2018-07

天野尚氏の遺作「ネイチャーアクアリウム」が素晴らしい

リスボン水族館で2015年から特別展として開催されている「Florestas Submersas(英訳:Forests Underwater)」は、ネイチャーアクアリウムという展示です。聞きなれない言葉ですが、巨大な水槽に水草を植え、そこに生態系を創り出すというもの。水槽内には、水草・魚・微生物が小さな生態系をつくりだし、自然の縮図のような環境が出来上がります。
写真家で、水景クリエーターとして世界的に高い評価を受けた天野尚氏が総指揮をとり完成させました。私は、リスボン水族館を訪れるまで、天野氏のことを知りませんでしたが、海外で活躍する日本人がいるということを知ってうれしい気持ちになりました。しかしながら、この展示を完成させてから間もなくしてお亡くなりになったということです。天野氏の遺作となってしまった「Florestas Submersas」、素晴らしいです。

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海洋生物から学ぶ未来への遺産「リスボン水族館」

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生ハムがない!?

今回のリスボン旅行では、マルケス・デ・ポンバル駅から徒歩1分という便利な場所にある HF Fenix Lisboa(ホテル フェニックス リスボン)に泊まりました。ホテルに泊まったときは別料金でも必ず朝食をとることにしています。生ハムメロンを食べるのを楽しみにしているからです。

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このホテルにも、もちろんメロンとハムが用意されていました。しかし、1泊目の朝食時には生ハムが見つかりません。オリーブが練りこまれているものなど数種類のハムを取ってきてメロンに載せて食べてみました。ハム自体はおいしかったのですが、メロンと一緒に食べるといまいちです。
2日目は前日より若干早い時間に朝食のテーブルについたのが幸いしたのか、生ハムがありました。残りわずかでしたが、それを全て皿に盛り追加されるのを待ちました。しかし、いくら待っても出てきません。恐らく1日に出す量が決まっていて、それがなくなったら終了ということになるのでしょう。量が少なかったので味わって食べました。やはり、メロンには生ハムです。

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ロンドン「バラマーケット」で実感 オーガニック先進国イギリスの「食」へのこだわり

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慈善教会

オビドスの迷路のような小路を歩いていると教会がありました。ガイドブックで紹介されているのは、サンタ・マリア教会、サン・ペドロ教会、そして書店となっているサン・ティアゴ教会だけ。

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キリストを抱いた聖母マリア像は青い磁器製なのだとか

インフォメーションでいただいた日本語のリーフレットを見ると慈善教会となっています。そして、「16世紀にレオノール王妃により創設。重要な芸術的遺産を所有する」とも書かれています。

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英語版のリーフレットでは Almshouse Church となっているので、お年寄り、もしくは貧しい人々に提供されていた住居に付属する教会なのではないかと思われます。

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中は小ぢんまりとしていますが、壁一面を覆うアズレージョがとても美しいです。青と黄色をベースにした植物的な模様はキリスト教というよりは、イスラム教のモスクを思わせるエキゾチックなデザイン。

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私は、オビドスを代表するサンタ・マリア教会よりもこちらの方が好きだと感じました。ロンドンに帰ってからこの教会についていろいろと調べてみましたが、資料が上手く見つかりません。インターネットで検索すると、この教会をミゼリ・コルディア教会としているサイトもありました。訪れる人もなく、とても美しい場所だったので、しばらくその静けさの中にたたずんでいました。

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スペインの古都「トレド」で教会めぐり 異文化が融合するエキゾチックな空間

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ポルトガルでイギリス製品を買うなんて

リスボンのアルファマ地区で毎週火曜日と土曜日に開催されている「泥棒市」で、気になるものを見つけました。見覚えのあるパターン。これはもしかして Midwinter(ミッドウインター)ではありませんか。いやいやしかし、ポルトガルに来てまでイギリス製品に手を出すこともありますまい。

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とはいえ、この Bengal(ベンガル)というパターンを PC画面上ではなく実際に見るのははじめて。手に取るくらいはよいでしょう。いや、なかなかかわいらしいではありませんか。値段はどれでも1点50セント。明朗会計がなかなかよろしいですし、そして、すごくお安いですね。買ってしまおうではありませんか。何らかの理由で海を渡ったイギリス製品を再び連れて帰ってきましたとさ。

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Midwinter Bengal by Jyoti Bhomick

そして、売り手にお金を払った後にはたと気がついたのでした。包む紙がないことに。3月末だというのに雪に見舞われたロンドン。フライトが欠航する恐れがあり、ホリデーに行けるかどうかが危ぶまれました。数日前からそのことで動揺しており、新聞紙どころではなかったのでした。このブログ以外の場所でも蚤の市の様子や、そこに持っていくと便利なものなどを紹介していますが、自分で書いておきながら肝心のものを持っくるのを忘れた私。袋だけはたくさん持っていたので、それに包んでなんとか連れ帰りました。

