ネットがないと...。
2011年8月15日
私の旅行と格安航空券とは切っても切り離せない間柄にあります。この格安航空券、料金は確かに安いのですが、とんでもない時間に発着する便が多く、しかも、荷物のチェックインが有料です。今回のフライトはロンドン・ガトウィック空港、午前6時5分発でした。いつもなら夜中に家を出発してナイトバスと空港行きのコーチとを乗り継いで時間に間に合わせますが、今回は贅沢をして空港周辺のホテルに前泊しました。
ホテルにはチェックインの午後3時頃に到着しました。ホテル周辺を散策する予定でしたが、空港のほかには何もなく結局、部屋で過ごすことになりました。まずは部屋の設備を時間をかけて点検しました。引き出しの中にモルモン経典を見つけました。モルモン教が異端視されるのは聖書の他に独自の経典を持っているからである、ということを相棒に説明したかったのですが、異端(heresy)という単語が出てこずに、しばらくもやもやと格闘しました。インターネットがあればすぐに解決できる問題でしたが、ここでは持っていた英語のガイドブックを隅から隅まで読んでやっとその単語を見つけて苦しみから解放されました。
その格闘も1時間弱で終わってしまい、今度は持ってきたトラベルチェスをすることにしました。ここで第二の問題が発生しました。黒のキングの定位置は黒いマスなのか白いマスなのか分からなかったのです。私も相棒もいつもパソコンを使ってチェスをしていたので、並べ方をうろ覚えでした。この問題は解決しそうに無かったので、適当にプレイしましたが、後日、調べてみると間違った位置にキングを配置していました。正しくは黒のキングを白いマスに、白のキングを黒いマスに置きます。
二つばかり例を挙げましたが、普段、自分がいかにインターネットに頼りきった生活をしているかを実感させられました。私はパソコンで時々チェスをしますが、駒の正しい並べ方さえ覚えていなかった事実を目の当たりにして、情けない気分になりました。いつでも調べられるからという理由で、情報を自分のなかで消化することを怠っていたのです。インターネットは便利ですが、頼りすぎると自分が空っぽになりそうで恐ろしいです。
夕食にはホテルのレストランでビュッフェを食べました。これがホテルのビュッフェかと首を傾げたくなるようなジャンクな品揃えでしたが、パンだけではなくライスを選ぶことができたので私にはちょうどよかったです。レストランのスタッフの殆どが東欧出身者で占められており、ロンドン近郊都市の現在の様子を垣間見たような気がしました。
私の旅行と格安航空券とは切っても切り離せない間柄にあります。この格安航空券、料金は確かに安いのですが、とんでもない時間に発着する便が多く、しかも、荷物のチェックインが有料です。今回のフライトはロンドン・ガトウィック空港、午前6時5分発でした。いつもなら夜中に家を出発してナイトバスと空港行きのコーチとを乗り継いで時間に間に合わせますが、今回は贅沢をして空港周辺のホテルに前泊しました。
ホテルにはチェックインの午後3時頃に到着しました。ホテル周辺を散策する予定でしたが、空港のほかには何もなく結局、部屋で過ごすことになりました。まずは部屋の設備を時間をかけて点検しました。引き出しの中にモルモン経典を見つけました。モルモン教が異端視されるのは聖書の他に独自の経典を持っているからである、ということを相棒に説明したかったのですが、異端(heresy)という単語が出てこずに、しばらくもやもやと格闘しました。インターネットがあればすぐに解決できる問題でしたが、ここでは持っていた英語のガイドブックを隅から隅まで読んでやっとその単語を見つけて苦しみから解放されました。
その格闘も1時間弱で終わってしまい、今度は持ってきたトラベルチェスをすることにしました。ここで第二の問題が発生しました。黒のキングの定位置は黒いマスなのか白いマスなのか分からなかったのです。私も相棒もいつもパソコンを使ってチェスをしていたので、並べ方をうろ覚えでした。この問題は解決しそうに無かったので、適当にプレイしましたが、後日、調べてみると間違った位置にキングを配置していました。正しくは黒のキングを白いマスに、白のキングを黒いマスに置きます。
二つばかり例を挙げましたが、普段、自分がいかにインターネットに頼りきった生活をしているかを実感させられました。私はパソコンで時々チェスをしますが、駒の正しい並べ方さえ覚えていなかった事実を目の当たりにして、情けない気分になりました。いつでも調べられるからという理由で、情報を自分のなかで消化することを怠っていたのです。インターネットは便利ですが、頼りすぎると自分が空っぽになりそうで恐ろしいです。
Courtyard London Gatwick Airport
今回宿泊したマリオット系列のコートヤード・ホテルは、空港から徒歩で7分ほどの距離にあり非常に便利でした。大きな荷物を持っている場合は、ホテルから空港までの有料のバスも出ていました。当然のことながら、このホテルの宿泊客はロンドン・ガトウィック空港の利用者に特化されていました。宿泊客の殆ど全員が一つの目的しか持たないという独特の雰囲気は、モン・サン・ミッシェル周辺のホテル郡と共通するものがありました。夕食にはホテルのレストランでビュッフェを食べました。これがホテルのビュッフェかと首を傾げたくなるようなジャンクな品揃えでしたが、パンだけではなくライスを選ぶことができたので私にはちょうどよかったです。レストランのスタッフの殆どが東欧出身者で占められており、ロンドン近郊都市の現在の様子を垣間見たような気がしました。
British Red Cross や 日本赤十字社 が東日本大震災への義援金を受付ています。
読んでくださいましてありがとうございました。
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