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2013-05

ベルギーチョコレート

 ベルギー、その下の句はと問われれば「チョコレート」と即答する私は、大のチョコレート好きです。ブリュッセルの中心街では角を曲がるたびにチョコレート屋さんがあり、チョコレート好きな私の心は躍りました。私がブリュッセルを訪れたのは、イースターの直前だったため、ウインドーにはかわいらしいうさぎやたまご型のチョコレートがディスプレーされていました。

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 ベルギーで有名なのは、中に詰め物をしたプラリネというチョコレートです。これは今世紀はじめに、ベルギーで開発されたものだそうです。パリッとしたチョコレートの歯ごたえと、お口の中でとろけるヘーゼルナッツクリームのまろやかさ、ビターなダークチョコレートの風味とスモーキーなアーモンドの絶妙なハーモニー、想像しただけでよだれが出そうです。

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 EUの基準でチョコレートと認められるためには、カカオバター以外の油脂の含有を5%以下に抑えることが必要ですが、ベルギー王室御用達のチョコレート製造業者は、100%カカオにこだわり、少しでも混ざり物が入っている商品は、チョコレートとは認めていないそうです。
 イギリス人もチョコレート好きでは負けていませんが、イギリスのチョコレートには、ミルクの成分がたっぷりと含まれており、その製品はチョコレート菓子と分類されます。

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 私自身は、イギリスの激甘ミルクチョコレートも大好きですが、せっかくベルギーにやってきたので、本場のチョコレートをどっさりと買って帰りました。一日に食べられるチョコレートの数を制限しようとしましたが、手を伸ばせばそこにあるという誘惑に負け、たくさんあったチョコレートも瞬く間に消えてゆきました。チョコレートを拝みにぜひ、またベルギーに行きたいものです。

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お宝発見

 師匠宅で毎年、行われるカレー大会の日の出来事でした。カレーをサーブする準備をしていた師匠の長女が「ボウルが足りなくなったので、そのへんの棚を開けて適当なものを見つけてくれないかしら。」と私に言いました。私はその指示に従いました。
 扉を開けた瞬間に私はキャッと奇声を上げました。突如としてハウスクリアランスのストールが現れました。そこには、私の好きなセブンティースがぎっしりと詰まっていました。しかも、私とおそろいの JAJ Pyrex のキャセロールディッシュまでありました。
 私はボウルをみつくろうのも忘れ、そこにあるものに見とれていました。ふと我に返り、長女に向き直ると、彼女は、「失敗、失敗、大失敗。頼むのではなかった。」というな複雑な表情を浮かべていました。
 師匠宅は、内装から家具に至るまでの全てがヴィンテージ仕様です。つまりは、古いというだけのことですが、私は見ているだけでわくわくします。

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この乱雑に重ねられている様はまさにハウスクリアランスのストールそのものです。

 「師匠、今度、家捜しさせてくださいよ。Chiswick(チズウィック:ロンドン西部)でストールを出しましょう。ガレージセールのほうが手っ取り早いですか?それとも、eBay(イーベイ:ネットオークション) にします?そんなことよりも、全部、私にください!!」

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セイフティーボックスいろいろ

 私たちがホテルを予約するときの第一条件は、客室にセイフティーボックスがあることです。出かけるときにホテルのフロントにパスポートや現金などの貴重品を預けてもよいのですが、マルセイユのホテルでは、朝のシフトの人がフロントにある金庫の鍵を家に持ち帰ってしまったそうで、私たちがホテルに戻った時間には、預けていた貴重品を受け取ることができませんでした。夜のうちにパスポートを受け取ることができなかったことに関しては何の問題もありませんでしたが、次の朝にはチェックアウトの予定だったので、その夜は心配で眠れませんでした。私はとても心配性なので、そのようなことがあってからは、フロントに貴重品を預けるのも怖くなりました。部屋の中にセイフティーボックスがあり、好きなときに開閉できるというのが一番の理想です。
 今回、泊まったブリュッセルのホテルは、公式サイトにはセイフティーボックスがあるということが記載されていましたが、実際は、客室ではなくロッカールームに金庫があり、利用者はその鍵を持ち歩くというシステムでした。鍵は自分たちが管理することになり、好きなときに開閉ができるので悪くないシステムだと安心しました。しかしながら、二日目に金庫を借りようとしたときに、貸し出しできる金庫は全て使用中でした。フロントのお兄さんは、「よければフロントにて貴重品をお預かりいたしますよ。」と笑顔で対応してくれましたが、心配性の私はマルセイユでの出来事を思い出しました。
 客室のセイフティーボックスが有料のホテルもありました。フロントで貴重品を預かる際に預り証をくれるホテルもありました。貴重品を封筒に入れて封印代わりにサインをするホテルもありました。そのようにフロントの対応がしっかりしているホテルには安心して貴重品を預けることができましたが、今回、泊まったホテルは常時、スタッフが一人しかおらず、泊り客をロッカールームに案内する際などにフロントが無人になっていました。そこに貴重品を預けようかどうか悩みましたが、持ち歩くよりは安全かと思い預けて出かけました。ホテルに帰ったときには、もちろん預けたものがそのまま戻ってきました。私は何事にも心配しすぎなのです。
 モン・サン・ミッシェルのホテルでセイフティーボックスについて尋ねたとき、「希望があれば貴重品をフロントにてお預かりします。ここにはそんな物は必要がないのですよ。」と言ったスタッフの言葉が印象的でした。私の度を越した心配性もどうかと思いますが、盗難の心配などしなくてもよい土地に行って、心のそこからリラックスしてホリデーを楽しんでみたいものです。

