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2010-03

春のよろこび

 まだまだ寒い日が続きますが、植物は芽を出し、花を咲かせています。春の訪れです。
 私は北国の出身です。北国では雪どけとともに春が訪れます。雪どけ水の流れる音を聞くとき、「春が来たのだ。」と感じます。それは、心が躍り、血が沸き立つ出来事です。

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咲き始めるクロッカス

 ふと気づきました。ここしばらく、あの「心、踊り、血、沸き立つ」瞬間を経験していないと。春の訪れにうれしさを感じます。しかし、あの、身体の奥からこみ上げてくるよろこびの衝動を、しばし忘れていました。ロンドンの冬は寒いといえども、雪がありません。北国の厳しい冬とひきかえにしかえられない、あのよろこびを懐かしく思います。

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Essex Girl と呼ばないで

 先日、 Metro -メトロ-(地下鉄駅などに置いてある無料新聞です。英語が平易で読みやすいです。)にこんな記事が載っていました。
 エセックス州に若い女性の地位向上ための慈善団体が新設されました。この団体の目的は、スポーツ、詩のコンクールやファッションショーなどの文化的な活動を通して、地元の女性たちを啓発し、悪名高き Essex Girl(エセックスガール)の汚名を返上することです。
 エセックスガールは文字通りエセックス州出身の女性のことを指すのですが、この言葉には「頭もお尻も軽い女の子」という強い蔑視の意味も含まれています。
 彼女らの具体的なイメージは、
 貧しい家庭出身で、頭が悪く、尻軽である。
 金髪(脱色も含む)で、スチレットヒールの白い靴かサンダルを履いている。
 日焼けサロンで人工的に日焼けをして顔がオレンジ色に見える。
 声が大きく下品である。と、随分ひどいです。
 エセックス州はイングランド東部の州で、ロンドンに隣接しています。もともと貧しい地域であるロンドン東部から更に東に位置するエセックス州には、貧困家庭が多いのも事実です。ロンドンに程近いその立地条件から、エセックス州に住む若い女性たちは、週末になるとロンドンの繁華街にある酒場やクラブに繰り出しては、乱痴気騒ぎを繰り返します。エセックスガールの汚名は、そうしたイメージを色濃く反映しています。
 当然のことながら、エセックス州出身の女性の全てが「頭もお尻も軽い」わけではありません。しかし、彼女たちはエセックスガールの負のイメージに度々、苦しめられます。例えば、就職面接などで出身地を聞かれた場合に、「エセックス州です。」などと答えようものなら鼻で笑われたりすることもあるので、「ロンドン近郊です。」などと口を濁します。そんな負のイメージに辟易した女性たちが、ついに立ち上がってたというわけですが、エセックスガールのイメージ向上につながるでしょうか。今後の行方を注目したいところです。

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トルコ屋さん

 よく行くトルコ屋さんで干し柿を見つけました。オレンジ色のドライフルーツが透明な袋に入れられて無造作に積まれていました。乾燥マンゴーかと思ったのですが、そのわりに一袋 £1.00(約¥150)とお安いので、店員さんに何か聞いてみました。
 「Dried Sharon Fruit だよ。」ということでした。Sharon Fruit(シャロンフルーツ)とはイスラエル産の柿のことですが、イギリスでは一般的に柿のことを本来の Persimmon(パーシモン)ではなく、シャロンフルーツと呼ぶことが多いです。ヘッドフォンステレオのことを全て「ウォークマン」というようなものですかね。(ちょっと例えが古すぎですね。)もしかしたら、イギリスに輸入されている柿はイスラエル産が多いのかもしれません。

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干し柿
 日本のものと違って柿を切ってから干してあります。食感は「干しいも」によく似ています。

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トルコ屋さんの店先 無造作に積まれたフルーツの中に柿が見えます。

