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2024-02

フィアット どこから見てもイタリアン

海外に住んでいると改めて日本はスゴイ国だなぁと思います。
一部のお金持ちや車好きな人を除いて、一般的な日本人は日本で日本車に乗っています。
日本に住んでいた時は、ほとんどの人が国産車に乗っていることを当たり前のことだと思っていましたが、海外に出てみるとそれはスゴイことだと気がつきました。

イギリスに住んでヨーロッパの国々に旅行に行きました。
どこの国でも走っている車の三分の一が日本車。
私はどこの国でも自国で製造した国産車が多く走っていると思っていましたが、違うのです。
ロンドンではありとあらゆる車が走っています。
ベンツやBMWなどのヨーロッパ車も多いですが、三分の一くらいは日本車。
イギリスだからといって、ミニとジャガーとランドローバーが大半を占めるということはないのです。
しかも、ミニはBMWの、ジャガーとランドローバーはインド タタ モーターズ傘下に入っているのだとか。

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古いタイプのフィアット かわいすぎ!!

私は車にはあまり興味はありませんが、イギリスのミニとイタリアのフィアットはかわいらしくて好きだなと思っています。
フェラーリとかランボルギーニとかアルファロメオとか、目立つことと見てくれを気にするあまりに実用的ではないイタリア車の中では普段使いに向いているところもポイントが高いです。
で、今年の夏、南イタリアに旅行に行ったときに、イタリアの公道を走るフィアットを見るのを楽しみにしていました。
ロンドンでもフィアットは普通に見かけますが、本場イタリア(といっても、現在はフランスのステランティス N.V.の傘下にあるそうです)に行けばたくさん走っているだろうと期待をして。

実際にはイギリスのミニ率くらいでした。
国産車(というか元国産車?)なのでそれ以外よりは若干多い気がするくらい。
でも、見た目がザ80年代のフィアットパンダやクラシックカーといえそうな古い時代のモデルも見られて満足。
アルベロベッロで見た警察車両もフィアットでした。
車ひとつをとっても、物には造られる国の風土や文化が背景にあります。
イタリアの公道を走るフィアットは、とってもイタリアン。
イタリア人がイタリア語をしゃべるように、明るい表情とリズムがあるのです。

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マルタ共和国「イムディーナ」古都の雅を今に伝える城壁の町

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サン ニコラ聖堂

バーリ、そして、ホリデーの最終日。
午前中には空港に向かわなくてはならなかったので、朝食後に旧市街に出かけました。
目的はふたつ。
マンマの手づくりパスタを購入することと、サン 二コラ聖堂を訪れることです。

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サン 二コラは、聖ニコラオスともよばれるサンタクロースの起源となった聖人。
貧しく、娘を身売りしなくては生活が成り立たなくなった家族の存在を知ったサン 二コラは、煙突からコインを投げ入れ、娘たちをその境遇から救ったのだとか。
煙突から入ったコインはちょうどかけてあった靴下に入ったと伝えられています。

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サン 二コラは現在のトルコで生まれ、数々の奇跡を起こしたことでも知られています。
亡くなった後は司教を務めていたミラ(同じく現在のトルコ)の聖堂に安置されていましたが、バーリの船乗りが聖遺物を盗んで持ち帰ってしまったことから、バーリの守護聖人にもなりました。

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サン ニコラ聖堂は、イタリアにある一般的な教会とは若干雰囲気を異にしています。
地上階はどこにでもあるカトリック教会と何ら変わりありませんが、聖遺物が納められている地下聖堂は正教会の雰囲気。
それもそのはず、サン ニコラは正教会で篤く信仰されているのだとか。

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私が訪れた日も、東欧から来たと思われる巡礼者たちが列をなし、サン ニコラの聖遺物に祈りを捧げていました。
地下聖堂にはやっとここまで来られたかという彼らの喜びと感動があふれ、私まで神聖な気分になれました。
最終日にに訪れたサン ニコラ聖堂。
今回の旅行で最も感動的な場面に出会えた場所となりました。

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スペイン「セゴビア」知られざる教会と秘宝を有する修道院

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お土産にマンマの手づくりパスタ

バーリ観光でいちばん楽しみにしていたのは、マンマたちが手づくりする生パスタを買うこと。
旧市街にあるストラーダ アルコ・バッソ、通称オレッキエッテ通りでは実演販売が行われています。
オレッキエッテは、プーリア州を代表する耳たぶのような形をしたパスタのこと。

