2014-11

ブライトン、海辺のリゾート

 Brighton(ブライトン)は、ロンドンビクトリア駅から列車で1時間あまりの海辺のリゾートです。その距離から、ロンドンのベットタウンとしても知られています。18世紀には、Royal Pavilion(ロイヤル・パビリオン)を建設したジョージ4世の庇護により発展し、現在ではイギリス有数のビーチリゾートして、毎年、多くの観光客を迎えます。

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 私たちが訪れたのは10月末。さすがに海水浴をしている人はいませんでしたが、晴れていたので、ビーチに座って日光浴をしている人たちの姿がありました。天気の良い夏の日には、どっと人が押し寄せることを想像すると、季節外れの静かなブライトンに来てよかったと安堵する一方で、夏の喧騒を見てみたいという気にもなりました。

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 ビーチといえば、郊外にあり、周りには海の家とホテル、お土産屋さんしかないというイメージがありましたが、ブライトンのビーチは市街地のど真ん中、ロンドン発着の列車の駅から徒歩圏内にあります。それでいて、ヌーティスト・ビートまであるのだから前衛的です。
 ビーチのそばには、Palace Pier(パレス・ピア、別名のブライトン・ピアの方が一般的かもしれません)とよばれる、遊園地とゲームセンターが一体となったアミューズメント施設があります。施設は小さな子ども向けですが、桟橋を歩きながら海を眺めるにはうってつけの場所です。

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 海の近くに来たからには、おいしいお魚が食べたいと、私たちはいつものようにフィッシュ&チップスを食べました。私はコッド、相棒はハドックを注文しました。どちらもタラの一種で、フィッシュフライの代表格です。食べ比べてみましたが、正直、違いはよくわかりませんでしたが、魚が大きく、新鮮で、からっと揚がっていてとてもおいしかったです。

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Harry Ramsden's にて

 ロイヤル・パビリオン、パレス・ピアを見学し、遅い昼食をとった後で、ウインドーショッピングに出かけました。冬時間の17時、日はもうどっぷりと暮れていました。
 ショッピングストリートは、North Laine (ノース・レイン)と The Lanes(ザ・レイン)です。かわいらしい雑貨のお店や、カフェ、アンティークマーケットなど、感じの良いお店がたくさんありましたが、暗くてよく見ることができませんでした。すでに閉店しているお店も多く、開いているところでも、店員さんが片付けを始める時刻であまりゆっくりできませんでした。

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The Lanes には、アンティークジュエリーのお店がたくさんあります。

 ブライトン、ロンドンからわずか1時間ほどのビーチリゾート。日が長く、明るい夏に来て、その日差しを思う存分に楽しむのが、やはり王道なのでしょうか。

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ウィーン世紀末建築

 19世紀末のウィーンでは、美術、文学、音楽、建築、思想にいたるまで、芸術、文化的活動が、円熟期を迎えました。この時期には、斬新で人目を惹く新しい芸術作品が多数く生まれました。建築もその一つです。
 ウィーン市街を歩いていると興味深い建物がちらほらと見受けられました。アール・ヌーヴォーが生まれたのもこの時期と重なるので、世紀末建築にはその影響も色濃く反映されています。

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マジョリカハウス
 
 ウィーン市民の胃袋、ナッシュマルクトを訪れたときにピンクでかわいい建物を見つけました。この時代を代表する建築家、オットー・ワーグナーがデザインした集合住宅です。ピンクのマジョリカハウスと金色のメダイヨンマンションが並んで建っています。現在でも一般の方が入居されているそうです。私はピンクのほうに住みたいですが、家賃は高そうです。

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カールスプラッツ
 
 同じくワーグナーの作品、カールスプラッツは、同じ形の建物が二対向かい合って建っています。それぞれ地下鉄駅、博物館として使用されています。
 観光客の私はなんと美しい駅なのだろうと感激しましたが、毎日、通勤などで利用しているウィーン市民にとっては、ただの駅でしかないのかもしれません。ロンドンにもアール・デコ様式の地下鉄駅がありますが、私もあまり意識したことがありません。

