2014-01

スペイン産がお好き

Borges 3 数年前にスペインに旅行をした際、帰りの空港の免税店でオリーブオイルを購入しました。特に欲しかったわけでもなかったのですが、ちょうど手元に残ったコインで足りたので持ち帰ってきました。高いものではありませんでしたが、お料理に使ってみてその深い味わいに恐れ入りました。
 オリーブオイルといえばイタリア産というイメージがありました。実際、スーパーに陳列されているものはイタリアで作られているものがほとんどで、我が家でもずっとそれを使っていました。
 両者を比べてみるとイタリア産はキレがよくサッパリしていますが、スペイン産はトロトロとしたコクとウマミがあるように思いました。私は断然スペイン派で、旅行以来スペインのオリーブオイルを好んで使うようになりました。ビンの底におりが浮いているような濃い目のものが好みです。
 いろいろ試してみた結果、我が家の定番となったのは、重たくないのにまろやかな風味が絶妙な Borges のエクストラヴァージンオイルです。グリーンのボトルが愛らしく、大抵のスーパーで取り扱いがあります。高価なものではないので大胆に使うことができます。しかも、時々半額になるのでそのときにまとめ買いできるのも嬉しいです。当分は浮気しません。

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バンケティングハウス

 「ロンドンに飽きた者は人生に飽きた者だ。」との名言を残したのは、「英語辞典」を編纂したサミュエル・ジョンソンですが、ロンドンに長く住んでいても行ったことのない場所はたくさんあります。先日、Whitehall(ホワイトホール)にある Banqueting House(バンケティングハウス)に行ってきました。

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ルーベンスによる美しい天井画

 バンケティングハウスは、晩餐会や舞踏会などを催すために建設された豪奢なホールの総称です。特に有名なのは、Palace of Whitehall(ホワイトホール宮殿)の建物で、1662年、ジェームズ1世の治世に完成しました。イタリアのルネサンス建築をイギリスにもたらした第一人者として知られるイニゴー・ジョーンズによって建設されたこの建物は、テューダー様式が一般的であった当事のロンドンにあっては、ひときわ人目を引いたといいます。

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 ジェームズ1世の跡を継いだチャールズ1世は、芸術に造詣が深く、天井画をルーベンスに依頼してホールを完成させました。しかし、王室と議会との対立から国は内戦状態に陥り、議会派によって捕らえられたチャールズは、ここバンケティングハウス前で公開処刑されました。1649年のことでした。処刑場へと追い立てられるチャールズの視線を最期に捉えたものは、この美しい天井画であったといいます。

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 ホワイトホール宮殿は1690年代におこった火災で焼失していますが、このハンケティングハウスだけは、他の建物と離れていたために完全な形で残されました。この建物は、現在でも本来の目的で使用されている唯一のバンケティングハウスです。各国の要人を招いての晩餐会や、オペラや音楽会の会場としても使われています。

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バンケティングハウス外観

 このバンケティングハウス、見学は大広間とその天井画のみですが、日本語のオーディオガイドによる詳しい説明がついています。見所が一箇所に凝縮されているので、ゆったりとひとところにとどまって、まったりとしたいという気分の時にはおあつらえ向きの場所です。

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モーモーファッジ

 最近、ポーランド語がイギリスで話される二番目に多い言語になったというニュースが報じられました。一番は当然のことながら英語ですが、長年、南アジア系の言語(インド方面で使用される複数の言語)が常に次点を占めていました。イギリス各地には、植民地であった南アジア出身の人々(エイジャン:イギリスではインド系の人々のことを示します。私たち東洋人は、オリエンタルと呼ばれています。)で形成されるコミュニティーがありますが、EU拡大によってポーランドがその仲間入りを果たしてからは、彼らのコミュニティーは、エイジャンを凌ぐ勢いで拡大しつつあります。
 ポーランド人には、EU加盟以前からイギリスに大きなコミュニティーがありましたが、最近では若者の姿が特に目立つようになりました。私が住んでいる地域は特にポーランド人が多く、小さな子どもの手をひいてるお母さんのほとんどはポーランド人と言っても過言ではありません。そのためか、ポーランドのデリや商店も軒並み増えてきて、私も時々、覗いています。