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旧市街を散策したのは旅行初日。
宝石や高級ブランドの服やバッグには興味がありませんが、マンマがつくるパスタはほしくてたまりません。
手づくりの生パスタなので、その時には買わずに我慢。
最終日にホテルをチェックアウトする前に再びここを訪れて、おばちゃんたちが作り方を見せてくれている色のついた大きなオレッキエッテを一袋買いました。

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バーリ名物マンマの生パスタ販売は以前、存続の危機にさらされたことがあるそうです。
なんでも、お役所が衛生面だとかいろいろとうるさいことを指摘してきたのだとか。
私のようにパスタを目当てにバーリを訪れる観光客も多いので、やめるとなればマンマ一家の生活だけでなく、バーリの経済にも打撃を与えることは必至。

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そこで考えた末に、マンマたちは食品衛生責任者のような資格を取ることになったのだとか。
路上でストールを構えるマンマたちはれっきとした有資格者。
これで、いつ訪れたとしても、名物の生パスタが買えるようになったわけです。

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買ったパスタはロンドンに帰り着いた次の日にさっそくいただきました。
半分はトマトソースと和えて、半分はチキンスープに浮かべて食べました。
モチモチした食感で、私はスープパスタのほうがおいしいと思いました。
でも、これが正しい食べ方のかは定かではありません。
どのように調理すればおいしくなるのか、マンマに聞いておけばよかったです。

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ポルトガル領マデイラ島「ポルト マーレ ポルト ベイ」で南国リゾートを満喫

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怖かったけどものすごくおいしいピザ

イギリスではお寿司が大人気。
日系ではないなんちゃってお寿司も多いですが、日本人の私としてはイギリスでも気軽にお寿司が食べられるようになってうれしいです。
イタリアでも同じ状況のようで、バーリにも複数の寿司バーがありました。

前日の夕食はタコバーガー
今日はお寿司かなぁー、なんて思っていたら相棒がピザを食べたいと言い出しました。
イタリアに来たのでピザ。
真っ当すぎて反論ができません。
本当はお寿司が食べたいんだけどな...。

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相棒がネットでホテルの近くで評判のよいピッツェリアを調べて出かけました。
いざ到着しても、入るには少し勇気が必要でした。
店舗はきれいとは言い難く、ファストフィードのチェーン店のような佇まい。
しかも、お店で働くお兄さんたちの腕、首、足、至るところにタトゥーが入っています。
南イタリアはロンドンに比べてタトゥー率が高いと思いますが、それにしたって、ここのお兄さんたちのは激しすぎる。

一瞬、怖気づいて固まってしまっていたら、お兄さんが「席で食べたかったら奥がレストランになっているよ」と言うので案内してもらうことに。
奥の席もレストランいうよりファーストフード店。
でも、席から窯が見えて、おじさんが汗をかきかきピザを焼いています。

旅行最後の夜にこんなところで夕食って...と思いながらメニューを見ると、全てイタリア語。
もうどうでもよくなって、パルマハムとキノコのピザを注文しました。
ものすごくたさんあるメニューの中で、解読できたのがマルゲリータとパルマハムとキノコだけだったのです。

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全く期待もせず、運ばれてきたピザを食べてみると、そのおいしいこと。
もうびっくりしました。
ロンドンではこんなにおいしいピザを食べたことはありません。
お値段も手頃なのに、ハムもキノコもたっぷり。
しかも、チーズはモッツアレラ。

カリカリの生地を切るのに力が必要なこともあり、二人とも無言で食べました。
相棒はサラミとゴルゴンゾーラチーズのピザを注文しましたが、私のほうが絶対においしかったと思います。
入店するときは顔が強張っていた私ですが、出るときは満面の笑顔。
会計の時、入れ墨入りすぎのお兄さんもとびきりの笑顔で対応してくれて、コワいなんて思って申し訳なかったなぁと思ったのでした。
イタリアに行ったらやはりピザです。
お寿司にしなくて本当によかった。

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ロンドン郊外「イーリング」日本人街としても知られる趣ある街

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ハミングバードモスを見たよ

今年の夏、南イタリアに旅行に行ったとき、生まれて初めてハミングバードモスを見ました。
アルベロベッロでは伝統的な家屋、マッシュルームのような形のトゥルッリに泊まりました。
家の前にテーブルがあったのでお茶を飲みながら本を読んでいると、鉢植えの花の周りを何かがブンブン飛んでいます。
蝶のように長い口吻で花の蜜を吸っているようなのです。

