2017-07

久々の大ヒット

 ヴィンテージの神さまが降臨した Chiswick(チズウィック)で私が出会ったのは、Midwinter(ミッドウインター)のコーヒーセット。ポットと6組のカップ&ソーサーに、ミルクジャグがついています。パターンは、家宝にしている Spanish Garden(スパニッシュ・ガーデン)をデザインした Jessie Tait(ジェシー・テイト)女史による Alpine Blue(アルペン・ブルー)。

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実は、前から欲しかった Country Garden だと思い込んで買ってしまいましたが、

 スパニッシュ・ガーデンのものよりもカップが小ぶりで、デミタスカップを一回り大きくしたくらいのサイズ。ソーサーとポットのふたの部分のブルーがとてもきれいで、普段使いというよりも、ディスプレーとして飾っておきたい一品です。
 ポットの裏には、2人のデザイナーの名前が刻まれています。 Jessie Tait と Marquess of Queensberry。パターンをデザインしたテイト女史のことはわかりますが、クイーンズベリー侯爵とは一体、何者なのでしょう。

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よく見ると(でもよく見ないとわからない)パターンが少し違います。

 なんと、ミッドウインターを代表する‘Fine’ shape(ファイン・シェイプ)をデザインしたのは、スコットランド貴族・第12代クイーンズベリー侯爵。貴族にして焼き物の造形デザイナーで、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートの教授をしていたこともあるのだとか。
 ファイン・シェイプといえば、スパニッシュ・ガーデンをはじめ、ミッドウインターの製品では最も一般的な形。スコットランド貴族が、どちらかといえば庶民的な食器をデザインしていたなんて、驚きです。

参考文献:Pottery Histories

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ロンドン「大英博物館」で垂涎のアンティーク食器と出会う

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ヴィンテージの神さま

先日、5ヶ月ぶりにカーブーツセールに出かけました。ヴィンテージ食器が好きなことにはかわりありませんが、家がせまくて物が増えてもディスプレーするスペースがありません。ディスプレーどころか、しまっておく場所さえないのです。
知らず知らずのうちに自分にブレーキをかけていた。それが5ヶ月間も大好きな場所に行かなかった理由なのでしょう。

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戦利品その1 ルーマニア製のジャグ

気候もよくなってきたので、久々に Chiswick(チズウィック)へ。カラフルな食器を眺めるのはやはりよいものです。それだけでも充分楽しいのに、ほしいと思っていた食器がたくさん見つかりました。
しかも、予想していたよりも高くなかったのです。これって、少しの幸運に味をしめたために、そこから逃れられなくなるという、ビギナーズラックにも似た罠なのでしょうか。

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ヴィンテージの神降臨。「Masala よ、君はもうこの世界からは抜け出せないのだよ。抗わないで戻っておいで」

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リス工場のバターケース

 バターなどほとんど使わないというのに、またバターケースを手に入れてしまいました。とはいっても、こちらは購入したのではなく、実家から持ち帰ったもの。双子でしたが、片割れは実家に残って本来の役割を果たしています。

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 私はプラスチックがあまり好きではありませんが、磁器のようにも、ミルクガラスのようにも見えるこのケースがとても気に入っています。岐阜プラスチック工業という会社の製品で、ここのトレードマークは「リス」。このバターケースの裏にも、うっすらとリスのマークが入っています。この会社は、プラスチック全般を専門に扱っているそうですが、昭和61年には、日用品販売部門が、リス株式会社として独立したそうです。
 
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 社名から、白衣とマスクをつけたちょっと太目の中年リスたちが、プラスチックの原料を混ぜ合わせている工場に、黄色い帽子をかぶった小リスの集団が見学に来ている場面を想像してしまいした。引率の先生は、銀縁メガネを光らせた、少しおっかなそうなおばさんリス。普段は事務所で働く課長さんも、ニコニコと子どもたちの列に加わっています。課長さんのスーツに光るのは、リスのマークの社章。事務所で電話を取るリスのお姉さんの制服にも、その社章が刺繍されています。
 と、バターケースとは全く関係のない想像(妄想)をして、一人で盛り上がってしまいました。このバターケースもかわいいですが、「リス株式会社」という社名、とってもキュートです。

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ウィリアム王子が暮らすロンドン「ケンジントン宮殿」ヴィクトリア女王ゆかりの地

久々の出会い

  最近、好みのヴィンテージ食器を見つけられません。月に一度開催される Chiswick(チズウィック)カーブーツセールには、毎月のように出かけていますが、私の好きな50-80年代に製造された食器を扱っているストールが少なくなってきているように思います。全くないということはありませんが、絶対に手に入れたいという物に、ここのところめぐり会っていませんでした。

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 ショップやヴィンテージフェア、アンティークマーケットに行かないともう良い物を見ることはできないと諦めかけていたところに、出会ってしまいました。しかも、チャリティーショップでです。最近ではチャリティーでも、ヴィンテージショップ並みの値段が付けられている商品が多いなか、私が購入したキャニスターは、お手頃価格でした。フタにひびが入っているので、その値段がつけられたようです。

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ローズコレクションがまたひとつ増えました

 私が愛してやまないバラが美しいこのキャニスターは、Frank Cooper Ltd(フランク・クーパー・リミテッド)が製造していた Oxford Marmalade(オックスフォード・マーマレード)の入れ物です。焼き物の製造元は、Sandland Ware(サンドランド・ウェア)。
 このようにかわいらしい入れ物を見たなら、マーマレードが嫌いでも買ってしまいそうです。フランク・クーパー社は残念ながら買収されてしまいましたが、このマーマレードは、現在でも販売されています。しかも、ロイヤル・ワラント(王室御用達)のリストにも加えられているのだとか。たいして好きでもないマーマレードを購入して、このキャニスターに入れてみたいという誘惑にかられる今日この頃です。

