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2023-06

一足お先にハッピーイースター

去年の冬はとても寒かったです。
がんの告知を受けた日は雪が降っていました。
一度目の手術前には指に赤切れができてとても痛かったことを覚えています。

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冬が終わって花が咲く季節を迎えても、寒さは続きました。
毎日、お天気が悪くてウンザリ。
でも、気分が落ち込んでいたのは、お元気ばかりではなく、がん治療のことで不安が多かったからかもしれません。

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それでも季節はめぐり、春の象徴ラッパ水仙が咲き始め、その盛りの時期を過ぎました。
そしていよいよ明日は、イースター、復活祭です。
サマータイムを迎えて昼間がだんだん長くなってゆくように、私の心も明るくなるといいなと思います。
皆様にも、そして私自身の上にも、春から夏に向けて、たくさんのよいことがありますように。

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ロンドン「キューガーデン」最も美しい姿を見せる春と夏

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リメンバランス・デーに寄せて

11月11日は Remembrance Day(リメンバランス・デー)です。
1918年の11月11日午前11時に第一次世界大戦が終結したことを記念し、毎年この日は、第一次大戦だけでなく全ての戦争で亡くなった兵士や市民の死を悼む日となりました。
イギリスでは、11月になると街行く人々が胸に赤い花のブローチを付けているのを見かけることが多くなるでしょう。
その花はポピー、ヒナゲシの花です。

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戦友を亡くして深い悲しみにくれていたカナダ人の軍医ジョン・マクレーは、戦場となったフラダースの野に赴き、咲き乱れるケシの花を見て「フランダースの野に」という詩を描いたことから、ポピーは、戦死者を悼む象徴となったのです。
(詳細は、過去記事「リメンバランス・デー」をご覧ください。)
街頭では、退役軍人が中心となりポピー・アピールとして募金をよびかけるほか、ポピーの花を象った飾り付けが街のいたる所で見られるようになります。

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ロンドンでもブラックキャブ(タクシー)や路線バスの車体にポピーの花が飾られますが、先日小旅行に行ったウィスタブルでも、かわいらしいデコレーションを見つけました。
ハイストリートに手編みのポピーが並んでいたのは、手作り感があってとてもよいと思いました。
Army Cadets(アーミー・カデッツ:若者のために軍事訓練所)の前庭のものは、小ぢんまりとしていながら本格的。
日本では8月の終戦記念日に、イギリスでは11月に戦没者への思いを新たにします。

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イギリスのビーチリゾート「マーゲイト」街歩き&アンティークガイド

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ガイ・フォークス・ナイトの風物詩

11月5日はボンファイア・ナイトでした。
イギリスでは、10月末から11月にかけて街のいたるところで花火が上がりますが、この習慣は、ガイ・フォークスが首謀したテロ未遂事件端に発しています。

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1605年11月4日、ウエストミンスター宮殿内の国会議事堂で行われる開院式に出席する予定であった国王ジェームズ1世や国会議員たちを狙って、ガイ一味が宮殿内部に大量の火薬を仕込みましたが、計画は失敗。
事件が起こらなかったことに感謝したロンドン市民たちが、翌日に焚火をしたことがボンファイア・ナイト、別名ガイ・フォークス・ナイトのはじまりであるといわれています。

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相棒が幼かった頃には、近所の子どもたちがガイ・フォークス人形を引き廻しながら近所をまわり、小銭をもらう習慣があったそうです。
ボンファイア・ナイトに人形は燃やされてしまうのですが、その薪代として子どもたちは小銭をもらうことができたのだとか。
最近では一般的でなくなってしまったようですが、ハロウィンのトリック・オア・トリートのようなものですね。

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日本でハロウィンが行事として定着してきたのはここ20年くらいのことですが、イギリスも同様で、相棒が子どもだった頃にはそんなに大きなイベントではなかったそうです。
むしろ、ボンファイア・ナイトの方を楽しみにしていたとこのと。
最近ではロンドン市街でガイ人形を見かけることはあまりまりませんが、先日、小旅行に行ったウィスタブルの商店街でガイ人形がディスプレーされているのを見て相棒がとても喜んでいました。

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このガイ人形たちは、ボンファイア・ナイト当日に燃やされてしまったのでしょうか。
確かに、子どもたちが焚火や花火をするのは安全面での不安が残りますが、伝統的な行事が年々縮小化されてゆくのは淋しいものです。
相棒曰く、最近はアメリカナイズされるばかりでイギリスらしい行事や文化が減ってゆくなぁ。
私も、その意見には全く同感です。

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港町「ヘイスティングス」英国が誇る美しいビーチと町並み

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明日はパンケーキデー

毎年パンケーキデーがくると、もうすぐイースターだなぁと思います。
パンケーキデーイースターについては、太字をクリックして過去記事をご覧ください。)
去年のイースターはロックダウン中でどこへも出かけず、誰とも会わずひっそりとした連休を過ごしました。
その時は、こんなことが1年も続くなどとは思ってもみませんでしたが、今年のイースター(4月4日の日曜日ですが、金曜日から月曜日までは連休になります)も似たような状況になりそうです。
少しくらい規制が緩和されている可能性もなきにしもあらずですが、誰もが自由にどこへでも行けるなんてことはありえないでしょう。
あぁ、これがいつまでつづくのやら。

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気を取り直して、今年もパンケーキを作りました。
平日にパンケーキを焼くのは難しそうなので、一足先に先週末にいただきました。
イギリスのパンケーキはクレープのようにうすく、レモンと砂糖をまぶすのが伝統的な食べ方ですが、私はいつもおかずクレープ風にします。
今年は、買い出しに行った Morrisons(モリソンズ)でたまたまおつとめ品だったコーンビーフとポテトを巻いていただきました。
ボリューム満点でおいしかった!

