プール・ポタリー
長く使っていたティーポットを割ってしまいました。そのティーポットは高校時代からの親友が1994年の私の誕生日にプレゼントしてくれたものでした。日本から持ってきて使っていた思い入れのあるものだったのでとてもショックでした。捨てるには忍びないので割れてしまった注ぎ口の部分をボンドで補正して花瓶として使うことにしました。
新しいティーポットを購入するまでは、アルミの急須を使って紅茶を淹れました。この急須は、引越しのたびにチャリティーショップ行きが検討されましたが、直火にかけられるからという理由でその難を逃れてきました。
私はティーバックの紅茶でもティーポットで淹れます。そのほうが紅茶の味と香りが引き立つからです。しかしながら、アルミの急須で淹れた紅茶はあまりおいしいとは感じられませんでした。新しいティーポットはお気に入りが見つかったときに買えばよいと悠長に構えていた私ですが、早くおいしい紅茶が飲みたい一心で、すごいチャリティーで見つけたコーヒーポットを購入しました。
ティーポットは形が丸いほど紅茶がおいしくなるそうですが、土のぬくもりが紅茶をまろやかにするのでしょうか、このコーヒーポットで淹れた紅茶は充分においしいです。栗色も素敵です。この色はポットとしては一般的ですが、立ち姿に凛々しさを感じてしまうのは所有者の贔屓目でしょうか。
プール・ポタリーは、1873年に Dorset(ドーセット州)の Poole(プール)で創業された陶磁器メーカーです。もともとは商業用のタイルを製造していた会社ですが、第二次世界大戦、前後にはテーブルウェアも製造するようになりました。特に有名なのが1930年代から80年代にかけて製造された Twintone(ツイントーン)シリーズです。シンプルな二色を上品に組合わせたテーブルウェアは現在でも多くのコレクターたちの憧憬の的です。
プール・ポタリーは、2006年に倒産の危機を迎えましたが Lifestyle Group(ライフスタイル・グループ)の傘下に入り現在も Poole Pottery の名で製品が作られています。
新しいティーポットを購入するまでは、アルミの急須を使って紅茶を淹れました。この急須は、引越しのたびにチャリティーショップ行きが検討されましたが、直火にかけられるからという理由でその難を逃れてきました。
私はティーバックの紅茶でもティーポットで淹れます。そのほうが紅茶の味と香りが引き立つからです。しかしながら、アルミの急須で淹れた紅茶はあまりおいしいとは感じられませんでした。新しいティーポットはお気に入りが見つかったときに買えばよいと悠長に構えていた私ですが、早くおいしい紅茶が飲みたい一心で、すごいチャリティーで見つけたコーヒーポットを購入しました。
ティーポットは形が丸いほど紅茶がおいしくなるそうですが、土のぬくもりが紅茶をまろやかにするのでしょうか、このコーヒーポットで淹れた紅茶は充分においしいです。栗色も素敵です。この色はポットとしては一般的ですが、立ち姿に凛々しさを感じてしまうのは所有者の贔屓目でしょうか。
Poole Pottery Chestnut
このコーヒーポットは、Poole Pottery(プール・ポタリー)の製品で、パターン名は Chestnut(チェストナッツ)です。1960年代に製造されたもので Robert Jefferson(ロバート・ジェファーソン)のデザインです。プール・ポタリーは、1873年に Dorset(ドーセット州)の Poole(プール)で創業された陶磁器メーカーです。もともとは商業用のタイルを製造していた会社ですが、第二次世界大戦、前後にはテーブルウェアも製造するようになりました。特に有名なのが1930年代から80年代にかけて製造された Twintone(ツイントーン)シリーズです。シンプルな二色を上品に組合わせたテーブルウェアは現在でも多くのコレクターたちの憧憬の的です。
プール・ポタリーは、2006年に倒産の危機を迎えましたが Lifestyle Group(ライフスタイル・グループ)の傘下に入り現在も Poole Pottery の名で製品が作られています。
参考文献:Wikipedia
British Red Cross や 日本赤十字社 が東日本大震災への義援金を受付ています。
読んでくださいましてありがとうございました。
ブログランキングに参加しています。よろしければバナーのクリックをお願いします。
↓
スポンサーサイト
● COMMENT FORM ●
私も同じような思い出があります。製陶所で働く某友人が私の渡英を前に、カップを焼いて、選別にくれました。お茶飲み用としてずっと愛用してきましたが、ある時、ヒビをいれてしまいました。それ以来、米びつの計量カップとして第二の人生?を歩んでおります(笑)。その友人曰く「焼き物は必ず壊れるもの」なのだそうです。それだけ長い間Masala産に使ってもらえて本望だったのではないでしょうか。次のポットも長きお付き合いになると良いですね。
ihatov1001様
こんにちは。
製陶所で働く友人がいらっしゃるのですね。良い友人を持ちましたね(笑)。
私がイギリスに来て驚いたことにレストランでカケやヒビのあるお皿を使っていることでした。日本では、お客様にカケのあるお皿を使うなんて失礼です。という教えを受けていたのでとてもびっくりしました。でも、裏を返せばそれだけ物を大切にしていることの現われのように思います。
ihatov1001さんの友人がおっしゃる「焼き物は必ず壊れるもの」という哲学(!?)も最近、理解してきました。生花が造花よりも美しいというのに似ているかもしれません。そのお友達によろしくお伝えくださいませ。
製陶所で働く友人がいらっしゃるのですね。良い友人を持ちましたね(笑)。
私がイギリスに来て驚いたことにレストランでカケやヒビのあるお皿を使っていることでした。日本では、お客様にカケのあるお皿を使うなんて失礼です。という教えを受けていたのでとてもびっくりしました。でも、裏を返せばそれだけ物を大切にしていることの現われのように思います。
ihatov1001さんの友人がおっしゃる「焼き物は必ず壊れるもの」という哲学(!?)も最近、理解してきました。生花が造花よりも美しいというのに似ているかもしれません。そのお友達によろしくお伝えくださいませ。
トラックバック
http://workingclass.blog109.fc2.com/tb.php/249-66a88238
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)