 このトルコ屋さんには大変お世話になっています。野菜がスーパーより安いのでよく利用しますが、懇意にしている一番の理由は、日本のお米に近いジャポニカ種の「Tosya Pirin醇M」というトルコのお米を売っているからです。イギリス国内で販売されているお米のほとんどは、細長いインディカ種です。
 寿司ライスとしてカリフォルニア産の「錦」というお米も売られていますが、かなりお値段がはります。トルコの「Tosya Pirin醇M」は日本のお米より少し粒が大きいのですが、パサパサしていないので、おにぎりも握れます。5Kgで £6.99(£1.00≠¥150)とお手頃なので、重宝しています。

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トルコ屋さんの店内 売り物ですが好きに味見できます。

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手軽でおいしいティーバックのお茶

 私はかなりのお茶好きです。職場でも、食事の時も、おやつのときもお茶を飲みます。
 ロンドンの硬水でいれる紅茶の味は渋味がなくまろやかです。イタリアやスペインに旅行に行った際にも紅茶を飲みましたが、あまりおいしいとは感じませんでした。それよりも、コーヒーが際立っておいしかったことを覚えています。おいしい食べ物や飲み物はその土地の風土から生み出されるものなのだとつくづく感じました。今日はいつも飲んでいるおいしいお茶をご紹介します。

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 Redbush Tea(レッドブッシュティー) < The Redbush Tea Company > 別名のルイボスティーのほうが日本では馴染があります。職場で毎日のように飲んでいるお茶です。私はストレートで飲んでいますが、ミルクやお砂糖を入れてもいいそうです。ホットでもアイスでもおいしいです。紅茶とほうじ茶の中間といった味がします。

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 Redbush & Vanilla Tea <Tetley(テトレー) >レッドブッシュティーにほんのりとバニラフレーバーがついています。砂糖をいれなくてもほんのり甘いです。ミルクティーにするとおいしいです。

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 CHILL ME OUT Rooibos & Lemon Infusions < London Fruit & Herb Company >レッドブッシュティーにレモンフレーバーがついています。淹れたときの香りがさわやかです。ストレートでどうぞ。

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 Spiced Tea < Palanquin > スパイスティー(マサラティー)です。シナモン、ジンジャー、カルダモンなどのスパイスがブレンドされていて、寒いときには身体を温めてくれます。勿論、インドカレーのお供にも最適です。ストレートでも飲めますが、ミルクと砂糖を入れた鍋で煮出すとよりおいしいです。
 インド系の商店スーパーに売っています。私は 東ロンドンの Tesco(テスコ:大手スーパー)で買いました。

 Twinings(トワインニング)のハーブティー・シリーズは種類もたくさんあり、味もしっかりしていて、私の大のお気に入りです。一箱 £1.00(約¥120)以下というのも嬉しいです。

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 Camomile Honey & Vanilla  カモミールティーにはちみつとバニラの甘いフレーバーがついています。はちみつを加えるといっそうおいしくなります。

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 Pure Peppermint  ミントティーはストレートではもちろん、砂糖をたくさん入れてもおいしいです。

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 Lemon & Ginger  レモン&ジンジャーは生姜の味が際立ちます。風邪を引いたときにはちみつを入れて飲むと身体が温まります。

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聖フランチェスコの歩みⅡ

2009年3月22日-25日 
 アッシジには、清貧の聖人フランチェスコと彼の思想に感銘を受けた聖キアーラに捧げられた教会があります。それぞれの教会は二人の死後に建てられました。
 会堂を訪れた人々は、彼らが大自然の中で素朴なまでにも神に忠実に歩んできた道のりを知ることができるでしょう。彼らの思想は永遠のものとして後世の人々にも受継がれていくことでしょう。

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サン・フランチェスコ聖堂
 サン・フランチェスコ聖堂は、清貧の聖人フランチェスコを称えるために1253年に完成しました。教会堂にはルネサンス初期の画家ジョットによる聖フランチェスコの生涯、28の場面を描いたフレスコ画があります。
 聖フランチェスコは自然を愛し、鳥や動物とも対話をすることができました。「小鳥に説教するフランチェスコ」のフレスコ画はそのような聖フランチェスコの優しい人柄を最もよくあらわしています。

