる薬代も無料。 次の日に専門医からの予約のメールが送られてくること、杖での歩き方を指導されて病院を後にしました。
次の日、病院からメールが届きました。看護士は1週間ほどと言っていましたが、2週間後の予約がとれていました。NHS だけに、日時は病院の都合で決められます。とは言っても、これだけのことを無料でしてくれることには、感謝しないわけにはゆきません。専門医の診断が下るまでは、杖を使った生活。休暇中ながらどこにも行けません。有給の消化を兼ねた休暇で、旅行の予定がなかったのがせめてもの救いです。
※私のようなアクシデントに見舞われた場合は、すぐに A&E に駆け込みましょう。先にGPに行く必要はありません。
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セゴビアの歴史ある教会群
セゴビアは首都マドリッドからの交通の便が良く、日帰り旅行に人気の場所ですが、1日ではとても見ることのできない見どころがたくさんあります。そのひとつが街のいたるところにある教会の数々。

サン・マルティン教会
カテドラルがあるマヨール広場から数分のところにある Iglesia de San Martín(サン・マルティン教会)は、ロマネスク洋式とムデハル様式が見事に融合したスペインらしい建造物。教会を中心に広がる広場は、たくさんの人で賑わいます。16世紀初頭に絶対王政に反旗を翻したという、コムネロスの反乱を主導した英雄フアン・ブラボの像と鐘楼のコントラストが美しく、まるで絵ハガキのようです。

サン・エステバン教会
ひときわ高いバロック様式の塔が特徴的な Iglesia de San Esteban(サン・エステバン教会)。サン・マルティン教会同様、外から見える柱廊が印象的。セゴビアでは一般的な様式のようです。2つの教会とも、中に入ることができないのが残念です。

サン・ミリャン教会
セゴビアを代表するロマネスク建築の教会といわれているのは、Iglesia de San Millán(サン・ミリャン教会)。丸味を帯びたローマ風の建築様式とイスラム風の高い鐘楼を持つ、セゴビアにある教会の典型といえる建築物です。

教会内部にもイスラム教の影響をが見られるといいますが、祭壇や礼拝堂にはスペインの一般的な教会と同様にマリアや聖人の像が奉られています。

サンタ・マリア・デル・パラル修道院
サンタ・マリア・デル・パラル修道院(Monasterio de Santa María del Parral)は、15世紀にエンリケ4世によって建てられたへロニモ会の修道院です。16世紀につくられた主祭壇のレタブロ(祭壇画)が有名。

サン・フスト教会
ローマ水道橋に程近い場所にあるサン・フスト教会(Iglesia de Santos Justo y Pastor)。鐘楼の上にコウノトリの巣があることでも有名なロマネスク様式の教会です。小ぢんまりとしていますが、祭壇を見下ろすように描かれているフレスコ画は必見。

サン・ミゲル教会
「カトリック両王」の称号を授けられ、アラゴン王子フェルナンドと結婚して現在のスペインを築いたイザベ1世が戴冠式を行ったことでも知られるサン・ミゲル教会(Iglesia de San Miguel)。カテドラルのあるマヨール広場に建つこの教会の外観は地味ですが、内部の壮麗さには一見の価値があります。
セゴビアにある教会や修道院は、午前中から14時頃、シエスタをはさんで16時頃から一般に開放される場所が多いようです。その扉が開いていたなら、ぜひとも中に入って、美しくも荘厳な場所で静かな時間を過ごしたいものです。

サン・マルティン教会
カテドラルがあるマヨール広場から数分のところにある Iglesia de San Martín(サン・マルティン教会)は、ロマネスク洋式とムデハル様式が見事に融合したスペインらしい建造物。教会を中心に広がる広場は、たくさんの人で賑わいます。16世紀初頭に絶対王政に反旗を翻したという、コムネロスの反乱を主導した英雄フアン・ブラボの像と鐘楼のコントラストが美しく、まるで絵ハガキのようです。

サン・エステバン教会
ひときわ高いバロック様式の塔が特徴的な Iglesia de San Esteban(サン・エステバン教会)。サン・マルティン教会同様、外から見える柱廊が印象的。セゴビアでは一般的な様式のようです。2つの教会とも、中に入ることができないのが残念です。

サン・ミリャン教会
セゴビアを代表するロマネスク建築の教会といわれているのは、Iglesia de San Millán(サン・ミリャン教会)。丸味を帯びたローマ風の建築様式とイスラム風の高い鐘楼を持つ、セゴビアにある教会の典型といえる建築物です。

教会内部にもイスラム教の影響をが見られるといいますが、祭壇や礼拝堂にはスペインの一般的な教会と同様にマリアや聖人の像が奉られています。

サンタ・マリア・デル・パラル修道院
サンタ・マリア・デル・パラル修道院(Monasterio de Santa María del Parral)は、15世紀にエンリケ4世によって建てられたへロニモ会の修道院です。16世紀につくられた主祭壇のレタブロ(祭壇画)が有名。

