2017-03

トレドのレストラン

 トレドでは、ユダヤ人街にあるホテルに泊まりましたが、2日ともホテルの近くにあるレストランで夕食をとりました。フランス人オーナーが経営する感じのよいレストランで、初日には、隣のテーブルで神父様のグループが食事をされていました。まずはビールで乾杯し、それからワインを注文の神父様ご一行。失礼とは重々承知しつつも、仕事着のままでビールを飲まれる姿に目が釘づけになりました。

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La Perdiz

 1日目は、相棒が前菜にガスパチョ、私は野菜を卵で寄せたベジタリアンディッシュをいただきました。ガスパチョは、メインの前にお腹がいっぱいになってしまいそうなほどの大皿にサーブされていました。暑い日だったせいもあり、感動的なおいしさ。2日目は、ガスパチョを食べるために同じレストランに行きました。とてもおいしかったのですが、前日よりも小さいお皿に盛られていて少し物足りなかったです。

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 初日のメインは、2人ともポークです。私の注文したのは豚の頬肉(写真右)だそうで、とてもおいしかったです。

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 2日目も、前日と同じ頬肉を注文しようかとも思いましたが、せっかくなので違うものを。私は鴨肉。相棒はタラ。鴨肉のソースはほんのり中華風で、タラの上にのっているのは、完全にスイート&サワー(甘酢あん)でした。鴨肉は、ほろほろと崩れるほどにやわらかくおいしかったですが、前日の豚の頬肉には及ばずでした。

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 デザートには、シャーベットとブラウニーをいただきました。オーナーは陽気な方で、ウェイター、ウェイトレスさんもとても感じがよかったです。オーナーが従業員教育をしっかりとしていることが感じられました。なにはともあれ、ガスパチョと豚の頬肉は絶品でした。

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スペインの古都「トレド」で教会めぐり 異文化が融合するエキゾチックな空間

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トレドを一望、サン・イルデフォンソ教会

 トレド観光に便利なプルセラ・トリスティカ(ツーリスト・ブレスレット)で入場できる Iglesia de San Ildefonso(サン・イルデフォンソ)または、Iglesia de los Jesuitas(ロス・ヘスイタス)ともよばれる教会は、サンタ・マリア・デ・トレド大聖堂に次いでトレドで二番目の大きさを誇ります。

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 イエズス会の教会として16世紀に建てられましたが、白を基調とした壁と天窓から差し込むまぶしいほどの光が建物全体に明るく清潔な印象を与えています。

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 壁の白さが際立つのは、近年改装されたため。主祭壇のほかにも、マリア様に捧げられた一角があり、赤と金を基調とした壁が美しい彩を添えています。

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 教会内部も美しいですが、塔から眺めるトレドの街並みを見ないで帰るわけにはゆきません。この教会を訪れる人のほとんどは、この景色を求めて来るのだとか。郊外にある展望台からの眺めに比べると若干劣るような気がしますが、旧市街に居ながらにしてこれだけ遠くまで見渡せる場所は他にはないはず。限られた時間内にトレドの見どころをめぐりたいという人には、お勧めのビュースポットです。

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スペイン「ホテル セルコテル サン フアン デ ロス レイエス」古都トレドの風格あるホテル

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スペイン産のオリーブオイル

 スペイン旅行を計画しながら、行く前にお土産まで決めてしまいました。オリーブオイルがなくなりかけていたので、買ってくることに。私はスペインのオリーブオイルが好きです。イタリアやギリシャも産地として知られていますが、スペイン産のものは、それらと比べて味に深みがあります。といっても、私が普段使っているオイルは、スーパーで市販されているものなのですが。
 ヨーロッパ旅行には、手荷物一つで行くことにしています。オリーブオイルを買うことができるのは、帰りの空港でセキュリティーチェックを終えたのちの免税店。手荷物には、100ml以上の液体を持込むことができないという規制があるのです。トレドやスペインの一般的な土産物が売られているお店で、かわいらしい缶に入っているオリーブオイルを見つけました。セビリア産です。1リットル入りで重たかったですが、せっかくなので購入しました。

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 しかしこの缶、とてもかわいらしいのですが、ひとつ困ったことがあります。注ぐときに缶のまわりにオイルが垂れてしまうのです。ビンのものだとそのまま注げますが、缶のものは、オイルさしに入れ替えないといけないようです。
 今は便利な時代になり、お醤油も油も日本酒も、そのまま注げる容器で売られていますが、ひとむかし前までは、一升瓶に入っていて、各家庭で容器に入れ替えて使っていましたっけね。と、そんな日本のことを思い出しました。

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サン・フアン・デ・ロス・レイエス教会

 トレドにある建物はどれも美しく印象的ですが、私が最も気に入った教会は、サン・フアン・デ・ロス・レイエス教会です。

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 サン・フランシスコ会の教会、修道院として15世紀後半に建てられました。ゴシック様式とムデハル様式が融合してつくられたというイザベル様式は、スペイン独自の建築様式です。

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 真夏の強い太陽が照りつけるパティオには、オレンジの木があります。日差しが強すぎるせいか、時期が終わってしまったせいか、花はほんのわずかしか残っていませんでした。パティオを取り囲む回廊には、外の明るい光が差し込み、静謐で神聖な雰囲気が漂います。聖書を抱えた中世の修道僧が、祈りの言葉を唱えながら通り過ぎて行くのを見たとしても驚くことはないでしょう。

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 1階のゴシック様式の天井と、カスティーリャとレオン王国の紋章が施されている2階部分を飾る格天井の対比も見逃せません。その格天井はイスラム風に見えますが、目を凝らすとヨーロッパの紋章であることがわかります。

