2013-06

グラン・プラス

 初めて見る異国の風景として私の目にしっかりと焼きついたのは、このグラン・プラスでした。どっしりとした石の重みにヨーロッパの歴史を感じながら、衝撃的ともいえるほどの感動を覚えたことを今でも懐かしく思い出します。

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市庁舎

 私は初めての海外旅行でこのグラン・プラスを訪れました。その時は、自分がヨーロッパに住むことになろうとは全く予想もしていませんでしたが、世の中にはまだ見ぬ素晴らしいものがたくさんあるに違いないという思いをめぐらせていました。

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 ヴィクトル・ユーゴーが世界で最も美しい広場と賞賛したこのグラン・プラスは、四方を美しいギルドハウスで囲まれた広場です。17世紀以前の木造の建物は、1695年のフランス軍の砲撃によって市庁舎を除いた大部分が破壊されました。その後、様々なギルド(同業者組合)によって現在の美しい石造りの建物に再建されました。

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 グラン・プラスは、私が初めて訪れたあの日と同じように美しく、そして、堂々とそびえ立っていました。しかし、あの時と同じようには私の心を震わせてはくれませんでした。

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 石造りの建物が私の日常の風景となって久しいからでしょうか。それとも、私が歳を重ねてゆくうちに感動する力がうすれてしまったせいでしょうか。大人になった自分を少しだけ悲しく思いながら、その場を後にしました。

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やっぱりうちにきた。

 雪の日チャリティーショップで見たシンデレラシェイプのボウルがうちにきました。あの日は私の心に訴えかけてきませんでしたが、カーブーツセールで売られていた赤とレモン色のセットは、「あのボウルだ。」ということで私の気をひきました。
 欲しくなかったんだよなとそのストールを素通りしましたが、やはり気になって引き返しました。残念ながらレモン色の方は売れてしまっていましたが、赤いほうを購入しました。売り手は、ディーラーさんではなく家庭の不用品を処分していた一般の方だったので、チャリティーよりも安い値段で手に入れることができました。

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JAJ Pyrex(JAJ パイレックス)

 この中型のボウルは大きさが手ごろで使い勝手が良いのが嬉しいです。私はもっぱらピクルスや浅漬けを作るときに使っています。このサイズが出てきたらまた買ってしまいそうです。
 それにしてもあの日のことが悔やまれます。Toledo を見つけた時、三つとも買っておけばよかったです。出会ったときに迷わず購入。これがヴィンテージやアンティークを手に入れるときの鉄則です。

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ベルギーのおいしい

 美食の街ブリュッセルでは、ムール貝を満喫しましたが、ベルギーのおいしいはそれだけではありません。
 名物スナック、ワッフルはあつあつのところをハフハフと食べるのがよろしいようです。ワッフルには、ブリュッセル風、リエージュ風の二種類があり、形が微妙に違っています。私の持参したガイドブックによると、ブリュッセル風がもちもちで、リエージュ風には、ざらめがまぶしてあってサクサクしているとの記述がありましたが、私が食べた限りでは、どちらのワッフルもお店によって歯ざわりがちがっていました。私は熱々のモチモチした生地に生クリームをかけていただくのが一番おいしいと思いました。

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リエージュ風(左)とブリュッセル風(右)ワッフル

 クロケット、日本でいうところのコロッケは、ここフランドル地方の名物料理です。特にチーズ入りのものは絶品で、レストランのメニューには必ずありました。前菜として小さいものがふた切れサーブされましたが、山盛りのチーズコロッケをおかずにしてごはんを食べたいくらいでした。表面はサクサクで中は熱々。そして、チーズがとろーりとお口の中でとろけます。

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クロケット

 そして、今回の旅行で忘れられないほどおいしかったのは、ホテルの朝食ビュッフェに置いてあった牛乳です。常々、イギリスの牛乳は水のように薄いと思いながら飲んでいる私は、ホテルで飲んだ濃厚な牛乳に感激しました。よく牧場などでコップに入れて飲ませてくれる「搾りたて牛乳」のような味がしました。色も白というよりはベージュに近かったです。とにかくおいしくて何杯でも飲めそうでしたが、旅の途中にお腹がゆるくなっても困るので、泣く泣く一日、二杯に留めておきました。
 バターたっぷりのベルギーワッフル、チーズがとろけるクロケット、濃くておいしい牛乳、農業王国ベルギーならではです。

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rose

 近所の家々の前庭には、色とりどりのバラの花が咲き始めました。わくわくしながら週末を待ちわび、お気に入りのバラ園を訪れました。

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 今年も天候が不順で花の時期は例年よりも遅め。大輪のバラの花、開花準備に忙しいつぼみ、どちらの姿も瑞々しく美しいです。

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 ひとえにバラと言っても、さまざまな色や形があるものです。名前はわかりませんが、どの花もその姿は可憐です。

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 途中、激しい雨に降られた花は露を含んでいっそう美しく輝いています。

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 毎日、一つ、また一つと美しい花を咲かせてゆくことでしょう。

