2012-07

The Old Cinema

 最近、増えてきた焼き物コレクションを収納する棚を探しています。目の保養も兼ねて Chiswick(チズウィック:ロンドン西部)にある The Old Cinema(ジ・オールド・シネマ)というヴィンテージやアンティークの家具を専門に扱う家具屋さんに行きました。

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 ヴィンテージ家具のディスプレーにはそれぞれテーマがあります。博物館を見学するような気分で楽しく店内を散策しました。この一角はコテージ風です。家具のほかに雑貨もあります。私は赤いホウロウのポットを狙っているのですが、店内のものは、お値段が立派だったのでカーブーツチャリティーめぐりでの出会いに期待することにしました。

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 東洋趣味のコレクションの一角です。古い中国や李朝家具には渋い趣があってヨーロピアンのインテリアともマッチします。アジア人の私は東洋的な美しさに強く惹かれます。
 
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 2階にはヴィクトリアンやジョージアンのアンティーク家具がディスプレーされています。50年代のアメリカ映画に出てきそうな家具よりも、私は正統派のアンティーク家具を好みます。家中、ここにあるような家具で埋め尽くしたいところですが、家の大きさや予算と相談すると、とても手が出ませんでした。

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 年代物の重厚な本棚に並ぶ古書は貫禄があり見栄えがします。本棚は買えそうにありませんが、ディスプレー用の本ならなんとかなりそうです。ペーパーバックのツンドクを卒業して豪華革張りのアンティーク本のコレクションを充実させようかと考え始めました。そうすると本棚が欲しくなるのでしょうね。広い家に引越すことが先決かもしれません。

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聖火リレーを見に

 いよいよ7月27日からロンドンオリンピックが開催されます。私のまわりでは、観戦チケットを購入して盛り上がっている人がいる一方で、オリンピックの喧騒を逃れるためにロンドン脱出を企てている人もいます。同僚は、オリンピックレーンのおかげで、車通勤から地下鉄通勤に切り替えることを余儀なくされたとぼやいておりました。オリンピックレーンは、オリンピック専用車のみ通行可能な車線だそうで、一般のドライバーは期間中、進入禁止、通行止め等で不便を強いられることが多々あるようです。他の同僚は、休暇を取って日本に一時帰国してしまいました。

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 私自身は、車通勤を諦めた同僚に同情ていましたが、聖火リレーが近所まで来ることを知った途端にオリンピックモード全開になり、勇んで聖火を見に行きました。

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 当日はお天気にも恵まれ、たくさんの人が聖火を一目見ようと沿道へと詰め掛けました。通過予定時刻は18時過ぎでしたが、16時頃には場所取りが始まっていました。警察官も出動していました。暑い中、お勤めご苦労様でした。

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 聖火を持ったランナーが到着する前に、オリンピック関係車両やスポンサーの宣伝カーも通りました。何かが走り抜けるたび、会場は大盛り上がりでした。

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 いよいよ聖火ランナーがやってきました。シャッターチャンスとばかりにカメラを構えた渾身の一枚です。あれれ、聖火が写っていないではありませんか!ランナーの通過は一瞬の出来事で、シャッターチャンスを逃してしまいました。こんなことなら写真は諦めて、肉眼でしっかり見ておくのだったと後悔しました。

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 写真撮影には失敗しましたが、沿道で盛り上がる雰囲気は満喫しました。これから始まるオリンピック、選手の皆さんの活躍を期待しています。ガンバレ日本。そして、ガンバレ、イギリス。

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マトリョーシカ

 民族っぽいもの、色鮮やかなものが大好きな私は、以前からマトリョーシカが欲しいと思っていました。先日、カーブーツセールで見つけたので大喜びで購入しました。

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 マトリョーシカは入れ子になったロシアの木製人形ですが、その名前は農村の伝統的な女性の名前に由来するといわれています。マトリョーナ、またはマトリョーシャは、一般的な農村女性の名前で、この名前はラテン語で母を意味する mater に由来するそうです。この名前はロシア人にとって、大らかで健康的なお母さんの姿を連想させるのでしょう。