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カップは見つからなかったけれど、ミッドウインターのカップを組み合わせれば違和感なく使うことができそうです。インドを意識したエキゾチックなパターンということですが、私にはスペイン風に見えます。このパターンには茶系の色違いがあり、そちらは Kismet(キスメット)というそうです。

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リスボンで泊まったホテル

リスボンでは、HF Fenix Lisboa(ホテル フェニックス リスボン)に泊まりました。なんということもないシティーホテルですが、地下鉄駅の目の前にあるという立地のよさと、ビュッフェ・レストランが1日中営業されているのがとても便利でした。
このホテルは、大使館や銀行などが建ち並ぶオフィス街、ベルダーデ大通りにあるため、ロシオ広場やコメルシオ広場、リベイラ市場などの主な観光地には徒歩圏内。
私たちは、朝食だけではなく、夕食にもビュッフェレストランを利用しました。夕食のときにあったカニフライがおいしかったです!といっても、本物ではなく、カニカマフライなのですけれども。日本で食べたことのある懐かしい味で、たくさんいただきました。これがとてもおいしくて、次の日にも行ったのですが、どうやらビュッフェメニューは日替わりのようで、カニカマフライありませんでした...。

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中世の水道橋

城壁の外側にあることと駐車場として利用されている広場にあるために、観光施設としての知名度はあまり高くありませんが、オビドスにも水道橋があります。

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昨年訪れたセゴビアの水道橋は有名で、高さが813メートルもあります。花崗岩を積み上げてつくられたという水道橋には、驚くべきことに釘やセメントなどの石と石とを接合する道具が一切使用されていません。2000年以上も前のローマ時代にどのように完成させたのでしょうか。あまりにも見事な出来栄えに、悪魔の介在が疑われたほどでした。

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セゴビアの水道橋ほどにはインパクトはありませんが、オビドスのそれは、全長3キロに及びます。つくられたのは16世紀で、シンプルで機能的な外観。かつては、サンタ・マリア広場にあった泉に水を供給していましたが、現在では、駐車場を彩るオブジェとしてそこにあるだけ。観光資源としてもっと有効に使うことはできないのだろうかと少々残念に思われますが、歴史的建造物が住民の手に触れられるほど身近にあるのは、素晴らしいことなのかもしれません。

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この水道橋を築いたのは、ポルトガル王ジョアン3世の妃となったカタリナ王妃。母は狂女フアナとして知られるカスティーリャ女王で、祖母は夫フェルナンド2世と共にカトリック両王と称されたカスティーリャ女王イサベル1世。

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現在のスペインを築いたともいわれるイザベル1世の治世には、コロンブスが新大陸を発見し、後にアメリカ大陸のほとんどを植民地とする黄金時代を迎えます。そのイザベル1世は、セゴビアのアルカサルから出発し、マヨール広場で行われた戴冠式へと向かいました。

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私の訪れたことのある二つの場所に、祖母と孫、血縁で結ばれた二人の女性がそれぞれ生きていたことを思うと、感慨深いものがあります。

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泥棒市がおもしろい!

今回リスボンを訪れたのには、ふたつの理由がありました。ひとつは、ここから長距離バスでオビドスに行くこと。もうひとつは、下町アルファマ地区で毎週火曜日と土曜日に開催されている「泥棒市」に出掛けることです。ここは、蚤の市マニアの私が、前から行きたいと思っていた場所のひとつです。

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私は火曜日に行きましたが、それでも充分すぎるほどのストールが出ていました。土曜日のほうが出店が多いと聞いていたので、土曜日なら1日中楽しめるのではないかと思います。蚤の市と言えば、早朝からはじまってお昼頃に終わる場所が多いなか、ここは夕方5時くらいまでやっています。朝寝坊をしてもゆっくりと見て回れそうです。

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丸いドームが特徴「サンタ・エングラシア教会」近くで開催されています。

火曜日に行ったせいか、ディーラーと思われる人のストールが多かったです。お土産になりそうな特産品、日用品、中古レコード、洋服、アンティーク、ヴィンテージ、ガラクタとさまざまな品物があるのはどこの蚤の市でも同じですが、ポルトガルらしいアズレージョ(タイル)のストールも目立ちました。

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ポルトガル雑貨が中心ですが、イギリスやフランスのヴィンテージ・アンティークもありました。そして何よりもうれしいのは、品物の値段が安いこと!それに勝ることはありませんが、私が外国人なせいかディーラーがあまり話しかけてこず、ゆっくりと心置きなく品物を吟味できたこともよかったです。

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売る気満々のガツガツしたディーラーはほとんどおらず、全体的におっとりムードなところも気に入りました。今度はぜひとも土曜日に訪れて、時間を気にすることなく1日中アンティークとヴィンテージのストールをめぐりたいです。

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移民の街ロンドンへようこそ。
各国文化を織り交ぜつつ、
Lady Masala が厳選したイギリスらしいものをご紹介します。
欧州旅行記と自分の足で集めたヴィンテージ、アンティーク コレクションのお披露目も。
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