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2024-03

ブリティッシュ・エアウェイズで日本へ

春にリスボンに行った時と同様に一時帰国にもBA(ブリティッシュ・エアウェイズ)を利用しました。行きの便では、もう二度とイギリス-日本間ではこの航空会社を利用したくないと思いました。機内食はまずいし、サービスもよくないし。和食を選びましたが、ごはんがやわらかすぎで照り焼きも甘すぎました。相棒が食べたベジタリアンパスタは、Morrisons(モリソンズ:庶民的スーパー→気に入っているのに悪い例に出してごめんなさい)で売っている最低ランクのお惣菜のようでした。男性キャビンアテンダントの数人が、いかにも面倒くさそうに仕事をしているのも気になりました。

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しかしながら、日本からイギリスへ戻る便では、悪い印象が一蹴されました。機内食のマズさにはかわりありませんでしたが、ほとんどのキャビンアテンダントたちが、きびきびと楽しそうに働いていたからです。日本の航空会社ほどではありませんが、さり気ない気配りと笑顔が心地よかったです。私の隣に座っていた若い女の子が、2種類から選べる機内食の中身を見比べてから決めたいと言ったときも、男性のキャビンアテンダントが嫌な顔一つせずにふたを開けて見せてくれました。彼女がお礼を言うと、「はい、5ポンド」とジョークまで言って笑わせてくれました。このような光景には、日系の航空機内ではお目にかかれないでしょう。

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人によって提供するサービスが全く異なるのは、とてもイギリス的。日系航空会社のサービスの素晴らしさは特筆に価しますが、個人がそのパーソナリティーを最大限に発揮しながら働く現場というのもよいものです。機内食はまずいのに、デザートだけはびっくりするほどおいしかったのも、イギリスらしい愛すべき点といえるでしょう。

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イギリスの城下町「ルイス」アンティークハントと歴史をたどる旅

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真打登場!!きょろちゃん

今回の一時帰国で日本から運んできたものの中でいちばんのお気に入りは、氷削り器きょろちゃん。かき氷がつくれます。初代きょろちゃんが発売されたのは1976年のことで、我が家の物は2代目ビーバーくん。2016年には最も人気があったという3代目モデルの復刻版が発売されたそうですが、2018年で販売を終了しています。

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幼い頃にきょろちゃんでかき氷をつくったという記憶はあまりありませんが、母が大事に保管してくれていたおかげで数十年ぶりに現役復帰を果たすことができました。まだガリガリと氷が削れます。イギリスは日本ほど暑くはありませんが、夏らしい日にはシャーベットが食べられるようになりました。でも、ひとつ困ったことがあります。イギリスのスーパーにはシャーベット用のシロップが売っていないのです。ジュースをかけて食べてもよいのですが、味が薄い。今度一時帰国した時には、イチゴ味のシロップを買ってこなくては。

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リスボン「泥棒市」心ときめく蚤の市で宝探し!

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母の形見をチャリティーへ

遺品整理のために一時帰国しました。なるべく物を捨てないように家の中の整理を進めています。今回は親戚や知り合いに好きな物をもらってもらいましたが、次回はフリマサイトも利用したいと思っています。とは言っても、限られた滞在期間に写真を撮ってサイトにアップし、発送手続きをするとなると結構な手間。売れるならばそれでよいですが、売れなければ時間のロスになってしまいます。実際のフリマを開催したいところですが、私の実家は田舎なのでそのような機会もなさそう。

その点、イギリスにはチャリティーショップがあるので便利。家を片づけている最中に何度チャリティーショップのことを考えたことか。そこでひらめいたのは、不用品でイギリス人にも受けがよさそうな物を持ち帰ってチャリティに寄付すること。けれどもこの考えはすぐに却下されました。今回の一時帰国では、写真や母の形見など、ただでさえも持ち帰る物が多いのに加え、いつもながらにスーツケースのスペースと重量の最優先権は日本食に与えられていることに気付いたからです。どんなことがあっても、日本食を諦めるなんてことはできません。

それでもこのアイディアは悪くないと、母が身に着けていた(そして、私の好みに合わない、なにしろ、ほとんどが好みに合わないのですから)アクセサリーなどのかさばらない物を数点持ってきてチャリティーショップに寄付しました。イギリスに住む誰かが、母が大切に使っていた物を身に着けてくれる。それはとても素敵なことだと私は思います。

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白雪姫城のモデル!スペイン セゴビア「アルカサル」の絶景スポット

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持って帰ってきたものの

一時帰国で遺品整理をした際、母も大好きだったキッチン用品の整理には気合が入りました。収納スペースの奥底に眠っている物をくまなく点検し、私好みの物をイギリスに持ち帰って使うことにしました。まずは、大好きなヴィンテージ。よさそうな物がいくつか出てきました。レトロなはかり。これでお菓子が焼ける!と大喜びで運んできました。それに古びた魔法瓶や70年代のタッパーウェアなど。加えて、すし飯台や和食器、湯飲みや急須など日本的であると便利そうな実用品、箱入り新品で、贈り物になりそうな物も。

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結論から言うと、せっかく持ち帰ってきた物のほとんどをまだ一度も使っていません。もともと甘いものは食べる専門で、はかりがあっても、型もなければ、バターや小麦粉などの材料もそろっていないことに気づき、お菓子づくりはまだおあずけ。次の休暇中にはパウンドケーキくらいは焼いてみたいと思っているのですが。
そして、すし飯台。もともと大きめのお鍋で代用していたこと、めったにお寿司をつくらないこととで、こちらもまだ出番がありません。今度、手巻き寿司でも食べないと。
湯飲みと急須にいたっては、自分でもなぜ持ってきたのか疑問に思っているところです。紅茶好きで日本茶などほとんど飲まないので、当然使われることもなく。

