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2015-03

椿-camellia-

 先日、Chiswick House(チズウィック・ハウス)で開催されている Camellia Show(カメリア・ショー)に行きました。このショーを見たのも、チズウィック・ハウスに足を踏み入れたもの初めてのことでした。

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 チズウィック・ハウスは、18世紀に建てられたお屋敷で、現在は、English Heritage(イングリッシュ・ヘリテッジ)によって管理されています。
 月に一度開催される、カーブーツセールの会場と目と鼻の先にありますが、いつも大荷物を抱えているせいで、訪れたことはありませんでした。

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 ショーは毎年、2月末から3月にかけて開催されます。庭園内にある温室内には、様々な種類の椿が咲き誇っています。その多くは、19世紀初頭にイギリスにもたらされたものだそうで、なかでも珍しいのは、Middlemist’s red という、世界に二つしか残されていない品種です。一つはここに、もう一つは、ニュージーランドにあるそうです。

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 椿には、東洋的なイメージがありますが、英語の学名は、Camellia japonica です。ジャポニカは、日本に由来するものに冠せられますが、椿の原産地は日本をはじめとするアジア諸国だそうです。

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 ロンドンでは、2月に入ると、クロッカスが咲き始めます。そして、アーモンドチェリー、椿、ラッパ水仙と、次々と開花します。
 まだ冬のように寒い日もある、2月から3月にかけてのロンドン。冷たい風に吹かれながら咲いている花を見ると、そのひたむきな姿に感動を覚えずにはいられません。

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 間もなく、桜やつつじ、ブルーベルも咲き始め、バラがほころぶ頃には、イギリスで最も美しい季節がやってきます。

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I'm totally a foreigner

 大手のスーパーマーケットを除くと、ロンドンにある食品店は、インド・中近東系がほとんどです。野菜や果物を中心に各国の食材を扱っている店内は、屋外マーケットのように雑然としています。一方で、最近、増えているポーランドのお店は、明るく小ぎれいです。
 ポーランドの食品店に足を踏み入れると、そこがロンドンにあるということを忘れてしまいます。大抵のお店では、自分以外のお客、店員さんは全て東欧系かポーランド人。商品のほとんどは、ポーランドの製品で、ラベル、ポスターなどの店内表記は全てポーランド語で、英語はありません。
 ロンドンには、イラン、アフガニスタン、パキスタンなど、実に様々なお店があります。そこで買い物をする人たちは、ロンドンを象徴するかのように多国籍ですが、ポーランドのお店は違っています。排他的で入りづらい雰囲気があるからでしょうか、店内では、自分がよそ者であることを思い知らされます。
 様々なバックグラウンドを持つ人々が暮らすロンドンで、自分が外国人であることを意識することはあまりありませんが、同じく外国人であるはずのポーランド人の中で、それを強く感じるなどとは思ってもみませんでした。とはいっても、ポーランドのお店で味わった感覚は、決してネガティブなものではありません。どこか知らない国で未知の人々に囲まれたようなそんなわくわくする気持ちです。ポーランドのお店では、ロンドンにいながらにして、ホリデー気分を味わうことができます。

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 ポーランドのスーパーマーケットで購入した、きゅうりのピクルスとマヨネーズ。ピクルスのビンのカバーが気にに入りました。ただの瓶詰めでも布や紙でカバーをするとかわいく見えます。

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イギリスに存在する3つの身分制度とは?日本人が知らない現在の英国階級社会

故郷を偲ぶ

 先日、いつも行くスーパーで紀文の「カニカマ」を見つけました。イギリスではシーフードスティックと呼ばれているカニカマは、イギリス人の間にも浸透しており、英系の小売店でも一般的な商品です。類似品がたくさんありますが、紀文は間違いなく日本のメーカーなので試しに購入しました。
 商品名が書いてある袋を開けると、真空パックが出てきます。それを開けると、カニカマが一つ一つ包装されています。日本にお住まいの方は「だから?」とお思いのことでしょうが、イギリスの簡易包装に慣れている私は三重に包まれているカニカマを見て驚いてしまいました。そして、日本でも同様に包まれていたことを思い出し、懐かしさがこみ上げてきました。「過剰包装。懐かしい日本の製品」

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 海外在住の日本人の多くは、日本の製品のすばらしさを実感していることでしょう。私もその一人です。日本食は、日本人の口に合うだけではなく、各国料理と比べても健康的でおいしいということにかけては、引けをとりません。電化製品、日用品、文房具、どれをとっても、細かいところにまで気が利いていて、使いやすいことが日本の製品の利点です。
 しかしながら、悪いところを一つ挙げるならば、包装が過剰であるという点ではないでしょうか。おせんべいを一袋開けると、ゴミ箱が一杯になってしまうのはいかがなものでしょうか。製造メーカーに一言物申すとすれば、日本の製品は、その品質で充分、勝負ができるということです。捨てられてしまうパッケージを重視する必要はありません。過剰包装を止めれば、環境にも優しく、その分、商品のコストを下げられるのではないでしょうか。消費者にも一言。パッケージは品質を左右しません。
 
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イギリスのパブの楽しみ方。注文の仕方からメニューまで、知っておきたいルール

レトロハミガキ

 レトロなパッケージがかわいいハミガキを見つけました。またもやパケ買いですが、お店での一目惚れというよりは、日本のガイドブックに載っていたものがスーパーにあったので思わずカゴに入れてしまったというのが正確です。
 雑誌やブログ、サイトで紹介されているものをお店などで見かけると、「あ、これ○○に載っていた。」という理由で手に取ることがよくあります。自社製品の売り込みのためにつくられる広告は、眉唾物も少なくありませんが、何の利害関係もない一個人の声には説得力があります。そして、○○さんが絶賛しているのだからと、その製品を試してみたくなります。
 雑誌などのメディアで取り上げられると、それは人気商品になるといわれていますが、一般人でも何かしらの影響力を持つ時代になりました。個人が自社製品を宣伝してくれるのは、企業としてもありがたいのではないでしょうか。
 私も拙ブログ上で多くのものを称賛してきました。紅茶にチョコレート、そして、ビスケット。どれも安くてイギリス国内のどこのスーパーでも買えるものばかりです。そして、マクビティービスケットやトワイニングの紅茶は、日本でも簡単に手に入ります。Masalaさんのおススメとして、是非、お試しください。マクビティーさん、トワイニングさん、宣伝しておきましたからね。

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Euthymol

 Euthymol は、チモールが主な成分の殺菌作用があるハミガキです。鮮やかなピンク色をしていますが、湿布薬のようなにおいと味がします。その強烈な薬くささが、口の中の雑菌と戦っているのでしょう。
注意:口の中に入れるのをためらうくらいすごい味がします。

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