おしえて おじいさん
くちぶえは なぜ とおくまで きこえるの
あのくもは なぜ わたしを まってるの
おしえて おじいさん おしえて おじいさん
おしえて アルムのもみの木よ
おしえて ~TV・アニメ「アルプスの少女ハイジ」~
歌:TV・アニメ主題歌 作詞:岸田衿子 作曲:渡辺岳夫
あのくもは なぜ わたしを まってるの
おしえて おじいさん おしえて おじいさん
おしえて アルムのもみの木よ
おしえて ~TV・アニメ「アルプスの少女ハイジ」~
歌:TV・アニメ主題歌 作詞:岸田衿子 作曲:渡辺岳夫

今回ご紹介するのは、ハイジのナーサリーカップと湯吞みのセットです。これは私が幼いときに使用していたもので、カップと湯吞みの他にも数種類の食器がありました。母が毎月届くように通販で購入していたそうです。プレートには、お子様ランチのような仕切りがあったように思います。
とは言っても、幼稚園に上がるよりも前のことで、実際に自分が使っていたという記憶はほとんどありません。両手で持つスープカップなどもあったように思いますが、残念ながら今ではカップと湯吞みの二点しか残っていません。
私が壊れやすい器が大好きなのは、幼い頃から磁器を使わせてもらっていたからかもしれません。
ユーチューブで懐かしい「ハイジ」のアニメを見つけました。暇があれば(つくってでも)見ています。天真爛漫なハイジ、かわいいです。
読んでくださいましてありがとうございました。
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シャーロキアンが集う場所
せっかくロンドンに住んでいるのだから、シャーロック・ホームズゆかりの地を訪ねてみようと思い立ちました。最初に足を運んだのは、The Sherlock Holmes(ザ・シャーロック・ホームズ)というパブです。

このパブは、Charing Cross(チャーリング・クロス)駅近くの Northumberland Street(ノーサンバーランド・ストリート)にあります。この場所は、長編「バスカヴィル家の犬」でヘンリー・バスカヴィル氏が宿泊していたノーサンバーランド・ホテルが建っていた辺りということで選ばれたそうです。

The Sherlock Holmes 外観
1階はパブで、2階はレストランになっています。どちらの階にもホームズにまつわる展示がなされています。私が訪れたのは土曜日だったせいか、1階はとても混んでいてゆっくりと展示を見学するという雰囲気ではありませんでした。客層は、シャーロキアン半分、パブでお酒を楽しみたいイギリス人が半分というところでした。ホームズの格好をした、熱狂的シャーロキアンと思われる方々もいらっしゃいました。

2階にはホームズの書斎が再現されています。1951年に開催された英国フェスティバルのために作られた展示でしたが、終了後もイギリス中を巡回したそうです。そして、57年からはこのパブに収められています。
この展示のすぐ横にもテーブルがあり、運よくその席に案内されるとホームズと会食をしている気分を味わえそうです。逆に、別のお客さんがテーブルについているときには、展示を見に行くのもはばかられます。私は、その席のお客さんが帰ったタイミングで、急いで写真を撮りました。

壁には、シドニー・パジェットの挿絵や往年のドラマや映画のシャーロック・ホームズたちの写真が掲げられています。こちらもテーブルに人がいるときにはゆっくりと見学することは難しそうです。
私たちはレストランで食事を摂りましたが、階下のパブで飲み物だけ注文して、2階まで展示を見学しにくる人の姿も目立ちました。

The Retired Colourman's Fish & Chips
私たちが注文したのは、The Retired Colourman's Fish & Chips 「隠居絵具師のフィッシュ&チップス」です。Dr. Watson's Traditional Sunday Lunch など、 全てのメニューには登場人物にちなんだ名前がつけられています。ここでサーブされるのは、典型的なイギリス料理ばかりです。イギリス料理を味わいたいという方にもお勧めのレストランです。

ホームズ(ジェレミー・ブレット)とワトソン(エドワード・ハードウィック)
私はシャーロキアンというほどでもありませんが、全ての作品には目を通しています。映像化されると、原作とは似て非なるものに仕上がる作品も多いですが、原作にきわめて近い形でドラマ化されたのは、イギリスのグラナダテレビが製作した「シャーロック・ホームズの冒険」です。日本でもNHKで放送されました。
ジェレミー・ブレットが演じる、神経質で病的でさえもあるホームズは、最高のホームズであるとの高い評価を得ていますが、私のイメージするホームズもブレット氏の演じるところに重なります。彼が亡くなったことで、全ての作品がドラマ化されなかったことが残念でなりません。
ホームズ談義に花を咲かせるシャーロキアンたちが集う The Sherlock Holmes、原作を携えて訪れると、その雰囲気により一層とけ込めるのではないでしょうか。