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 そこで見つけたのは、乳牛(ちちうし)さんのパッケージがかわいらしいモーモーファッジです。とてもやわらかく、口に入れるとすぐにとろけます。中には液状のカラメルが入っていて、とろーりとろり。一つ食べるのに30秒とかからないので、次々と口に入れてしまいます。私が幼い頃、小学校のバザーで売っていた手作りのキャラメルに似た素朴な味わいです。バナナ味もありますが、私は正統派のプレーンのほうが好きです。洗練されていない素朴な味わいがクセになります。

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近所のトルコ屋さんでハラルバージョンを見つけましたが、牛さんがイマイチかわいくありません。

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おっと、失敗。

 カーブーツセールでの買い物はいつでも大収穫とは限りません。欲しいものが見つからない日もあります。買いたいものが何もないときは、手ぶらで戻ってくればよいだけの話ですが、大抵のカーブーツでは入場料が課されます。貧乏性の私は、「せっかくお金を払って来たのに何も買わないのはもったいない。」とばかりに、不必要なガラクタを増やしてしまうことになります。本日は、これまでにカーブーツで購入したイケないものたちをご紹介します。

其の一、ブリキのおもちゃ 50ペンス也
 私は昔ながらのブリキのおもちゃが好きです。この戦車も気に入って購入しました。このおもちゃはネジで動く仕組みになっていますが、きちんと作動することも確認しました。偽ディズニーらしきピノキオとコビトたちもいい味を出しています。
 家に帰ってから相棒が「銃口がない。」と言い出しました。私は戦車の構造など全く知りませんでしたが、戦車にとって銃口がないことは致命的な欠陥ということだけは理解できました。だから売れ残っていたのですね。

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其の二、民芸調クロス 1ポンド也
 レース編みやテーブルクロスなど、布を専門に扱っていたストールで見つけました。よぼよぼのおばあちゃんが店番をしていたので何か買わないと悪いと思ったのか、気がついたらお金を払っていました。勿論、値切ろうなどという考えは、これっぽっちも浮かびませんでした。
 クロス自体は悪くありませんが、問題は家のインテリアに全く合っていないことです。仕方がないので、プリンターの上にかぶせて埃よけに使っています。

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其の三、ヘンリー8世のおぼん 20ペンス也
 少し前に Hampton Court Palace(ハンプトンコート宮殿)を見学していたのでヘンリー閣下と目があった瞬間に欲しくなって購入しました。今となっては、どうしてこんなものを買ってしまったのかと自分で自分を問い詰めたい気分です。お披露目の儀式もなく、なべと一緒に棚にしまいこまれてしまった閣下が日の目を見る機会はあるのでしょうか。ところで閣下、米のとぎ汁で洗われたご気分はいかがですか?

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このおぼんに紅茶を載せれば気分はロイヤル!? 

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マーメード イン

 ライ(Rye)は港街だけあってシーフードがおいしいことでも有名です。せっかくなのでシーフードランチを食べようと Mermaid Inn(マーメイド イン)に行きました。

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Mermaid Street
 
 情緒ある石畳が素敵なマーメイド ストリートにありるマーメード インは、1156年創業の由緒正しき旅籠です。建物は1420年に建てられたもので、築600年。宿と食事を提供する昔ながらの旅籠(inn)は今でも健在です。階下のパブとレストランは宿泊客以外でも利用が可能です。私たちはそのパブでランチを食べました。

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The Mermaid Inn

 お腹をすかせて席に着いたパブ Giants Fireplace Bar(ジャイアント ファイヤープレイス バー)には、その名の通りの大きな暖炉があります。ぱちぱち燃える火が私たちを温かく迎えてくれました。低い天井や漆黒の梁を眺めながら中世へタイムスリップ。

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Giants Fireplace Bar

 イギリス料理の代表フィッシュ&チップスを注文しました。定番メニューですが、このパブで供されたものは Cod(コッド:タラ)が新鮮でとてもおいしかったです。
 フィッシュといえば伝統的にタラ(Cod や haddock)ですが、最近は水揚げ量が減ったために、basa fish(ナマズの一種)などで代用されることが多くなりました。しかしながら、チップスとともにいただくフィッシュはタラが一番。由緒正しきパブでは由緒正しきフィッシュ&チップスでなくては。