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確かに翅は虫のように見えますが、動きが昆虫らしくない感じ。
ハミングバード?
と思って調べてみると、ハミングバードモスだということがわかりました。
蜂雀(ホウジャク)とよばれる蛾の仲間ですが、夜行性ではなく、蝶のように花の蜜を吸うそうです。
飛び方も蛾や蝶のようにヒラヒラと舞うような感じではなく、まさにハミングバード、ハチドリのようなスピード感。

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アルベロベッロの次に訪れたロコロトンドでも見られました。
日本でもイギリスでも見たことのなかったハミングバードモス。
虫嫌いな私でも、見た目も動きもかわいらしいと思えたのです。

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ロンドン郊外ケンプトン「サンバリー・アンティーク・マーケット」で大満足!攻略法を一挙大公開

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黒歴史を後世に伝える「グロッタの家」

映画「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」のロケ地ともなったマテーラを訪れました。
サッシとよばれる洞窟住居群が独特の風景をつくりだしています。
マテーラ観光の醍醐味は、自然に人の手が加わった景観を眺めながら歩くこと。

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現在はユネスコの世界文化遺産に登録されているマテーラのサッシ地区ですが、20世紀初頭には貧困、衛生環境の悪化によって大勢の人が亡くなる事態となりました。
その黒歴史を現在に語り継ぐのは「グロッタの家」。
1700年代初頭に建てられたというサッシ地区の典型的な洞窟住居を再現した博物館です。
ここには、1956年まで実際に人々が生活していました。

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部屋に仕切りはなく、広いとは言い難い空間に11人家族が住んでいました。
しかも、家畜も洞窟住居内で飼育されていたそうです。
当時、一家族における子どもの平均数は6人、箪笥の引き出しを子どものベッドとして利用しなければ寝場所も確保できなかったといいます。

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洞窟住居、サッシに住んでいたのは農民。
狭い洞窟内で、生活の糧となるウマ、ロバ、ブタ、ニワトリなどの複数の家畜とともに生活していたため、衛生状態を保つのは非常に困難でした。
乳幼児の死亡率は50パーセントにまで達していたそうです。

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下水道設備がないために、水洗トイレはなく、ベッドの横にテラコッタのオマルがあります。
換気の窓はひとつだけ。
これでは病気になっても仕方がないと言うほかありません。

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20世紀に爆発的に人口が増加する前まで快適に生活ができていたとされる洞窟住居には、多くの工夫もあります。
ベッドが高いのは、湿った床からトウモロコシの葉のつまったマットレス遠ざけるためと、ベッドの下に利用できる空間を確保するため。
その空間をつかって、めんどりを飼っていたのだとか。

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1950年代には、貧困と劣悪な住環境を重く見た政府が介入。
洞窟住居に暮らす1万5千人以上の人々は強制的に移住させられということです。
毎年何万人もの観光客が訪れるマテーラのサッシ地区。
現在の美しく保たれた風景の裏にある過酷な歴史を、忘れずにいたいものです。

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英国で中世の建築にふれる旅 シェイクスピアの故郷「ストラトフォード・アポン・エイボン」

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驚き!南イタリアの鉄道

アルベロベッロから電車で数分のところにあるロコロトンドを訪れた際に、駅で驚いたことがありました。
反対側のプラットフォームに移動するために人間が線路を渡って行くのです。
電車が来ていないときに決められた場所から渡ることになっているのですが、かなりのカルチャーショックでした。

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バーリからバジリカータ州にあるマテーラに行きました。
アルベロベッロ行きの高速バスのチケットを購入したバーリ中央駅の券売機でチケットを入手しようとしましたが、上手くゆきません。
窓口で聞くと「別会社の運行だから、別の駅に行って」と言われてしまいます。
別会社の運行までは理解できますが、駅舎まで別なの?

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バーリ中央駅

マテーラ行きの列車はアップロ ルカーネ鉄道の運行。
こちらの会社の駅は中央駅の隣の駅のさらに隣にあり、1階がバールで2階が駅なので一見すると駅には見えません。
ちなみに、中央駅の隣の駅は空港行きの電車が発着しています。
イギリスだと駅舎はひとつで、会社によって窓口が違うだけなので難しくないのですが...。
南イタリアの鉄道、かなり複雑でした。

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白雪姫城のモデル!スペイン セゴビア「アルカサル」の絶景スポット

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各国文化を織り交ぜつつ、
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