このパブは、Charing Cross(チャーリング・クロス)駅近くの Northumberland Street(ノーサンバーランド・ストリート)にあります。この場所は、長編「バスカヴィル家の犬」でヘンリー・バスカヴィル氏が宿泊していたノーサンバーランド・ホテルが建っていた辺りということで選ばれたそうです。

The Sherlock Holmes 外観
1階はパブで、2階はレストランになっています。どちらの階にもホームズにまつわる展示がなされています。私が訪れたのは土曜日だったせいか、1階はとても混んでいてゆっくりと展示を見学するという雰囲気ではありませんでした。客層は、シャーロキアン半分、パブでお酒を楽しみたいイギリス人が半分というところでした。ホームズの格好をした、熱狂的シャーロキアンと思われる方々もいらっしゃいました。

2階にはホームズの書斎が再現されています。1951年に開催された英国フェスティバルのために作られた展示でしたが、終了後もイギリス中を巡回したそうです。そして、57年からはこのパブに収められています。
この展示のすぐ横にもテーブルがあり、運よくその席に案内されるとホームズと会食をしている気分を味わえそうです。逆に、別のお客さんがテーブルについているときには、展示を見に行くのもはばかられます。私は、その席のお客さんが帰ったタイミングで、急いで写真を撮りました。

壁には、シドニー・パジェットの挿絵や往年のドラマや映画のシャーロック・ホームズたちの写真が掲げられています。こちらもテーブルに人がいるときにはゆっくりと見学することは難しそうです。
私たちはレストランで食事を摂りましたが、階下のパブで飲み物だけ注文して、2階まで展示を見学しにくる人の姿も目立ちました。

The Retired Colourman's Fish & Chips
私たちが注文したのは、The Retired Colourman's Fish & Chips 「隠居絵具師のフィッシュ&チップス」です。Dr. Watson's Traditional Sunday Lunch など、 全てのメニューには登場人物にちなんだ名前がつけられています。ここでサーブされるのは、典型的なイギリス料理ばかりです。イギリス料理を味わいたいという方にもお勧めのレストランです。

ホームズ(ジェレミー・ブレット)とワトソン(エドワード・ハードウィック)
私はシャーロキアンというほどでもありませんが、全ての作品には目を通しています。映像化されると、原作とは似て非なるものに仕上がる作品も多いですが、原作にきわめて近い形でドラマ化されたのは、イギリスのグラナダテレビが製作した「シャーロック・ホームズの冒険」です。日本でもNHKで放送されました。
ジェレミー・ブレットが演じる、神経質で病的でさえもあるホームズは、最高のホームズであるとの高い評価を得ていますが、私のイメージするホームズもブレット氏の演じるところに重なります。彼が亡くなったことで、全ての作品がドラマ化されなかったことが残念でなりません。
ホームズ談義に花を咲かせるシャーロキアンたちが集う The Sherlock Holmes、原作を携えて訪れると、その雰囲気により一層とけ込めるのではないでしょうか。
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ナショナル♪
カーブーツセールでの戦利品は、いつもとは毛色が違う昭和レトロです。ご自由にお取りくださいの箱の中から掘り出しました。私は、このしま模様と、National のロゴが懐かしくて思わず手に取りましたが、相棒は、「単三電池を買おうと思っていたところだったからちょうどよかった」と全く違う理由でご満悦でした。
私が子どもの頃、電池といえば National でした。赤も使っていた記憶がありますが、よく覚えているのは黒です。最初に販売されたのは赤だったそうですが、数年後に赤よりも性能のよい黒が開発されると、いつの間にか赤は製造されなくなってしまったのだとか。
青を見たのは初めてでした。海外仕様なのかと思って調べてみると、色は電池の性能を示していることがわかりました。黒が一番優れていて、その次に赤、青の順なのだそうです。日本国内でも青は流通していたようですが、私の記憶にはありません。
そのナショナルブランドは、もう存在しません。松下電器はパナソニックに社名を変更し、ブランドも社名で統一されました。パナソニックは、もともと、主に海外向けの商品につけられたブランド名でしたが、パナソニック、ナショナル、松下と同じ会社の中で三つの名前を使い分けることに弊害が出てきたため、パナソニックに統一されたということです。しかし、創設者の松下幸之助氏は、この決定に激怒し、存命中には社名変更には至りませんでした。
イギリスには、Matsui という電化製品のブランドがあります。その製造業者は、日本とは無関係ですが、製品に日本らしい名前をつけることで、消費者に Matsui ブランドは日本製であると思い込ませ、売上げの増加を期待したということです。
海外では、日本人が思っている以上に、日本製品の信頼は厚いのです。日本の物だけではなく、日本語にももっと誇りを持ちましょう。何もかもを横文字にすればよいというものではありません。幸之助氏も、「社名をパナソニックするだとぉ、横文字にすることは許さん!俺の苗字を残しておけ!!」との遺言書を残しておいてくれれればよかったのですが。National だって横文字だろ!?とのツッコミが聞こえてきそうです。

