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2012-04

おふらんすのおはな

 カーブーツセールでこれぞ私好みという Arcopal(アルコパル)の浅いボウルを見つけました。三色ありましたが迷わず全色、購入しました。私は、カラフルで大柄で能天気な花模様が大好きです。花柄を見ているとウキウキと気持ちが華やいでいくような気がします。ピクニックやバーベキューなど、屋外で大活躍しそうな元気な花模様です。

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Arcopal(アルコパル)の浅いボウル
 見ているだけで健康になることができそうな鮮やかなビタミンカラーのお花模様。家にはプレートはたくさんありますが、大きめのボウルは少ないので重宝しそうです。このボウルを一目見たとき、フルーツサラダを入れたらかわいいだろうなと思いました。スープやピラフ、ライスをもってもよさそうです。キャンドルたてにしてもかわいいかもしれません。

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バイシャ地区

2012年3月22日
 バイシャ地区は、歩行者天国のアウグスタ通りを中心として大小、様々なお店やレストランが連なるリスボン屈指のにぎやかな繁華街です。日本やイギリスのように大きなチェーン店が幅を利かせているわけではなく、小さいけれども個性的な個人商店が軒を連ねていました。ウインドーのディスプレーにも店主のこだわりとセンスのよさが感じられました。

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お土産屋さんのウインドーディスプレー
 ポルトガルでは地方ごとに独自の陶磁器が作られています。動植物や身近な生活風景が描かれているアレンテージョ地方の焼き物や、コインブラ地方で作られているコニンブリガの陶磁器が有名です。
 私は焼き物が大好きです。お土産屋さんできれいなお皿や置物を見るのはとても楽しかったです。うさぎが描かれている食器に惹かれましたが、観光中に割れ物に注意をするのは面倒なので購入は断念しました。

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リベイラ市場外観
 市民の台所として親しまれているリベイラ市場では、肉、魚、野菜や果物などの生鮮食料品と生花が扱われています。市場なので朝早くから店を開け、お昼頃には閉店するお店が多かったです。私が行った時間は正午を過ぎていたので開いているお店は数えるほどしかありませんでした。

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リベイラ市場入り口
 入り口付近の床は白と黒の敷石で飾られています。歩行者天国のアウグスタ通りをはじめ、市街地の通りも同様の敷石で装飾が施されています。白と黒の由縁は、リスボンの守護聖人であるサン・ヴィンセンテが1173年に2羽のカラスに守られてリスボンに運ばれてきたという伝説に基づいています。白はヴィンセンテの純粋さ、黒はカラスと死を象徴しています。また、白はリスボンのシンボルカラーです。

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市場内の様子
 イギリスではハロウィンの時期にしか見かけないカボチャがありました。

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サンタ・ジュスタのエレベーター
 アウグスタ通りにある鉄筋のエレベーターは、観光客を展望台まで運んでくれます。外見はいかつい鉄筋ですが、内装は木のぬくもりが伝わってくるレトロクラシックです。

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展望台から眺めるリスボンの街並
 エレベーターを降りると、そこにはリスボンの街が広がっています。遠くに見える城壁はサン・ジョルジェ城です。

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ツンドク

 私はインテリア関係の本や雑誌を見るのが好きです。先日、ローラ・アシュレイのカタログを見ていたらヴィンテージのペーパーバックが部屋のデコレーションに使われているページに目が止まりました。本を購入するだけで満足してしまい、読まないで積んでおくことを「積読-ツンドク-」と言うそうですが、本がお部屋のアクセントになるならばと、私も古本を買い込んで積読インテリアに挑戦してみました。

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 方々から集めたペーパーバックを踏み台の上に重ねました。数あるペーパーバックの中でも私は Penguin Books(ペンギンブックス)のシリーズが好きです。創業当初に出版されたツートーンカラーの本は、手に入りにくく、結構なお値段がしますが、それ以降のものは安価で購入することができます。Pelican Books(ペリカンブックス)と Puffin Books(パフィンブックス)も購入しました。一番古い本は1950年代に出版されています。新しい本でも70年代のものです。

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 フィッツジェラルド著、「The Last Tycoon(ザ・ラスト・タイクーン)」の表紙の絵がレトロで良い味を出しています。積読を卒業してこれらの本を読もうと努力をしてみました。一昔前に出版された書籍の文字は恐ろしく小さく行間も狭いです。最初のページを開いてみましたが、案の定すぐに眠気が襲ってきて閉じてしまいました。