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プレゼント用に持ってきた品物は、クリスマスにしかるべきところへもらわれていったので、これらは問題無しとしましょう。貴重な日本食のスペースを割いてせっかく持ち帰ってきたのにもったいない。次回は、本当に使えそうなものだけを持ってくることにします。と言っても、いざ、たくさんの物に囲まれるとそれも難しいのですけれども。

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街歩き&名物バンに挑戦!イギリス「バース」王道観光1日モデルコース

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アルバムにハッピーバースデー

遺品整理のために一時帰国しました。リサイクルショップや親戚・知人に引き取ってもらうなどして、なるべく物を捨てないように家の整理をしましたが、物を処分するうえで厄介なのは「思い出深い物」の存在ということを思い知らされました。日本国内に住んでいたなら何の問題にもならない物でも、海を渡るとなると、どうしたものかと頭を抱えてしまいます。

その最たるものはアルバム。私は写真だけを持ち帰りましたが、台紙から写真を外すのは想像以上にキツイ作業でした。物理的にはがすのが困難だったことに加えて、後々見られるようにとつくられた物をあえて解体するのは、心理的にも辛いものがありました。データ化するのが賢い方法なのかもしれませんが、私はあえて写真を持ち帰りました。

次に、誰かに使ってほしいと思うけれども、誰もいらないだろうという物。私の場合は、ハッピーバースデーのオルゴール付きケーキ台。家族の誕生日に丸いケーキを買って、その上に載せてお祝した思い出の品。イギリスに持ち帰るには重すぎるし、持ってきたところで使う機会もありません。

誰ももらってくれなかったけれども、捨てる気にもなれず。全く、どうしたらよいものか。整理していくうちに、こういう物がたくさん出てくるのでしょう。まだまだ先は長そうです。

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ロンドン「V&A 子ども博物館」で懐かしのレトロ&ヴィンテージおもちゃに出会える

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遺品整理

こんな日がくることを頭の片隅では覚悟していましたが、予想していたより随分と早かったことを悲しく思いながら、実家に帰って母の遺品整理をしました。

私も人のことは言えませんが、母も物をためこむタイプで、棚や引き出しを開ければ、ありとあらゆる物が出てくる出てくる。小さなスペースにたくさんの物を上手に収納していた母。私の特技は、整理整頓と言ってはばかりませんが、これは母親の血だと確信しました。

私と母とは服の好みが全く違っていましたが、母の残した衣類の中からよさそうなスカートやTシャツを見つけました。タグを見るとどれもイギリス製品。どうやら、私が母に贈った物のようです。結局、服に限らず処分を免れた物の多くは、私が母にプレゼントした物か、実家に住んでいたときに自分で使っていた物ばかり。

「趣味悪すぎ」などと、散々なことを言いながら母の物を整理をしましたが、実は母も私から趣味の合わない服を贈られて困っていたのかもしれません。あまり袖を通した形跡もなく、大切にしまい込まれてあった服を見ながら、性格は似ていたのにどうしてこうまで服の趣味が違っていたの?と、首をかしげたくなりました。本人に聞いてみたいところですが、今ではもう叶わぬ願いとなってしまいました。

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スペイン「セゴビア」知られざる教会と秘宝を有する修道院

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少しずつ変わる日本

数年ぶりに日本に一時帰国しました。前回の帰国時と比較して、変わったと思ったところ、そうでないところがありましたが、いつもながらに、到着して真っ先に立ち寄る空港のお手洗いで日本を感じました。ウォシュレットに音姫、日本のトイレは清潔で機能的。ただ、前回はハンドドライヤーを完備している場所が少なく、ハンカチの必要性を感じましたが、今回はほとんどのトイレにドライヤーがついていて便利でした。

そして、以前に比べるとクレジットカードが使える場所が確実に増えていて、スーパーでもカードが使えました。もしかしたら以前から使えたのかもしれませんが、使っている人は少数派だったのではないでしょうか。カード決済だと、お金を下ろす手間が省けると同時にポイントが貯まるので一石二鳥です。

ひとつ疑問に思ったのは、過剰包装。日本ではお菓子ひとつを食べるのにもゴミ箱が一杯になってしまいます。帰ったら絶対に食べるぞ!と意気込んでいたカステラを買いました。わくわくしながら封を開けましたが、カステラになかなかたどりつきません。店名の入った紙袋、包装紙、箱、ビニール袋、能書き、またもや箱、台紙、シリカゲル。ほとんどがリサイクルできる素材とはいえ、そこまでする必要があるのでしょうか。パッケージにお金をかけるくらいなら、中身を充実させてほしいと思います。
カステラの他にもお菓子を買ったので、店員さんに小分けの袋をつけるかどうか尋ねられました。全部自分用だったので断りましたが、そういう人があまりいないのか、ひどく感激されました。

これはどうなの?と思うこともありましたが、久々の日本は便利で快適でした。何より言葉がわかるので、周りで何が起こっているのかをほぼ100パーセント理解できるのがよかったです。日本に住んでいれば当たり前、そして、イギリスに住んでいる以上は、英語でも周りの状況を見通せるようにならないといけないのですが。

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