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ブサイクくまさん

 この Rupert Bear(ルパートベア)のエッグスタンドをストールで見つけたとき、「なんとかわいくないクマさんだこと。」と思ってしまいました。ルパート君だけではなく、横にいるおじさん?いやいや、まさか、半ズボンだし、無理はあるけれどもやぱり子どもなのでしょう。その子どもも相撲取りみたいでやたらと不細工です。ビヨヨヨーンのおもちゃは、まぁまぁかわいいのですが。

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 かわいくないと思ったのなら買わなければよいだけの話ですが、見ているうちにおもしろくなってしまって、家につれて帰ってきました。ルパート君には、ブサかわいいという言葉がぴったりです。ええ、それは褒め言葉ですよ。

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 このエッグスタンドにはブサイクなクマさんが描かれていますが、れっきとした Wedgwood(ウエッジウッド)の製品です。以前、購入した Radcliffe(ラドクリフ)や Moss Rose(モスローズ)のお皿と同じクイーンズウェアのシリーズです。
 ウェッジウッドの創始者であるジョサイアが完成させたアーザンウエア(硬質陶器)は、時の王妃であったシャーロットが愛用していたことから、1765年にはクイーンズウェアの名を賜りました。丈夫で電子レンジにも対応するクイーンズウェアは、現在では、普段使いの食器として知られています。

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 戦時中に印刷費削減のために茶色から白に色を変えられたルパート君ですが、このカップの彼はほんのりと茶色をしています。見れば見るほどブサかわいいルパート君、私のお気に入りです。

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ブリュッセル、アンティーク事情

 ブリュッセルの街角には、いたる所にアンティークショップがあります。特にグラン・サブロン広場周辺には、数多くのアンティークショップが軒を連ねています。この広場では、今回は行くことができませんでしたが、週末にアンティークマーケットが開かれます。
 この界隈にあるアンティークショップでは、扉を閉ざしていたウインドー越しに店内を覗いた限りでは、私などには逆立ちしても手に入れることがきないような高級品が扱われているようでした。私たちがこの通りを散策したのは月曜日のことで、ブリュッセルのお店の多くは月曜日が定休日です。ただ一軒、営業していたアンティークセンターがありましたが、扉越しにいかにも高価そうな巨大な壺が鎮座しているのを見て、怖じ気づいて入店するのをやめました。

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私は、正真正銘の骨董品よりも、

 一方、ガラクタ市が毎日、開かれるジュ・ド・バル広場の周辺には、高級アンティークショップとともに、私好みのヴィンテージショップやチャリティーショップもありました。私はアンティークというよりは、ジャンク、70年代風の雑貨が好きです。
 このエリアは、周囲をエスニックでラフな地域に囲まれていますが、若者向けのおしゃれなお店が多く、イーストロンドンやリスボンのアルファマ地区のような雰囲気が漂っていました。

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60年代、70年代風、昭和の香りがただよっている

 この界隈は、アンティークショップの他にも高級店が立ち並び、ポッシュな街並のグラン・サブロン広場周辺と距離的にはそう離れてはいませんが、街並も雰囲気も全く異なっていました。
 私はだんぜん、雑多としていて前衛的なジュ・ド・バル広場周辺のほうを好みます。そうそう、ブリュッセルのヴィンテージショップでは、やたらと椅子が目につきました。私が子どもの頃、使っていた学校の椅子です。懐かしさのあまりにそのようなことを書くと歳がバレてしまいそうです。

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ジャンクな雑貨が好きです。

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初夏のケンジントンガーデンズ

 前回、ケンジントン宮殿を訪れたのは真冬のさなかで、雪こそは降っていませんでしたが庭園の緑は茶色く冬枯れていました。

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 花の季節を待ち遠しく思っていましたが、やっと太陽が顔を出したので散歩がてら初夏の Kensington Gardens(ケンジントンガーデンズ)を訪れました。

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 春の花々が終わり、バラが咲き始めるにはまだ少し早い時期でしたが、よく手入れされた庭にはかわいらしいピンク色の花が咲き乱れていました。

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 ここケンジントンガーデンズは、Hyde Park(ハイドパーク)と隣接しています。広々とした芝生が広がっていて、お天気の良い日には、ピクニックや日光浴を楽しむ人々でにぎわいます。
 イギリスは冬の間の日照時間が少ないため、春から夏にかけては公園のいたるところで水着姿で寝そべって日光浴をする人の姿が目立ちます。イギリスで暮らしはじめて間もない頃は、「ここはビーチじゃないんだから。」と眉をひそめていた私ですが、最近はその光景に違和感を覚えることもなく、自分も真似してみようかなと思うほどになりました。

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 緑の合い間から宮殿のオランジュリーが顔を出しています。ここでアフタヌーンティーをいただくのもよいですが、お天気の良い日には、外でピクニックがしたくなります。
 私もこの日はサンドイッチを持参してベンチで本を読みながら食べました。私もイギリス人同様、お日様がさんさんと降り注ぐ気持ちの良い日には、ここぞとばかりに外に出て日光浴をするのが習慣になりました。日光を切実に求める彼らの心持ちを私も理解できるようになりました。短い夏の間にできるだけお日様の光を浴びて長くて暗い鬱々とした季節に備えておかなければなりません。

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 木漏れ日の間から見えるメリーゴーランドは幻想的です。馬車は天に昇り、私たちをおとぎの国へといざなってくれそうです。
 太陽がきらきらと輝く季節。夏は最高です。

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