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 マトリョーシカの誕生には二つの説があります。一つ目は、1890年にモスクワ郊外の工房で生まれたという説です。実業家であり、様々なアーティストのパトロンでもあったマモントフ夫人のもとで、アーティストたちがロシアの新しい民芸品であるマトリョーシカを完成させたという説です。
 二つ目は、日本の箱根細工にその起源があるという説です。避暑に訪れていたロシア人宣教師が箱根の民芸品である入れ子人形、七福神やだるまをロシアに持ち帰り、それがマトリョーシカの原型になったという説です。真偽の程は確かではないようですが、もしそれが事実だとしたら日本とロシアとの間の意外なつながりに驚かされます。

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 カーブーツセールやチャリティーショップでは、よく各地の民芸品が売られています。お土産に貰ったものの、好みに合わずに処分されたものたち。そして、それを拾い上げる人たちがいるのはなんとも愉快です。

参考文献:マトリョーシカとロシア雑貨の通販専門店 エルミタージュ

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ちんちん電車に乗ろう

 坂道が多いうえに狭く入り組んだリスボンの街を移動する際に大変、重宝するのは、ちんちん市電です。この電車は小さい車両に大勢の市民や観光客を乗せて坂道をぐんぐん駆け上がります。私たちは移動手段としてではなく、観光アトラクションとしてこの市電に乗りました。

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 中心街の歩道はとても狭く、停留所で市電やバスを待つ人がいると、歩行者が車道にはみ出すしかありませんでした。市電も車も歩道ぎりぎりをかなりのスピードで走っているので、車道を歩くことは、なかなかのスリルのあることでした。

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 私は客席から運転手さんを観察していました。市電を運転するのは大変な作業のようでした。運転手さんの神経はかなり衰弱しそうです。急な坂道の途中に停留所があることが多く、いちいち停車しては、坂道発進させなければなりません。狭い道ですれすれで対向車とすれ違ったり、大袈裟なくらいブレーキを軋ませて坂道で停車した際など、私は心の中で運転手さんにエールを送っていました。

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 電車内はクラシックな内装で木のぬくもりが暖かい雰囲気をかもしだしていました。つり革も昔ながらの形でした。乗車は前からで、プリペイドカードや定期をスキャンするか運転手さんに料金を払います。降りるときは後ろからですが、地元の人たちは、目的地の一駅前には後ろで降車準備をしていました。

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 アルファマ地区の迷路のような狭い道で電車が対向車とすれ違おうとしていました。道幅が充分ではなく車がバックして電車に道を譲っていました。暇そうな地元のおじさんたちがわいわい言いながら交通整理をしていました。

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 大抵のヨーロピアンは、信号が赤でも車がこないかぎり道を横断します。そして、横断歩道がなくてもどこでも道を横切ります。リスボンでもそのような光景をいたるところで目にしました。電車や車と歩行者の距離が恐ろしく近いのです。見ている私のほうがドキドキしてしまいました。

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ルパートベア

 Rupert Bear(ルパートベア)は、イギリスの日刊紙 Daily Express(デイリー・エクスプレス)に1920年から連載されている漫画のキャラクターです。原作者は、Mary Tourtel(メアリー・タートル)ですが、1935年からは Alfred Bestall(アルフレッド・ベストール)に引継がれました。ベストールは約40年間にわたってルパートを描き続けました。その後は複数の作家が製作に携わっています。

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 ルパートベアの連載は、ライバル紙 Daily Mirror(デイリー・ミラー)に対抗するために始められました。その漫画は Rupert Annual(ルパート・アニュアル)として年に一度、本になります。1936年以来、毎年、出版されてきました。戦時中の紙不足の時代も例外ではありませんでした。
 また、Rupert Little Bear Library(ルパート・リトル・ベア・ライブラリー)という絵本シリーズも出版されていました。この絵本は、Woolworth(ウールワース:庶民的な日用品全般を扱う大規模チェーンでしたが、2009年に閉店しました。)で独占販売されていました。

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 ルパートは Nutwood(ナットウッド)という村に両親と一緒に住んでいます。Rupert and the Magic Toy Man(ルパート・アンド・ザ・マジック・トイ・マン)では、魔法使いによっておもちゃに変えられてしまったお姫様と彼女の国を救うために、ルパートが奮闘します。ルパートのおはなしは冒険物語が多いです。