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 回廊にある小さな入口に続くのは、広々とした礼拝堂です。キリストの生涯を描いているという祭壇屏風と、それを取り囲むように彫られた白亜の浮き彫りの美しさに目を奪われます。

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 清潔な白を基調とした落ち着いた雰囲気の礼拝堂。ここが気に入って、旅行中は何度か訪れてその優雅で荘厳な装飾を飽くこともなく眺めました。Pulsera Turística(プルセラ・トリスティカ)を購入したおかげで何度も入場できました。

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 教会と修道院の外観は、トレド独特のピンクがかったレンガづくり。敷地は広く、外側から見るだけでも充分に趣があります。回廊と夏の日差しがまぶしいパティオ、広々とした礼拝堂、ピンク色のかわいらしい建物。サン・フアン・デ・ロス・レイエス教会は、本当に美しい場所です。

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これぞイギリス土産!「ミスター・キプリング」のおもてなしスイーツ

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ソコトレンでめぐるトレド

 トレドの最終日には、観光用のミニバス、ソコトレンに乗りました。タホ川に沿って旧市街の外側をおよそ40分かけて周ります。進行方向右側に座るとよいということは知っていましたが、幸運にも、一番後ろの車両の座席を確保することができました。この車両では、左右だけではなく、後方に広がる景色も見ることができます。

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 ソコトレンはソコドベール広場で発着しますが、始発便は少し離れた場所から発車します。そのような理由からか、その便に乗ると、2人目の料金が半額になります。昼にはトレドを発つ予定だったので、朝早い便に乗って得をしました。始発乗り場は、ソコドベール広場から徒歩で3分くらいで、係員が誘導してくれました。

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 連日、暑い中を歩きづめでしたが、ソコトレンでの移動はとても楽でした。しかも、車内では日本語のオーディオガイドを聞くことができます。展望台では10分間ほど停車。エル・グレコが愛してやまなかったという美しい街並みを眺めながら写真を撮っているうちに、あっという間に時間が過ぎてしまいます。もう少し長く停車してくれればよいのにとも思いましたが、仕方がありません。

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 私たちは徒歩では行くことの難しい展望台に行くことが目的でソコトレンに乗りました。もちろん、展望台も素晴らしかったですが、それよりも、最終日にトレドの主な名所を日本語の解説付きでめぐることができてよかったです。私はツアーや観光バスのようなものがあまり好きではありませんが、利用するのも悪くないのかなと思いました。

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エル・グレコ美術館

 「トレド眺望」、そして「トレドの景観と地図」という風景画を残したエル・グレコ。16世紀に彼が描いた景観を現在にとどめるトレドは、「中世で歩みを止めた街」ともいわれています。

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 グレコは、ギリシア領クレタ島出身の画家で、イタリア、スペインと渡り歩き、ここトレドを終の棲家としました。彼は、ユダヤ人街に住んでいたとされていますが、その正確な場所はわかっていません。

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 美術館となっている建物にはグレコが住んでいたという記録はありませんが、彼の作品が展示されているほか、中世の暮らしの様子が再現されています。私は、絵画よりもむかしの生活様式に興味があってこの美術館を訪れましたが、展示のほとんどは、グレコの絵画です。晩年に描いたという十二使徒の連作など、宗教画が充実しています。

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 私自身が絵画のよさを理解することができないこと、グレコの作風が暗いこともあり、短時間で見学を終えてしまいました。しかしながら、「トレドの景観と地図」は見る価値があると思います。

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 館内にいるよりも、ところどころにある星形の池がかわいらしいイスラム風のパティオで過ごす時間のほうが長かったです。せっかくの美しいパティオですが、花を見ることはありませんでした。トレドの夏は花が咲くには暑すぎるのでしょうか。そのかわり、乾燥した大地に適したハーブガーデンがありました。トレドで美しいパティオを眺めるのならば、春がよさそうです。

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ふたつのシナゴーグ

 トレドには、2つのシナゴーグが現存します。セファルディ博物館となっているトランシト教会と、サンタ・マリア・ラ・ブランカ教会です。どちらの建物にも馬蹄形のアーチが特徴的な典型的なイスラム芸術の要素が色濃く残るのは、イスラム教徒によって建築されたからなのだとか。

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 イスラム教徒の手でつくられたシナゴーグでは、ユダヤ教徒による礼拝が行われていました。その史実が物語るように、12世紀から13世紀にかけてのトレドでは、3つの宗教が共存した平和な時代がありました。しかし、15世紀の終わりにはユダヤ人追放が発令され、シナゴーグは、「白い聖母マリアの聖堂」を意味するサンタ・マリア・ラ・ブランカというキリスト教会へと姿をかえられました。

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 イスラム風の馬蹄形アーチとそれを支える八角形の列柱が等間隔で並ぶその白い空間には、エキゾチックで神秘的空気が流れます。イスラム教徒による支配、レコンキスタ、ユダヤ人迫害と追放。サンタ・マリア・ラ・ブランカ教会は、まるで、トレドの辿った複雑な歴史を象徴しているかのようです。

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 もうひとつのシナゴーグ、トランシト教会は、セファルディの歴史を記す博物館となっています。セファルディとは、15世紀前後にスペインやポルトガルなどの南欧諸国に定住したユダヤ教徒のこと。
 最初に訪れることになる大広間では、壁一面に描かれたイスラム風の文様に目を奪われます。まるでモスクのようですが、天井近くにあるアーチには、イスラエルの神を讃えるヘブライル語の聖句が刻まれているそうです。

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 イスラム風のシナゴーグが、キリスト教の教会へとかえられたトレドの歴史。ユダヤ教徒が迫害され、イスラム教徒とキリスト教徒が争っていた時代は終焉したといえるでしょうか。同じようなことが現在でもなお、繰り返されててはいないでしょうか。トランシト教会では、そんなことを考えさせられました。

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