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セセッシオン

 ワーグナーの弟子、ヨーゼフ・マリア・オルブリヒがデザインしたセセッシオンは、ウィーンの先進的芸術家グループ「分離派」の活動拠点でした。保守的であった当時の美術界は、彼らの作品を展示することを拒否したため、クリムトら8人の芸術家が独自に分離派としての活動を始めました。このセセッシオンは、現在もギャラリーとして使用されています。

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ロースハウス

 アドルフ・ロースの代表作、ロースハウスはホーフブルク宮殿裏のミヒャエル広場にあります。この広場には、美しく装飾された伝統的な建物が立ち並びます。このような立地条件のため建設された当初は、あまりにもシンプルで周囲の景観に溶け込まないとの批判を受けたそうです。
 当時としては斬新であった装飾を極限まで排除したロースハウス。時代や流行を感じさせないシンプルさは、現代人の私にとっては、歴史的建造物のなかにもしっくりっと溶け込んでいるように見えます。
 現在この建物は銀行として使用されており、1階は小さな博物館になっています。外観もさることながらアール・デコ風の内装も美しかったです。

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アンカー時計

 ウィーン最古の広場ホーアーマルクトには、アール・ヌーヴォー様式のからくり時計があります。アンカー保険会社(現在は社名が変わっているそうです。)所有の二つの建物をつなぐ渡り廊下にこの時計が設置されています。
 ウィーンゆかりの12組の人物が時を刻みます。写真は11時を示すマリア・テレジアとその夫フランツ1世ですが、正午には時計が一周するので全ての人物を見ることができます。私はもちろん、その時間をめがけて広場に向かいました。時計がよく見える向かい側の狭い歩道の上はカメラを構えた観光客で溢れていました。私の時計より5分ほど遅れて正午を告げる鐘が鳴り、それと同時に時計が回り始めました。時計が回り、人も回る。たったそれだけのことですが、飽きずに最後まで見ていました。数々の素晴らしい建造物よりも、私の目にはこのからくり時計が一番でした。

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コワかわいい

 私が Pudsey(パッズィー)君を初めて見たとき、あまりのかわいくなさとその痛々しい包帯に驚いてしまいました。そして、子どもたちが見たら怖がって泣き出しはしないかと心配になりました。いつものことながら、イギリス人の美的感覚を疑わずにはいられませんでした。このパッズィー君は BBC が主催する Children in Need(チルドレン・イン・ニード)という子どものためのチャリティーのマスコットです。
 1980年に始まったチルドレン・イン・ニードは通年インターネットなどを通じて募金を募っていますが、毎年11月には特別番組を放送して、より多くの人々に募金を呼びかけます。この番組では、コメディアンや有名人が本業とは別の特技を披露したり、アナウンサーがパロディードラマに出演したりします。日本で放送される24時間テレビと同じような趣旨です。一般の人々も募金活動のためにマラソン大会に参加するなどして、このチャリティーのために一肌脱ぐこともあります。

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Pudsey 画像は Wikipedia より拝借
 1985年に誕生したこのパッズィー君は2007年まで使用されました。パッズィーという名前は、彼をデザインした Joanna Ball(ジョアナ・ボール)の製作拠点となっている West Yorkshire(ウエスト・ヨークシャー)にある都市名に因んでいます。彼の包帯が病気や恵まれない境遇の子どもたちを表現していることは理解できるのですが、私はその生々しさに最初、馴染むことができませんでした。

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Pudsey 画像は BBC 公式ホームページより拝借
 2007年以降は新しく生まれ変わったパッズィー君が使用されています。包帯の水玉模様がカラフルになりました。私がイギリス的な美的感覚に馴染んできたせいか、パッズィー君に親しみを覚えたせいか、最近、彼のことがとてもかわいいと思えるようになりました。目下、チャリティーショップカーブーツセールで パッズィー君のぬいぐるみを探しています。チルドレン・イン・ニードが放送される時期になると、どこのお店でも簡単にパッズィー君グッズを手に入れることはできるのですが、あくまで上限 £1.00(£1.00≠¥120)というケチくさい目標の元に彼を我が家に迎え入れようと目論んでいます。

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願いは叶うもの
 この記事を書いて、数日後に行ったチャリティーショップに古い型の Pudsey 君が売っていました。£0.50でした。予算内で手に入れることができました。手前の新しい Pudsey 君はいただきものです。大人なのにぬいぐるみに大喜びする私って一体...。

参考文献:Wikipedia

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