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Fish & Chips

 興味深いことにここマーメード インは、18世紀に暗躍していた密輸ギャング、ホークハーストの隠れ家にされていたそうです。書棚を模した隠し扉の向こうには階段が潜んでいたり、人が隠れられる窪みが残されていたり、まるでからくり屋敷さながらです。

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渡り廊下にも趣が

 パブで食事をしただけではそのからくりがどこにあるのかは見つけることができませんでした。一度は宿泊してその仕掛けを探し当ててみたいものです。

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安くもないのに悪かろう

 先日、イギリスのマヨネーズを紹介しました。イギリスのそれは日本のものとは大きく異なり、大味でぼってりとしています。マヨネーズだけではなく、日本のそれと比較して「あれ?」と思いたくなるものがここイギリスには時々あります。
 タオル。イギリス製品はある程度使い込むと真ん中から裂けてきます。布巾にしているものは替え時が一目瞭然なので便利といえば便利ですが。日本製品は丈夫で古くなっても破れることはまれです。捨てるに捨てられずに困るほどです。粗品で配られたような○○生命などの文字が印刷されているものでも長持ちします。私は帰国される方々にいただいた日本のタオルをたくさん持っているので、当分この国の粗悪品を買わなくてすみそうです。あっ、高級品のことまではわかりませんけれども。
 ラップ。日本に一時帰国するときに必ず持ち帰るという在英邦人も多いと聞きます。日本のラップはピシッと切れてピタッとはりつきます。マヨネーズと同じようにどこの製品が日本のものに近いかというような情報が飛び交っています。高級スーパーマーケット、Waitrose(ウエイトローズ)のものがキレもツキも合格点なのだそうですが、私は庶民の味方 Morrisons(モリソンズ)の一番安いものを購入してしまいました。結果は火を見るよりも明らかだろうと叱責されても仕方がありません。はい、キレもツキも散々です。最近、購入したばかりなので当分はこれと格闘です。
 ガムテープ。これもラップと同じでキレもツキもイマイチです。本体が紙ではなくセロハンでできているので、不器用な私は貼る前にぐちゃぐちゃにしてしまうことがよくあります。粘着力が弱いので貼ったつもりでもすぐに浮いてきたり。セロハンテープも似たりよったりです。伸ばしている最中に途中で裂けてしまって、透明なのでどこで切れてしまったのかを見つけるのに苦労したり。歯で切れるベタベタしない日本の布テープは偉大です。
 イギリスの物価高によって、時には粗悪品にも安くはないお金を払わされます。高品質が当たり前の日本製品と比較するとイライラを募らせることに。とはいっても、イギリスにも安くて便利なものはたくさんあります。例えば、、、今すぐには思いつかないのでまた後日ということで。(フォローになってない...。)

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フランス皿の繊細さ

 私が初めてフランス製の古いお皿を目にしたのは、近所のマーケットでした。日用雑貨や野菜などといった庶民的な商品が集まっている場所でそのストールは異彩を放っていました。バラの花をあしらったフランス製のお皿を中心にジャーやグラスが上品にディスプレーされていました。

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 安いを目当てに訪れる買い物客相手のマーケットでは、ヴィンテージのストールはあまりにも場違いでした。そのためかいつもそこだけ閑散としていました。気づけば、いつの間にかそのストールを見かけることもなくなっていました。私も食料品の買い出しの途中で立ち寄っていたために、重い荷物が邪魔をして値段を確かめることもできませんでした。

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 それ以来ずっと気になっていたフランス製のお皿にカーブーツセールでめぐり会いました。Chiswick(チズウィック)は私がお気に入りと出会う場所です。

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Badonviller(バドンビレー窯)の刻印が。

 バラの花をモチーフにしたフランス製の焼き物は、イギリスで作られるものとはそのパターンの雰囲気が若干異なっているように私には思えます。イギリス製品のバラは写実的であるか、ヴィヴィットにデェフォルメされていることが多いなか、フランスのそれは繊細です。

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Lady Masala が厳選したイギリスらしいものをご紹介します。
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