サン・フスト教会
ローマ水道橋に程近い場所にあるサン・フスト教会(Iglesia de Santos Justo y Pastor)。鐘楼の上にコウノトリの巣があることでも有名なロマネスク様式の教会です。小ぢんまりとしていますが、祭壇を見下ろすように描かれているフレスコ画は必見。

サン・ミゲル教会
「カトリック両王」の称号を授けられ、アラゴン王子フェルナンドと結婚して現在のスペインを築いたイザベ1世が戴冠式を行ったことでも知られるサン・ミゲル教会(Iglesia de San Miguel)。カテドラルのあるマヨール広場に建つこの教会の外観は地味ですが、内部の壮麗さには一見の価値があります。
セゴビアにある教会や修道院は、午前中から14時頃、シエスタをはさんで16時頃から一般に開放される場所が多いようです。その扉が開いていたなら、ぜひとも中に入って、美しくも荘厳な場所で静かな時間を過ごしたいものです。
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老紳士の情熱
ローカルなヴィンテージマーケットに行った日のことです。相棒が、自分が子どもの頃に遊んだことのあるという電車のおもちゃを見ていると、初老の紳士に話しかけられました。彼の従兄弟がコレクターで、一部屋を電車のおもちゃでいっぱいにしたという話をしてくれました。
彼自身も若い頃は、イギリス中のマーケットやフェアへ出かけるほどのアンティークコレクターだったといいます。ディーラーとも顔見知りになり、アンティークハントが生きがいだったのだとか。それで大儲けしようと思ったことはないけれど、親戚から借金をしてまでアンティークを買いあさったそうです。どうしても欲しかったロイヤルクラウンダービーのディナーセットが売れてしまい、買い主をつきとめて倍の値段を出して買い取ったという話もしてくれました。
そんな熱意も年とともに薄れ、興味の対象がアンティーク以外のところへ移っていったとき、大枚をはたいて集めたコレクションを手放す決心をしたそうです。しかし、アンティークにも流行があり、買った値段よりも高く売れた物は少なかったといいます。安く売りたくはない、かと言って、手元にあっても仕方がないということで、二束三文で売ってしまった物がほとんどだったそうです。
家族や親しい友人が気に入ってくれれば譲ることもできたのですが、そうもいかなかったようです。家具や食器などは実用的な物ではありますが、デザインの好みは人によって随分違います。
若い頃の楽しかった思い出を懐かしそうに語ってくれた老紳士。彼も年を取り、コレクターとしての最後の責任を果たしたいと思っているところなのでしょう。アンティークは古くなればなるほど値打ちが上がるものだと思っていましたが、何にでも流行はあるものです。老紳士の経験を胸に、私もアンティーク・ヴィンテージコレクターの矜持を失わずにいたいものだと思いました。
彼自身も若い頃は、イギリス中のマーケットやフェアへ出かけるほどのアンティークコレクターだったといいます。ディーラーとも顔見知りになり、アンティークハントが生きがいだったのだとか。それで大儲けしようと思ったことはないけれど、親戚から借金をしてまでアンティークを買いあさったそうです。どうしても欲しかったロイヤルクラウンダービーのディナーセットが売れてしまい、買い主をつきとめて倍の値段を出して買い取ったという話もしてくれました。
そんな熱意も年とともに薄れ、興味の対象がアンティーク以外のところへ移っていったとき、大枚をはたいて集めたコレクションを手放す決心をしたそうです。しかし、アンティークにも流行があり、買った値段よりも高く売れた物は少なかったといいます。安く売りたくはない、かと言って、手元にあっても仕方がないということで、二束三文で売ってしまった物がほとんどだったそうです。
家族や親しい友人が気に入ってくれれば譲ることもできたのですが、そうもいかなかったようです。家具や食器などは実用的な物ではありますが、デザインの好みは人によって随分違います。
若い頃の楽しかった思い出を懐かしそうに語ってくれた老紳士。彼も年を取り、コレクターとしての最後の責任を果たしたいと思っているところなのでしょう。アンティークは古くなればなるほど値打ちが上がるものだと思っていましたが、何にでも流行はあるものです。老紳士の経験を胸に、私もアンティーク・ヴィンテージコレクターの矜持を失わずにいたいものだと思いました。
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ラ・ベラ・クルス教会
教会の外観やその歴史よりも、アルカサルの絶景スポットとして知られている Iglesia de la Vera Cruz(ラ・ベラ・クルス教会)。聖ヨハネ騎士団によって建てられたといわれるその教会は、スペインにある一般的な教会とは異なった姿をしています。その外観はエルサレムにある聖墳墓教会を思わせる十二角形。はるか東方、イスラエルにその起源があることを伺わせます。

現在でも、聖ヨハネ騎士団によって管理されているというこの教会には、シンボルであるマルタ十字が刻まれています。春にマルタ共和国を訪れていたこともあり、その歴史と成り立ちに興味があったので入場料(2ユーロ)を払って中に入りました。