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ものぐさティータイム

 ものぐさな私が編み出したフレッシュレモンジンジャーティーの作り方を紹介します。用意するものは大き目のティーポットとレモンと生姜です。お好みではちみつを加えてもおいしいです。
 レモンは洗って皮ごと輪切りにします。私はティーポット一杯分にレモン半分を使いますが、好みにより調整してください。生姜は皮をむいてすりおろします。こちらも分量はお好みで加減してください。(いい加減だなぁ。)
 温めたティーポットに輪切りのレモンとすりおろした生姜を入れ、ティーポットにいっぱいのお湯を入れます。5分くらいおいてからカップに注ぎます。この方法だとティーポットのお茶がなくなるまで楽しめます。冷たくなったらカップに注いでから電子レンジでチンします。

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 実を言いますと、一杯目のお茶が一番おいしいです。だんだんレモンの苦味がでてきてしまうので、面倒くさくない方はその都度、淹れたほうがおいしくいただけます。いちいちレモンを切ったり生姜をすったりするのが面倒くさいという方は、このものぐさ方式をお試しください。

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スマーフ

 スマーフといえば、キャンディーのような丸いチーズ、雪印のチーズキャッチを思い出します。幼い頃、私はこのチーズが大好きで、毎日のように食べていました。アニメを見ていた記憶はなく、スマーフのストーリーは全く知りませんでしたが、チーズがおいしかったせいでスマーフには親近感を覚えます。

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ベルギー漫画センターにて

 漫画センターに行ったときも、その展示を楽しく見学しました。解説によるとスマーフは、ペヨのペンネームで知られるピエール・クリフォールの原作で、「ジョアンとピルルイ」という詩的な中世物語のなかから誕生しました。この物語の一シーンにすぎなかったスマーフたちの生態はまたたくまに人気となり、その後、彼らは独立した物語を展開させてゆくこととなりました。

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ブリュッセル中央駅にて スマーフは青くないと...。

 ジュ・ド・バル広場の蚤の市に行ったとき、なんとかベルギーらしいものを見つけられはしないだろうかと目を皿のようにして段ボール箱のなかをあさりました。
 出てきました、出てきましたよ。ハウスクリアランス系のストールから見つけました。ミルクガラスのマグカップです。紅茶を飲むには少し小さいですが、旅の記念品として家に飾っておくことにします。

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Arcopal(アルコパル)スマーフマグカップ

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パケ買いpart III

 無意識のうちにパケ買いをしてしまいました。マスタードは、ランチ用のサンドイッチに毎日、使うものなので買いだめしても損はしないはずと小瓶を3つ。シンプルな陶器のポットが気に入りました。ラベルを剥がして使う用、ラベルのまま使う用、フタを外して使う用に3つです。フタなしは、えんぴつ立てにぴったりです。カトラリー立てとしても使うことができそうですが、私のなかでは、ピンととがったえんぴつがたくさん突き出している構図が目に浮かんでいます。とは言っても、私はえんぴつなどめったに使わないのですが。またイメージ先行で実用性の薄いものが家にたまってゆきます。
 肝心の中身はフランス産のあらびきマスタードです。今までに食べたことがあるどのマスタードよりも酸味が強く、すっぱいものが大好きな私にとってはとても美味です。Marks & Spencer(マークスアンドスペンサー)で購入しましたが、これは自社ブランドではなく各地の特産品を紹介するコーナーにありました。少々お高いだけあって、グルメなマスタードと評されています。とは言っても、一般的にマスタードはそんなに高価なものではありません。日々、頑張っている自分への小さなご褒美、小さな贅沢といったところで落ち着きそうです。

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Moutarde De Meaux Pommery

 フタはワックス(蝋)をイメージしたプラスチックです。私はプラスチックがあまり好きではないのですが、このフタは密封性が高そうで気に入りました。ただし、開けにくいのが玉に瑕です。本物のワックスでフタをしているものも販売されているようです。お店にはありませんでしたが、どこかでお目にかかった際には、迷わず買ってしまいそうです。

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ノートルダム・デュ・サブロン教会

 私にとってヨーロッパを旅する楽しみの一つは、教会めぐりです。教会は祈りのための場所ですが、扉は誰にでも開かれています。散歩ついでに立ち寄るお年より、束の間の祈りの時を求めてやって来る買い物帰りの主婦、そして、疲れた足を休める旅人。夏はすずしく、冬は暖かな教会堂は、私の疲れを癒してくれます。

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ノートルダム・デュ・サブロン教会 外観

 ブリュッセルのカトリック教会は、小ぢんまりとしていて地味ですが、素朴で飾りたてない内装には、なんともいえない温かみがあります。

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教会内部

 ここノートルダム・デュ・サブロン教会のはじまりは、1304年に射手組合(ギルド)によって建てられた小さな礼拝堂であったといいます。現在の教会堂は、フランボワイヤンゴシック様式で、窓が多く明るいのが特徴です。窓は美しいステンドグラスで装飾されており、内部に明るい光をもたらしてくれます。

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マリア像を乗せた船の複製

 伝説によると、1384年にアントワープの女性がマリア像を船でブリュッセルにもたらし、射手に捧げたといいます。以来この地には巡礼者がたえることなく、急速に発展しました。入り口上部には、マリア像をもたらしたという船の複製が飾られています。

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十字架と美しいステンドグラス

 四方の窓から差し込んでくる日差しは明るくやわらかで、まるで天までつづいているかのようです。
 旅人の私は、再び歩き出します。

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入り口の装飾が美しい

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