2016-01

ロンドンで最古の教会

 ロンドンに現存する教会で最も古いといわれているのは、St Bartholomew-the-Great(聖バーソロミュー・ザ・グレート教会)です。この教会は、1123年にヘンリー1世の宮廷に仕る司祭であった Rahere(ラヒア)によって建てられました。

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 ラヒアはローマに巡礼した際、高熱に倒れました。「この病が癒されたなら、ロンドンに貧しい人々のための病院を建てよう」と誓ったラヒアの前に、十二使徒の一人である聖バーソロミューが現れました。その時、ラヒアはスミスフィールドの地を選ぶようにとの啓示を受けたのでした。

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 病から回復し、ロンドンに戻ったラヒアは約束通りに病院と修道院を建てました。病院は、St Bartholomew's Hospital、通称 Barts(バーツ)とよばれ、現在でも NHS(ナショナル・ヘルス・サービス)の病院として使用されています。
 また、この病院は、シャーローック・ホームズシリーズ最初の作品、「緋色の研究」の中でホームズがワトソンと出会った場所としても知られています。

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 ゴシック様式以前に建てられたことを物語る、ロマネスク(ノルマン)様式の丸いアーチが特徴的なこの教会は、もともと修道院として建てられましたが、ヘンリー8世による宗教改革の後、修道院は解散されました。大半の建物は、その時代に取り壊されましたが、その一部が英国国教会の教区教会として現在まで受け継がれています。

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 現代的な建物に囲まれるテューダー様式の門の内側にあるのは、ロンドン最古の教会。ラヒアが眠るこの教会は、病気の回復を祈願する場所でもありますが、ロンドン市民にも意外に知られていないようです。

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暗闇の中でひとり遊ぶ

 イギリスの法律では、10歳以下の子どもを大人の付き添いなしに外出させることができません。また、子どもだけを家にいさせることも禁じられています。学校の送り迎えや、外遊びにも大人の監督が必要で、共稼ぎの家では、そのために人を雇ったりすることもあるようです。
 日本では、子どもを持つ女性の社会進出が難しいという話を聞きますが、イギリスでも、子育ての期間中は、夫婦で時間や日にちをずらして働いたり、託児所やナニー(イギリスでは、ベビーシッターよりもナニーという言葉が一般的です)に子どもを預けなくてはならないそうです。その額があまりにも高額なために、夫婦のどちらかが専業で子育てをするのが一般的だという話も聞きます。
 と、話が横道にそれましたが、イギリスでは、大人の付き添いなしに子どもだけが外を歩いていることはまずありません。日本では、子どもたちどうしで学校に行って帰ってくること、外で遊ぶことは当たり前のことです。しかし、私は一時帰国中に、そのような光景を見かけるたびにドキっとし、近くに大人がいないかを探してしまいました。
 日本滞在中は、ロンドンで言えば Soho(ソーホー)のような歓楽街にマンションを借りました。街の中心にあるので交通費も安く済みます。そのような立地のよさにもかかわらず、家賃が安かった点が決め手となり、そこに住むことになりました。
 午後4時ともなると、タクシーでご出勤する女性が多く住んでいる地域で、隣の部屋に住む女性も、小さな子どもを抱えて夜の街で働いていたようでした。そこの3歳くらいになる男の子は、日が暮れてた後もマンション前の歩道で一人で遊んでいることがよくありました。日本には、そのような子が当たり前にいるとは思いたくありませんが、暗闇の中で遊ぶ子どもの姿は、私を暗い気持ちにさせました。

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キャラクター天国

 日本でフリーマーケットの洗礼を受けました。いつものようにヴィンテージやアンティークの食器をハントしに行ったつもりでしたが、最初のストールでペコちゃんグッズが目に入ったときからテンションが上がりました。「あぁ、どうしよう。一周したらスーツケースに荷物が収まりきらないかも」と、興奮のうちにフリマデビューの幕が上がりました。
 実は私、かわいいものが大好きで、キャラクターグッズも集めています。サンリオ、ペコちゃん、キューピーちゃん、ひよこちゃん(チキンラーメン)、アポロちゃん、ドラえもん、トトロ。日本は本当にキャラクター天国です。ハローキティーやマイメロディー、モンチッチなど、私が子どもの頃に流行っていたキャラクターがリバイバルしているのも嬉しいです。
 フリマでこんなに多くのキャラクターグッズに出会えるなんて、しかも、そのほとんどが、おまけやノベルティーであるということにも感激しました。

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 私が購入したのはペコちゃんとポコちゃんのペンダントヘッドで、お菓子のおまけのようです。ストールには、民族衣装など、様々なコスチュームを身にまとったペコちゃんとポコちゃんがたくさんありました。バッキンガム宮殿の衛兵の格好をしたイギリス版もありましたが、私は、お嫁さんとお婿さんにしました。かわいすぎです。
 日本のお菓子はパッケージがかわいらしい上に、おまけつきのものが多いです。イギリスでは、おまけつきの商品がほとんどありません。たまに、紅茶とマグカップとがセットになっていることがありますが、その分、値段が高くなり、お得感が全くありません。○○を買って、ノベルティーをゲットしようというようなキャンペーンも少ないです。
 日本はキャラクター、おまけ、ノベルティー天国です。これは、日本の明るくて華やかな文化といえるのではないでしょうか。

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理解するということ

 日本に一時帰国をする度に、何物にも代え難いと思うことは、「ごはんがおいしい」ことと、「全てを理解することができる」ということです。料理を作りながらテレビを見ていても、テレビの内容が全て理解できた上に、家族が話していることまで分かるというようなことは、日常、母語に囲まれて生活していると無意識のうちに誰もがやってのけていることです。しかしながら、外国語の中で生活をしていると、これは、なかなか高度な技術であるということに気がつきます。
 私の英語レベルでは、集中しなければテレビを見ていても全てを理解することはできません。また、複数の会話を同時に理解することも困難です。その複数のうちに日本語が混ざれば、無条件で日本語だけを理解します。
 今回の帰国では、旅行の手配から、日本での諸手続きまでを全て自分でこなしました。当たり前のことですが、相手の言っていることが分からずに困ったということはありませんでした。聞くと同時に理解する、この感覚は、私がイギリスでの生活と引き換えに失ったものです。
 外国語に囲まれていると、聞いただけでは充分ではなく、その情報をもとに少し考えてみないと全てを理解することができないことがあります。私はロンドンで生活していて、100パーセント自信を持って理解できていると感じたことは、ただの一度もありません。相手の言っていることはある程度までは理解しているつもりですが、真意までは汲み取ることができていないような気がしています。それは、私があまりにも疑り深い性格であることが影響しているからかもしれませんが。
 逆に相棒は、日本で四六時中外国語に囲まれて、周囲で何が起こっているのかも、自分がどこにいるのかもわからずに、苦労したようです。看板には横文字が多いと思っていましたが、肝心なところは日本語で書かれている場合が多く、ロンドンでの私の日常を疑似体験できたのではないでしょうか。

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