スペインの教会でなぜマルタ十字を見られるかというと、11世紀に病気になった巡礼者を保護する目的でエルサレムに設立された騎士修道会を起源とする聖ヨハネ騎士団は、通称マルタ騎士団とよばれており、かつてはマルタ共和国内に領土を持っていたからです。正式名称は「ロドスおよびマルタにおけるエルサレムの聖ヨハネ病院独立騎士修道会」で、本拠地としての国土こそ失ったものの、騎士団は現在でも存続しています。

マルタ共和国の首都ヴァレッタにある St.John’s Co-Cathedral(聖ヨハネ大聖堂)には、マルタ騎士団の守護聖人、洗礼者ヨハネに捧げられた教会ですが、ここセゴビアにあるラ・ベラ・クルス教会にも、お地蔵様のようにおだやかなヨハネ像があります。聖ヨハネ大聖堂のようなきらびやかさはありませんが、古い石のひとつひとつに歴史を感じさせる趣のある教会です。

現在でも、聖ヨハネ騎士団によって管理されているというこの教会には、シンボルであるマルタ十字が刻まれています。春にマルタ共和国を訪れていたこともあり、その歴史と成り立ちに興味があったので入場料(2ユーロ)を払って中に入りました。

スペインの教会でなぜマルタ十字を見られるかというと、11世紀に病気になった巡礼者を保護する目的でエルサレムに設立された騎士修道会を起源とする聖ヨハネ騎士団は、通称マルタ騎士団とよばれており、かつてはマルタ共和国内に領土を持っていたからです。正式名称は「ロドスおよびマルタにおけるエルサレムの聖ヨハネ病院独立騎士修道会」で、本拠地としての国土こそ失ったものの、騎士団は現在でも存続しています。

マルタ共和国の首都ヴァレッタにある St.John’s Co-Cathedral(聖ヨハネ大聖堂)には、マルタ騎士団の守護聖人、洗礼者ヨハネに捧げられた教会ですが、ここセゴビアにあるラ・ベラ・クルス教会にも、お地蔵様のようにおだやかなヨハネ像があります。聖ヨハネ大聖堂のようなきらびやかさはありませんが、古い石のひとつひとつに歴史を感じさせる趣のある教会です。
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ベルギーのスペキュラース
ベルギーからマサラチョコレートを買ってきてくれたTさんから、ベルギーやオランダでは一般的なビスケット speculoos(スペキュラース)もいただきました。よく知られているのは、スーパーで買える Lotus Original Caramalised Biscuits(ロータス・オリジナル・キャラメライズ・ビスケット)ですが、いただいたのは1829年創業、老舗の Maison Dandoy の製品。いつも食べているロータスとは比べ物にならないほどの高級感がただよいます。

スペキュラースは、もともとは12月6日にあるミラのニコラオスの日に食べられていたお菓子。貧しい娘に持参金を恵んでやっていたという言い伝えから、ニコラオスは、サンタクロースの起源になったと言われている聖人です。

スペキュラースは、シナモンやナツメグ、ジンジャー入りのスパイシーなビスケットですが、ベルギーでは、スパイスをほんの少し、または全く使わないでつくられるそうです。いただいたものも、オリジナルとバニラの2種類がありましたが、どちらもスパイスの味はしません。オリジナルには若干含まれていたかもしれませんが、ホワイトの方は、バターの風味が濃厚。ロータスも好きですが、やはり高級老舗ブランドには敵いません。

そして、スペキュラースフレーバーのスプレッドまでいただいてしまいました。こちらもスパイシーではなく、どちらかというと、バターキャラメルのような味わい。白くてふわふわのパンにつけて食べるとおいしいです。ビスケットの方は食べ終えましたが、スプレッドは少しずつ大事にいただきます。Tさん、ありがとうございました。とてもおいしゅうございます。

スペキュラースは、もともとは12月6日にあるミラのニコラオスの日に食べられていたお菓子。貧しい娘に持参金を恵んでやっていたという言い伝えから、ニコラオスは、サンタクロースの起源になったと言われている聖人です。

スペキュラースは、シナモンやナツメグ、ジンジャー入りのスパイシーなビスケットですが、ベルギーでは、スパイスをほんの少し、または全く使わないでつくられるそうです。いただいたものも、オリジナルとバニラの2種類がありましたが、どちらもスパイスの味はしません。オリジナルには若干含まれていたかもしれませんが、ホワイトの方は、バターの風味が濃厚。ロータスも好きですが、やはり高級老舗ブランドには敵いません。

そして、スペキュラースフレーバーのスプレッドまでいただいてしまいました。こちらもスパイシーではなく、どちらかというと、バターキャラメルのような味わい。白くてふわふわのパンにつけて食べるとおいしいです。ビスケットの方は食べ終えましたが、スプレッドは少しずつ大事にいただきます。Tさん、ありがとうございました。とてもおいしゅうございます。
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