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路地の風景

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サンタ・キアーラ聖堂
 聖キアーラは1194年にアッシジの裕福な家庭に生まれました。1210年に路上で彼女が聖フランチェスコの説教を聞いたのが二人の最初の出会いでした。それから2年後に彼女の両親が裕福な男性との結婚を決めた時、家を出で聖フランチェスコの元で修道生活を始めました。彼女は、サン・ダミアーノ教会で、清貧、貞節、従順の誓いを受け入れた信仰生活をおくり、後に女子修道会キアーラ会を創設しました。
 現在、聖キアーラはテレビの守護聖人としても崇められています。病床に臥せってミサに参列できなかった彼女は、自室の壁にミサの様子を映し出す奇跡を起したという逸話に由来します。サンタ・キアーラ聖堂は聖フランチェスコに忠実であった聖キアーラに捧げられた教会です。ピンク色の石灰石が女性らしくてかわいいです。

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聖フランチェスコ教会からの眺め

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高台から眺めるペルージャの街並
 ペルージャは丘の上にある小さな街です。大学の街でもあり、若者の活気に溢れていました。ロンドンからアッシジへの中継都市として滞在しましたが、小ぢんまりとしてかわいい街でした。

参考文献:Wikipedia・地球の歩き方イタリア

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聖フランチェスコの歩みⅠ

2009年3月22日-25日
 アッシジはイタリアの国の守護聖人であり、第二のキリストと呼ばれる清貧の聖人フランチェスコが生まれた街です。イタリア人だけではなく、全世界のカトリック教徒の巡礼の地となっています。

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雨に濡れる聖フランチェスコ像
 聖フランチェスコは、12世紀の後半にアッシジの裕福な織物商人の家に生まれました。裕福な家庭に生まれたがゆえに放蕩生活を送っていましたが、ある日、彼は神が語りかける声を聞きました。以来、聖フランチェスコは生涯を神に捧げる修道生活をおくりながら、貧しい者や病める者たちのために尽くしました。

 私が大学時代にお世話になった教授は若い頃、神父になることを志しアッシジの修道院で一時期、修道生活をおくりました。彼は工学系の大学に進みましたが英語の論文を読む必要がありました。しかし、英語の発音は綴りとは必ずしも一致するものではなく、発音の仕方に悩みました。その時、彼の担当教授が「英語が読めないならラテン語をやれ。ラテン語はローマ字読みすればいいから。」と言った言葉を真に受け、彼はラテン語の勉強を始めました。
 勉強を重ねるうちに神学の魅力にとりつかれ、神学部に入り直しました。ヨーロッパに留学して、神父になるための勉強を続けましたが、その夢を捨てて結婚しました。結婚して間もなく奥様が寝たきりになり、奥様が亡くなるまで介護を続けました。彼はそんな話をユーモアを交えて講義の中で語ってくださいました。聖フランチェスコと教授の姿が私の中で重なります。

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サン・ダミアーノ修道院
 1206年に聖フランチェスコは、サン・ダミアーノ教会の十字架から「早く行って私の壊れかけた家を建て直しなさい。」という神の声を聞き、自らの財を投げ打って荒れ果てた教会の修復を行いました。清貧と自然を愛する聖フランチェスコの歩みはここから始まりました。この修道院は聖フランチェスコの弟子である聖キアーラが信仰生活を送った場所でもあります。
 私が修道院を訪れた日は生憎の雨でした。修道院内の教会堂にたどり着いた頃には、雷が激しい音をたてて鳴り響いていました。質素な教会堂の椅子に腰掛けて雨が小降りになるのを待ちました。教会堂に響く外界の激しい音は、中で佇む私の心に不思議と平静を与えました。降り続く激しい雨と雷光は神の栄光を現しているかのようでした。

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サン・ダミアーノ修道院 雨に耐える修道僧

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窓辺の聖フランチェスコ
 イタリアやスペインなどのカトリックの国へ行くと、一般家庭の窓辺を祭壇にして聖母マリアや聖人が祀られていることがよくあります。

参考文献:Wikipedia・地球の歩き方イタリア

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