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スペイン「ホテル セルコテル サン フアン デ ロス レイエス」古都トレドの風格あるホテル

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アデリアグラス「野ばな」

 このガラスでできたデザートプレートとグラスのセットには思い出があります。大学に入学し、一人暮らしをはじめる私のために、母が用意してくれたものです。入学金やアパートの敷金など、それでなくともお金が必要だったこの時期、食器などのこまごましたものはなるべく買わずに済ませようと、どこからか、探し出してくれたようでした。

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マーガレットの中心がズレているところに注目

 祖母の家の物置にあったらしい食器は、新品ではありましたが、母の目にはいかにも時代遅れに映ったのでしょう。私に見せるときには、少し遠慮がちに「こんなものしかなくて悪いんだけど...」と言いました。「こんなダサい柄の食器は使えない」という反応が返ってくると予想していたのでしょうか。私が、「すごぉぉおおーくかわいい」と喜びを露にしたときには、母のほうが逆に驚いていました。
 日本で一人暮らしをしていたときには、一番のお気に入りでした。数も揃っていたので、友人が来たときにはよくこの食器を使っていたものです。ジュースもビールもこのグラスでいただきました。ケーキやシュークリームはこのプレートに載っていましたっけ。さぁ、ロンドンでは何を載せましょうか?

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石塚硝子のガラス食器ブランド アデリアグラス「野ばな」シリーズ

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駆け足でも見ごたえ充分!ロンドン「大英博物館」攻略法

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キューピーちゃん

 物心ついたころから実家にあったキューピーちゃんのお人形。大きさも顔立ちもそっくりな子をカーブーツセールで見かけました。相棒には、「イギリスでは高くて買えないけど、日本に帰った時には必ず買ってくるキューピーマヨネーズ。あの子は、その会社のキャラクターだよ」と説明しました。その時私は、キューピーちゃんが「不二家」のペコちゃんのように、会社のイメージキャラクターとして生み出されたものと思っていましたが、実は違っていたことを知り大層驚きました。

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 アメリカのイラストレーター、ローズ・オニール氏によって描かれ、1903年に「コスモポリタン」誌に掲載されたイラストが、元祖 Kewpie(キューピー)であるといわれています。1912年には、ドイツのメーカーが人形の制作を手がけ、アメリカをはじめ、ヨーロッパや日本でもキューピー人気が高まりました。

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 キューピーの名前やイメージは、アメリカの「キューピー・ハンバーガー」や、日本のキユーピー株式会社など、複数の企業で使用されているそうです。そういわれてみると、ベビー石けんにもキューピーちゃんが使われていたような。ピンクの石けん箱に、キューピーちゃんのシールが貼られていましたっけ。
 しかしながら、キューピーちゃんの生みの親がアメリカ人だったとは意外でした。

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 カーブーツセールでは、びっくりするようなお値段がつけられていたキューピーちゃん。その時は、連れて帰ることができませんでしたが、日本から私の幼なじみを呼び寄せました。

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 うちのキューピーちゃんは、はだかんぼうです。手編みのかわいらしい服を着せてもらっている子が羨ましいです。私は、不器用すぎて編み物も、お裁縫もできないので、かわいい子ども服をお店で選んであげることしかできません。手編み風、または、花柄・フリフリのお洋服を探しています。

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ロンドン随一の蚤の市「チズウィック・カーブーツセール」で掘り出し物を見つけよう

ゴールデンバンビ公園デビュー

 わたくし、子どもたちを連れて日本から参りましたのよ。日本にずっと住んでおりましたのに、おめめは青色。外国のシカのようだって言われていましたの。ボディは黄金に輝いて、金属でできているように見えますでしょ。実は、ここだけの話、わたくしたち、焼き物なんですの。白磁に金色の塗装がされていますの。どうして、金色なのでございましょうねぇ。きらきらと輝いて高貴に見えるからでしょうか。ですので、わたくしたち、それほど重さがあるわけではございませんのよ。飛行機でロンドンまで来ましたけれども、手荷物ではなくて、スーツケースに詰めていただきましたの。もちろん、新聞紙のベッドと、お菓子の箱でお家をご用意していただきましたのよ。幸いなことに、わたくしにも、子どもたちにも怪我はありませんでしたわ。

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 せっかくロンドンに住むことになりましたので、ぜひとも、リッチモンド公園に行こうと思っておりますの。子どもたちの公園デビューはリッチモンドでということになりますわね。なんでもあそこには、ヘンリー8世の代から続く、やんごとなきシカ様の末裔がお住まいなのだとか。わたくしの子どもたちも、彼らと仲良しになって、前途ある未来を切り開いていってほしいものですわ。ただ、恐ろしい犬が追いかけてくること(注「フェントン・ザ・ドック事件」)があるようですので、注意してみてあげないといけないですわね。あら、子どもたちが目を覚ましたようですわ。それでは、ごきげんよう。

Fenton the dog!

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各国文化を織り交ぜつつ、
Lady Masala が厳選したイギリスらしいものをご紹介します。
欧州旅行記と自分の足で集めたヴィンテージ、アンティーク コレクションのお披露目も。
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