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ベレン地区

2012年3月21日
 ベレン地区は、テージョ川を臨むウォーターフロントで中心街からは離れていますが見所がたくさんあります。

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ベレンの塔
 ベレンの塔は、16世紀にマヌエル1世によって建設されたテージョ川の船の出入りを監視する要塞です。ヴァスコ・ダ・ガマの世界一周の偉業を記念して作られました。建物にはジェロニモス修道院と同様、マヌエル様式が採用されています。1階は水牢、2階は砲台、3階は王族の居室として使用されていました。

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ベレンの塔からの眺め
 テージョ川にかかる真っ赤な橋は4月25日橋です。この橋は1966年8月6日に開通しました。開通当初は、独裁者アントニオ・サラザールにちなんでサラザール橋と呼ばれていました。1974年4月25日におこった、リスボンの春ともよばれているカーネーション革命を記念して、革命以来、橋の名称は4月25日橋に改められました。

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停泊するヨット
 青空が広がる天気の良い日に、ヨットですいすいと水辺を泳いでみたいものです。なんと贅沢なことでしょうか。

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発見のモニュメント
 発見のモニュメントは、エンリケ航海王子の没後500年を記念して1960年に建設されました。キャラベル船という帆船がモチーフになっています。内部は展望台になっています。

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モニュメント西側
 先頭に立つのはエンリケ王子でその後ろには、当時の著名な航海士や学者、宣教師の像が控えています。ヴァスコ・ダ・ガマの像は東側にそびえています。

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大理石のモザイク
 モニュメント前の広場には大理石のモザイクで世界地図が描かれており、各国が発見された年号が記されています。日本は、ポルトガル船が豊後に漂着した1541年と記載されています。日本史では、ポルトガル人が種子島に漂着したのは1543年と習いましたが、それ以前にも漂着の事実があったことがわかります。

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パスティス・デ・ベレン
 ベレン地区には1837年に創業のエッグタルトで有名なパスティス・デ・ベレンというお店があります。秘伝のレシピはジェロニモス修道院から伝わっているそうです。日本では、エッグタルトとよばれているこのデザートは、パスティス・デ・ナタというポルトガルの伝統的なお菓子です。
 右の写真はホテルの朝食ビュッフェのものです。リスボン滞在中は毎朝、デザートにこのパスティス・デ・ナタを食べました。このお菓子は、甘さ控えめでサクサクと軽いので何個でも食べられました。

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ジェロニモス修道院

2012年3月21日
 ジェロニモス修道院はベレン地区にあります。市中心部のホテルに宿泊していたので、15番の市電に乗って行きました。市街地は道が細く入り組んでいるうえに、坂道が多いですが、郊外に行くにしたがって道が広くなってゆきました。30分くらい電車に揺られて目的地に到着しました。

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ジェロニモス修道院外観
 ジェロニモス修道院は、エンリケ航海王の偉業をたたえるとともに、ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路開拓を記念してマヌエル1世によって建てられました。建築費用はヴァスコ・ダ・ガマの航海によってもたらされた香辛料貿易の利益で賄われました。マヌエル様式の最高傑作とよばれる修道院は、世界遺産にも登録されています。

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中庭を囲む回廊
 私がこの修道院を訪れた日は、まだ3月であるというのに初夏のような陽気でした。回廊内はひんやりと涼しく、照りつける太陽を避け、まぶしい中庭を眺めるには最高の場所でした。

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中庭
 中庭から見えるのは、55メートル四方の中庭を囲む二階建てのアーチです。石灰岩の彫刻が美しく、繊細で緻密で上品なレース編みのように見えました。

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空の青とのコントラストが美しい
 白い石灰岩の彫刻は上質のアイスクリームのように見えました。

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光と色の芸術
 石灰岩の上品な色合いは眺める角度によって白く見えたり、象牙色に見えたりしました。

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アズレージョが美しい部屋
 ポルトガルの伝統的なタイルであるアズレージョは市街地のいたるところで見ることができます。色とりどりのアズレージョでデコレーションされた建物は美しく優雅です。