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イギリス英語では、コーンビーフではなくソルトビーフと言うのかと思っていましたが、モリソンズのこちらの商品名はコーンビーフ。
気になって調べてみましたが、ソルトビーフとして販売されている商品はほとんどありませんでした。
サンドイッチにはさんで食べられるように、せっかくハムのように四角く形を整えてくれているのに、イモとタマネギと炒めてその努力を無にしてしまったようで申し訳なかったです。
まだ残っているので、コーンビーフサンドも作ってみよう。

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下町ロンドンにある「ベーグル・ベイク」は早い安い旨いが基本!

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街はキラキラ☆クリスマス

あまりセントラルロンドンに出かけない私たちですが、先日用事があって Piccadilly Circus(ピカデリー・サーカス)周辺まで足を運びました。買い物にサプライズとわくわく感を求める私は、できることならカーブーツセールチャリティーショップですべての物を調達したいと思っているくらいですが、さすがにそれは無理なので必要があれば Westfield(ウエストフィールド)という巨大ショッピングセンターに行きます。好きな場所ではありませんが、そこに出かけると大抵の物はそろうのです。

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買い物という観点で言うならセントラルに出かける必要は全くないのですが、久しぶりに出かけてみるとやはり楽しいものです。街のいたるところにクリスマスの飾り付けが施され、見ているだけでテンションが上がります。特にネコが工場でクリスマス製品を作っている Fortnum & Mason(フォートナム&メイソン)のウィンドーディスプレーがかわいらしく、建物自体もアドベントカレンダー風にデコレーションされていました。

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店内には観光客やクリスマスプレゼントを買い求める人々があふれ、とても活気がありました。そして、ツリーのオーナメントがティーセット。イギリスらしさ満開です。フォートナム&メイソンを出た後は、Virgin ラウンジでお茶をしたり、ロンドン一日本食が安いらいすわいんショップで買い物をしたりしてから大満足で帰ってきました。

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Regent Street(リージェント・ストリート)の天使のイルミネーションもとてもステキでした。あれやこれやと忙しく過ごしているうちにあっという間にクリスマス。今年も残すところあと少しです。日が短く鬱々とした日々がもう少し続きますが、冬至も過ぎ、日一日と日照時間が長くなってゆきます。皆様におかれましては、楽しいクリスマス休暇をお過ごしください。

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ロンドン ケンジントン宮殿でいただく「アフタヌーンティー」オランジュリーで過ごす優雅なひと時


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パンケーキデー

 ロンドンでホームステイをしていたある日、ホストファミリーは私にパンケーキを勧めました。その日は Pancake Day(パンケーキデー)でした。ホストマザーは私に「パンケーキを焼いているけど何枚、食べる」と聞きました。私はホットケーキを想像していたので、「1枚で結構です」と答えましたが、彼女は「本当に1枚でいいの」と怪訝な顔をしていました。それもそのはず、イギリスのパンケーキはクレープのように薄いのです。気を利かせたホストマザーが焼きあがったもの見せてくれたおかげで、ひもじい思いはしなくてすみました。
 2月13日(2018年)はパンケーキデーです。パンケーキデーは、四旬節(復活祭の46日前から復活祭の前日まで)の前日で、正式には Shrove Tuesday(シュローブ チューズデー)といいます。四旬節の期間中、キリスト教徒は自身に禁欲的な生活を課します。そのため、その前日のシュローブ チューズデーには、四旬節中には食べることが禁じられている卵やバターを使ってパンケーキを作りました。今では四旬節を厳格に守る人はめったにいませんが、この日にパンケーキを食べる習慣は今でも残っています。

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グリークヨーグルト&ハニーをぬって食べてもおいしいです。

 ホームステイ先ではジャムやシロップとともに甘いパンケーキをいただきました。これが一般的な食べ方だと思いますが、私はツナや野菜を巻いておかずクレープ風にして食べます。試しに素焼きのパンケーキを食べてみたのですが、ほんのりと塩味がついていたので、以来ずっとこのように食べています。
 簡単に作ることができておやつにも食事にもなるパンケーキ、年に一度、食べるだけではもったいないくらいです。時々、作って食べることにします。

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ポルトガル 世界遺産の街「シントラ」アラブの面影が色濃く残るエキゾチックな場所

イギリスの伝統的なクリスマス

イギリスのクリスマスは、日本のお正月のように家族や親戚、親しい人たちが集まる日です。
いつもより豪華な食事を楽しんだり、プレゼントやカードを交換しあったり。
12月が近づいてくると、街はイルミネーションで飾られ、行き交う人々も何とはなしに、うきうきとした気分になるようです。
寒くて暗い季節を乗り切るために、クリスマスを盛大に祝うのだと私は思っています。

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Creative commons by:carnagevisors

久しぶりに、Column Latte にコラムを掲載していただきました。イギリスのクリスマスの習慣について書いています。
よろしければご覧ください。
↓↓↓
イギリスの伝統的なクリスマスの過ごし方!日本では馴染みのない習慣4つ

イギリスの伝統的なクリスマスディナー!食卓に並ぶのはどんな料理?

Wishing you a very Merry Christmas and a Wonderful Happy New Year!

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ロンドンに現存する最古の教会「聖バーソロミュー・ザ・グレート教会」

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各国文化を織り交ぜつつ、
Lady Masala が厳選したイギリスらしいものをご紹介します。
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