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 現在のルパートはシロクマですが、最初は茶色でした。印刷コストを抑えるために途中から白くされたそうです。笑えるエピーソードですが、アニュアルの表紙に載っているルパートが茶色なのはそのような理由からです。また、複数の作家によって描かれているためか年代によってルパートの姿が微妙に違っています。
 私はむかし風のもっさりと熊熊しいルパート君が好きです。現在のルパートは洗練されすぎです。とはいってもこのクマさん、「ブサかわいい」というのが私としての最大限の賞賛の言葉です...。あぁ、ルパート君って、あまりかわいくないのねぇ。

参考文献:Wikipedia

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トランスヴェスタイトを追いかけろ

 日本からTさんが遊びに来ていたとき、相棒と三人で子どもの頃にしたおバカな遊びの話をしていました。片田舎出身の私も首都圏出身のTさんもロンドン郊外出身の相棒も「ピンポンダッシュ」には覚えがありました。私は実際にやったことはありませんが、男子がやっているのをハラハラしながら見ていた記憶があります。ちなみに、ピンポンダッシュは英語で Knock Down Ginger(ノック・ダウン・ジンジャー)というそうです。
 他にも怖いおじいさんが住んでいる家の敷地内をわざとに横切って肝試しをしてみたり、空き家を見つけてお化け屋敷ごっこをしてみたりと、日本の子もイギリスの子も同じような遊びをしていたらしいという結論に至るはずでした。ところが、相棒が「transvestite(トランスヴェスタイト)の人を追いかけたことがあったなー。」と言い出したので私もTさんも絶句してしまいました。私が小学生の頃には、そのような嗜好の人が存在することすら知らなかったはずです。首都圏出身のTさんですら、「東京郊外にもいなかった。」と言って驚いていました。
 ここで言うトランスヴェスタイトは性同一性障害をさすのではなく、女装を好む男性を指します。どちらかというと、ドラッグクイーンに近い存在です。私の認識が正しいかどうかは定かではありませんが、イギリス人は一般的に男性が男性の姿のままで女装する人のことをトランスヴェスタイトと呼んでいます。その男性が女性を好きか男性を好きか、自分の性をどう認識しているかはまた別の問題です。日本人ではマツコ・デラックス、イギリス人では Eddie Izzard(エディー・イザード)のような男性と思ってください。
 私は相棒にそんな差別的なことをして良心の呵責には苛まれなかったのかと尋ねました。彼はトランスヴェスタイトの人が物珍しくて思わずついて行ってしまったと言いました。はやしたてたり、バカにしたわけではなく、かわいいいたずらだったそうです。80年代前半のことだったそうですが、昔からロンドンは進歩的な都市だったようです。

※この記事は、福岡で発行されているフリーペーパー World Joint Club 74号 で紹介されました。
World Joint ClubFlashbook でご覧いただくことができます。18ページに掲載されています。(太字をクリックするとリンクします。)編集部が手を加えてくださってとても読みやすい文章になっています。Mさんをはじめ、編集部の皆様、どうもありがとうございました。

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My Diamond Jubilee

 エリザベス女王の Diamond Jubilee(ダイアモンド ジュビリー)の記念に私が購入したもの第一弾は、ビスケットの缶でした。そして第二弾は、Fairy(フェアリー)の食器洗い洗剤です。去年のウイリアム王子とケンブリッジ公爵夫人(ケイトさん)のご成婚のときにも Royal Wedding(ロイヤル ウエディング)限定ボトルが発売されました。そのボトルも購入した私は、今も洗剤を詰替えて使っています。

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女王様のペット、コーギー君がポイント

 この白いボトルは、52年前に発売されたオリジナルを模しています。そして中身も当時のままです。オリジナルの洗剤は透明のボトルに入って現在でも販売されていますが、洗剤にはフルーツや精油の良い香りがついているのが当たり前と思っている人にとっては微妙な香りがします。実は私もこの香りが好きではないのですが、ボトルのかわいさに免じて許してあげることにします。こちらのボトルも中身が無くなったら詰替えて使うつもりです。
 近所のスーパーでお値段は1ポンド(1ポンド≠120円)でした。超、庶民派の私です。
 
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