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サンタ・マリア教会
 修道院内にある教会に堂々とそびえる柱は椰子の木を模しています。また、海をモチーフにした模様が刻まれています。この教会には、ヴァスコ・ダ・ガマと彼の航海を称えた詩人、ルイス・デ・カモンエスが眠っています。

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大聖堂の中心で人々を見守るイエス・キリスト

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リッチモンド散策

 よく晴れた気持ちの良い日に Richmond(リッチモンド)を散策しました。リッチモンドはロンドンの南西に位置するテムズ川沿いの高級住宅街です。

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リバーサイド
 おしゃれなお店でショッピングに勤しむ(私の場合は、ウインドーショッピングです。)のも楽しいですが、よく晴れた日には、テムズ川沿いを散策したりベンチやカフェに座ってボーっと川の流れや行き交う人々を眺めるだけでも、優雅に時は流れてゆきます。ボートを借りてテムズ川の上をすいすいと渡ってゆくのも楽しそうです。

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水辺にただよう一羽の白鳥
 ガンの群れの中に白鳥が一羽だけ優雅に水辺に浮かんでいました。私がロンドンで白鳥を見たのは、この日が初めてでした。

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編み物をするおばあちゃん
 私が訪れた日は、とてもお天気がよかったのでベンチは日光浴をする人々で溢れていました。一心に編み針を動かすおばあちゃんの姿もありました。写真を撮った後には、全てのおばあちゃんが編み物をはじめました。

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路地に連なるかわいいお店
 ハイストリート(大通り)だけではなく、ちょっとした路地にもおしゃれなお店やレストラン、カフェが軒を連ねています。リッチモンド界隈にはこのような路地が多く、覗いて見るだけでも楽しいです。

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堂々とそびえる教会
 道の奥には英国国教会の教会がありました。教会の周囲には、静かで厳かな雰囲気が漂っていました。

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チョコレート屋さんの店先
 キャンディーステッキを持ったかわいいおじさんが立っていたので近寄ってみると、そこはチョコレート屋さんでした。私が訪れた日は Easter(イースター:復活祭)が近かったので、ウインドーにはイースターエッグやひよこ、または、うさぎをモチーフにしたお菓子やチョコレートが並んでいました。イースターはキリストの復活を祝うキリスト教の祝祭日です。卵とひよこは、復活の象徴とされています。ヒナが卵から生まれることが、イエスが墓から出て復活したことに結びつけられています。また、うさぎは多産なので生命の象徴として、また跳ね回る様子が生命の躍動を表しているといわれています。

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リスボン到着

2012年3月20-23日

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歩行者天国のアウグスタ通りから眺めるアーチ

 速度を落とした飛行機の窓からは、リスボンの市街地が見えてきました。家並みが途切れるとそこには、青くたおやかに流れるテージョ川が広がっていました。水に飛び込むかのように飛行機は低空飛行を続け、すぐに空港に降り立ちました。暮れかかるリスボンに到着です。

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ロシオ広場 正式名称はドン・ペドロ4世広場

 入国審査を終え、空港のツーリストインフォメーションで地図を貰い、市街地行きのバスのチケットを購入しました。インフォメーションのお姉さんの英語は素晴らしく、フランス人の旅行者には立派なフランス語で対応していました。今回の旅行を通じて感じたのは、リスボンの人たちは英語が堪能であるということでした。どこの国に行っても、観光業に携わる人たちは立派な英語を喋りますが、リスボンでは街行く市民までもが日常会話程度の英語を自由に操っていました。

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カルモ教会 現在は考古学博物館として使用されている

 私は旅行に行くときは、「ありがとう。」と「こんにちは。」くらいの現地語は覚えようと思うのですが、普段、生活に使っている英語もあやしいせいか、なかなか上手くはゆきません。とっさに出てくるのは英語です。素朴で親切なリスボンの人たちは、私の下手な英語もかなり理解してくれ、意思疎通に困ることはありませんでした。

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アズレージョ(タイル)で装飾された建物が美しい

 リスボンは一国の首都ではありますが、ロンドンやパリなどの大都市に比べると広々としていて、時間の流れも緩やかなように感じました。観光地へ向かう途中のベンチに座りながら、のんびりと人々の歩みを眺めたり、日光浴をしたりと、ゆったりとした旅になりました。

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コメルシオ広場 かつてはマヌエル1世の宮殿があった

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