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2014-03

ポルト、夕暮れ

 ポルトを旅しました。ポルトはポルトガル第二の都市で、ポルトワインの産地として広く知られています。

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リベルダーデ広場 ペドロ4世騎馬像

 空港から地下鉄に乗って市街地へ出ました。到着したのは日曜日の午後。オフィスもお店も扉を閉ざし、街は閑散としていました。人通りも少なく、うらぶれてさびしい印象でした。

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サン・ベント駅 ポルトの歴史的出来事が描かれているアズレージョが見事

 第二の都市とはいえ、リスボンのような活気とは程遠く、街行く地元の人たちは、お年寄りも若者もどこか垢抜けない素朴な人たちでした。ポルト、大きな田舎町。ゆっくりのんびりと散策することにしましょう。

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 街全体が暗い印象を与えるのは、古い建物のせいだということに気がつきました。打ち捨てられたように修理の手が入らない老朽化した建物、灰色にすすけたレンガ。景気が悪いせいで放置せざるをえない現実が垣間見られます。

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 静かに訪れるポルトの夕暮れ。明日は、お店も開いて活気をみせてくれるでしょうか。

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 さぁ、これから夕食。レストランは開いているのかな。シーフードが食べたいな。

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暮れゆくリベルダーデ広場

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悪いものでも入っているの?

 我が家には数年前からチョコレート禁止令が施行されています。最近、購入したのは、ご褒美 Lindor(リンドール)とホリデー土産のベルギーチョコだけです。とは言っても、チョコレート菓子は規制の対象外なので、チョココーティングのビスケットやケーキは食べ放題ですけれども。
 私は Cadbury(キャドバリー)の Dairy Milk(デイリーミルク)が大好きです。このチョコレート、他とは一味違います。一言で表現するならば、エクストラクリーミルキー。庶民の舌に訴えかけてくる中毒性のある甘さです。基本はオーガニックで身体に優しいものを求めているとか、天然のカカオの風味を味わいたいなどと思っている高級嗜好の方々にはとうていお勧めできません。そんなことはどうでもいいからガツンと甘いものを!というのがデイリーミルクですから。確実に何か悪いものが入っていそうです。

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 こんなにもデイリーミルクを愛している私ですが、禁止令のおかげで購入することができません。時々、fingers(フィンガーズ)を食べて気を紛らわせていましたが、堂々と食べられるおいしいビスケットを見つけました。その名も Dairy Milk Biscuit(デイリーミルクビスケット)。ビスケットを覆うチョコレートのおいしさは前述しましたが、中のチョコレティーなビスケットまでもがココア色。サクサクとクリーミィーのバランスが絶妙です。
 この文章を読んであぁ食べてみたいと思ったあなた。相当なチョコホリックですね。

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ガシャガシャギシギシ

 海外生活は小さな驚きの連続です。
英語のレシピ本には、「フォークで卵を溶きます。」と書いてありました。お箸を使わないイギリス人にとっては、卵にフォークは当たり前のことなのでしょうが、ガシャガシャという耳障りな音が聞こえてきそうです。パスタを茹でるときにだって専用のトングがなければフォークを使うのでしょう。ガシャガシャガシャ。
 イギリス人の友人を招いてお寿司をご馳走したことがありました。ホリデーに日本行きを計画していた友人は、お箸の練習をするために我家に来ました。結局、彼女はお箸を使いこなすことができずに、フォークとナイフでお寿司を食べました。そのこと自体には何の問題もありませんが、フォークとナイフを使うとお皿に傷がつくのです。軍艦巻きはとても切れにくかったらしくギシギシギシギシ。お気に入りのひまわりのお皿に傷が。私はフォークとナイフが苦手で、食事にはお箸を使うことが多いためか、あまり意識したことはありませんでしたが、西洋の食事では、お皿に傷がつくのは当たり前のことなのです。
 私は古いお皿を集めています。ショップやマーケットで品定めをしているときに引掻き傷が気になって仕方がなかったのですが、友人がフォークとナイフを動かす姿を見ていて妙に納得してしまいました。傷のないお皿を選ぶことは至難の業であることを理解しつつも、なるべく傷のないお皿を選ぼうとする私は、小さな驚きにいつも一喜一憂しています。

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オニオンブレッド

 ポーランドがEUに加盟してからポーランド系のデリやスーパーが目に見えて増えています。英系のスーパーの各国コーナーでも気軽に購入することができるポーランドの食材は安くておいしいものが多いです。いつも行くスーパーで外国っぽいパンを見つけました。

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 イギリスの食パンは日本のそれとほぼ同じ形をしていますが、棚にあった丸くて平べったいパンは大陸的な雰囲気をかもし出していました。手にとって見るとそれはポーランド製のオニオンブレッドでした。パン生地にオニオンが練りこんであるようで、口の中でほんのりとしたオニオンの味と香りが広がります。
 サンドイッチにしてみましたが、生地がボソボソとしていてあまりおいしいとは思えませんでした。そこで、サラミや野菜、チーズを載せてピザトースト風にオーブンで焼いてみました。ラスクのようにカリカリに焼きあがり、生地に練りこまれたオニオンの風味がトッピングの味を引き立てます。イギリスのパンはトーストすると中がふんわりするものが多いので、カリカリのトーストが食べたいときは、このオニオンブレッドを購入ことにしました。

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 このパンを見つけて以来、週末のランチにはピザトーストばかりを食べています。トッピングやソースを替えるだけでいくつもの違った味が楽しめるピザトースト、大雑把に楽しむのもよし、凝ったソースを手作りするもよしと、意外に奥の深いメニューです。

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とってもクリーミー

 Olive Soap アマゾンUKでは10ポンド以上の購入で送料が無料になります。必要な買い物だけでは10ポンドに満たない場合は、アマゾンの思うつぼにはまっていることを自覚しつつも別のものを追加注文します。絶対に無駄にはならないものを選ぶように心がけていますが、その日はストックが少なくなっていた石けんに決めました。Olive Soap と入力してふたつめに出てきたマルセイユ石けんをオーダーしました。しばらくして職場に届いた石けんはずっしりと重く、ヴィンテージ風の箱もとってもキュートです。
 私が購入したのは Marius Fabre(マリウス ファーブル)製、グリーンオリーブオイルのマルセイユ石けんです。白っぽいパームオイルのものもありますが、オリーブ好きな私は迷わずグリーンをチョイス。このタイプの石けんは伝統的に掃除や洗濯に用いられていたそうですが、泡立ちのよさとクリーミーな使用感からお風呂で使用する人が増えてきたのだそうです。なるほど、きめ細かな泡が包み込むようにしっかりと汚れを落としてくれますが、洗いあがりの肌はしっとりとしています。
 ただ一つ難点があるとすれば、強いオリーブオイルの香りがすることでしょうか。石けんにはやわらかいハーブの香りを求めている私は慣れるまでには少し抵抗がありました。しかしながら、余計なものを加えなければ必然的に原料の香りが残るということに思い当たりました。無理に取り除かないということもナチュラルな証拠です。この石けん、我が家の定番になりそうです。

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