昭和生まれの人なら、ナショナルブランドのコマーシャルの最後に流れる「ナショナル♪」のメロディーを覚えているはずです。この電池を見つけて以来、「ナショナル♪」と、「ナショナルでお馴染みの、松下電器・松下電工の提供でお送りしました」というナショナル劇場のナレーショとが、頭から離れません。
私が子どもの頃、電池といえば National でした。赤も使っていた記憶がありますが、よく覚えているのは黒です。最初に販売されたのは赤だったそうですが、数年後に赤よりも性能のよい黒が開発されると、いつの間にか赤は製造されなくなってしまったのだとか。
青を見たのは初めてでした。海外仕様なのかと思って調べてみると、色は電池の性能を示していることがわかりました。黒が一番優れていて、その次に赤、青の順なのだそうです。日本国内でも青は流通していたようですが、私の記憶にはありません。
そのナショナルブランドは、もう存在しません。松下電器はパナソニックに社名を変更し、ブランドも社名で統一されました。パナソニックは、もともと、主に海外向けの商品につけられたブランド名でしたが、パナソニック、ナショナル、松下と同じ会社の中で三つの名前を使い分けることに弊害が出てきたため、パナソニックに統一されたということです。しかし、創設者の松下幸之助氏は、この決定に激怒し、存命中には社名変更には至りませんでした。
イギリスには、Matsui という電化製品のブランドがあります。その製造業者は、日本とは無関係ですが、製品に日本らしい名前をつけることで、消費者に Matsui ブランドは日本製であると思い込ませ、売上げの増加を期待したということです。
海外では、日本人が思っている以上に、日本製品の信頼は厚いのです。日本の物だけではなく、日本語にももっと誇りを持ちましょう。何もかもを横文字にすればよいというものではありません。幸之助氏も、「社名をパナソニックするだとぉ、横文字にすることは許さん!俺の苗字を残しておけ!!」との遺言書を残しておいてくれれればよかったのですが。National だって横文字だろ!?とのツッコミが聞こえてきそうです。

昭和生まれの人なら、ナショナルブランドのコマーシャルの最後に流れる「ナショナル♪」のメロディーを覚えているはずです。この電池を見つけて以来、「ナショナル♪」と、「ナショナルでお馴染みの、松下電器・松下電工の提供でお送りしました」というナショナル劇場のナレーショとが、頭から離れません。
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オレンジ色のキャニスター
オレンジ色が鮮やかなキャニスター。物心がついた時にはすでに実家のサイドボードにありました。色は同じですが、形は大きく違っているのでこの二つがペアなのかどうかは微妙なところです。

私のお気に入りは丸いほう。デザインがというよりも、中にいつも「小梅ちゃん」が入っていたからという理由によります。オレンジ色のキャニスターに似合う桃色のキャンディーを母が好んで入れていました。
表面についているすっぱいパウダーが好きで、それが終わってしまうとかじってしまういけない子でした。一袋に二つだけ入っている大玉はすっぱくないのでいつも最後まで残されていましたっけ。

プラスチックで割れる心配がなかったこのキャニスターだけは、幼い私でもサイドボードから取り出すことを許されていました。と、小梅ちゃんが入っていた丸いキャニスターのことばかり書きましたが、四角いほうには角砂糖が入っていました。ただの砂糖には興味がなかった私は、こちらのキャニスターにはあまり思い入れはありません。しかしながら、いつも一緒にあった二つを離ればなれにしてしまうには忍びないので、まとめてロンドンに連れてきました。
自家製ヴィンテージ。語りたいことはたくさんあります。

私のお気に入りは丸いほう。デザインがというよりも、中にいつも「小梅ちゃん」が入っていたからという理由によります。オレンジ色のキャニスターに似合う桃色のキャンディーを母が好んで入れていました。
表面についているすっぱいパウダーが好きで、それが終わってしまうとかじってしまういけない子でした。一袋に二つだけ入っている大玉はすっぱくないのでいつも最後まで残されていましたっけ。

プラスチックで割れる心配がなかったこのキャニスターだけは、幼い私でもサイドボードから取り出すことを許されていました。と、小梅ちゃんが入っていた丸いキャニスターのことばかり書きましたが、四角いほうには角砂糖が入っていました。ただの砂糖には興味がなかった私は、こちらのキャニスターにはあまり思い入れはありません。しかしながら、いつも一緒にあった二つを離ればなれにしてしまうには忍びないので、まとめてロンドンに連れてきました。
自家製ヴィンテージ。語りたいことはたくさんあります。
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