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2023-10

イギリスらしさを満喫 ライの街並み

冷夏だった今年のイギリス。
8月中旬に数日間だけ海日和があったので、1泊でキャンバー サンズ ビーチに行ってきました。
このビーチは、Rye(ライ)の駅前から路線バスで20分ほどの場所にあるため、1日目はライの市街観光をしました。

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ライには何年も前に一度訪れているので、イプラ タワーなどの主な観光施設はパスして、街歩きをすることに。
この街の見どころは何と言ってもかわいらしい街並み。
日本人にも人気が高く、ロンドン以外の海外の都市では、私が最も日本人観光客に出会った街でもあります。
ロンドンからの電車にも私を含め6人の日本人が乗車していて、街角でも何度かすれ違いました。
とても小さな街なので、何度も出会ってしまうのです。

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古い建物を見て、感じのよさそうなお店に入って、マーメイド インで食事をして。
ただ歩いているだけで楽しいのです。
アンティークショップもたくさんあります。
同じようなテイストの食器や雑貨がまとめてディスプレーされているとかわいらしい。
最近はマーケットばかりでショップには行っていなかったので、改めてアンティークの魅力を感じたのでした。

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ランチの後にティーハウスでお茶がしたかったのですが、気づけばお店が閉まっていて断念。
カフェを含めてほとんどのお店は午後5時で閉店してしまいます。
クリームティーができなくて残念でしたが、久々にイギリスらしさを満喫。
かわいらしいイギリスの街並みが大好きなことを再認識しました。

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ロンドン郊外「リッチモンド」テムズ川と美しい緑の空間を満喫

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えっ?拾わないの?

イギリスでは、敷地外に物を出しておけば必要な人が持って行くという習慣があります。
置いてある物は家具や家電、洋服、食器類や雑貨、本や子ども用品などさまざま。
とにかく、家庭の不用品を外に出しておけば誰かが持って行ってくれるので、チャリティーショップに持って行ったり、粗大ごみの引き取りをアレンジしたりする手間が省けます。

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私はご自由にお持ちくださいを見かけるたびに、必要な物があればいただいてきます。
最近は、ケトルを拾いました。
電化製品は使えるかどうかわからないし、仮に使えたとしてもそれを使って沸かしたお湯で淹れたお茶を飲むのは抵抗があるという人も多いと思います。
でも、私はそういうことはあまり気にしません。
もちろんよく洗って、さらにお酢でライムスケールを落としてから使いましたけれども。

先日、アンティークを教えてくれた職場の先輩と道を歩いていました。
コーヒーメーカーと靴が置いてあったので、私は当たり前のように品物に手を伸ばし、使えそうかどうか確認しようとしたら先輩に怪訝な顔をされてしまいました。
コーヒーメーカーは必要ないので別によかったのですが、アンティーク好きな人は古い物を拾うことに抵抗がないと思っていたのに。
そうではない人もいることを知り、とても驚いたのでした。

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ロンドン「シャーロック・ホームズ博物館」ヴィクトリア朝の香りが漂う シャーロキアンの聖地

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南イタリアの警察官カッコよすぎ

アルベロベッロでは、マッシュルームのようにキュートな伝統的な家屋トゥルッリに泊まりました。
朝食は系列のカフェで食べます。
2日目の朝、そのカフェで朝食を摂っていると、一人の警察官が入ってきました。
何かあったの?と一瞬警戒しましたが、ウェイターとにこやかに話しながら何か注文しているらしいのを見て安心しました。

そうこうしているうちに、複数の警察官がやってきて、コーヒー、クロワッサンやビスコッティなどを買い求めていました。
どうやら、広場を挟んで向かいにある警察署に駐在する警察官たちが朝食を買いに来たようです。

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カフェは狭く人が多かったため、私たちのテーブルすれすれのところにも一人の警察官が立っています。
制服はポロシャツと紺色のズボン。
警察仕様のズボンには、手錠と拳銃が収まっています。
手をのばせば触れられそうなくらいの位置に拳銃があってドキドキ。

カフェを訪れていた警察官の年齢はさまざまでしたが、皆さん、足腰がキュッと締まっていてものすごくカッコよかった!
仕事柄、普段から体を鍛えているのでしょう。
推理小説大好き、警察大好きな私は朝からテンションが上がって得した気分になったのでした。

南イタリアでは、警察官に限らず老若男女を問わず、誰もが自分の体形や服装に気を使っているようです。
少なくとも一般的なイギリス人よりは、はるかにおしゃれ。
そして、イギリスではよく見かける横に大きすぎている人もほとんどいません。
すっかりイギリスに馴染んでしまった自分を大いに反省し、南イタリア人を見習おうと思ったのでした。

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「東ロンドン」は日曜日がおもしろい!マーケットとエスニックグルメを満喫

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世の中にはさまざまな種類の地獄があるものです

ある日、会社に来てくれているお掃除のお姉さんが職員全員にチョコレートを配ってくれました。
たまたまデスクにいた私がお礼がてらに理由を聞くと、結婚することになり、次の日から手続きや新婚旅行のためにしばらく休みを取ることになったということです。
それを聞いた同僚たちも口々に祝福し、その場にいた上司が代表してお礼のあいさつをしました。

お相手は彼女と同じルーマニア出身の男性で、チョコレート(お菓子)を配るのはルーマニアの習慣なのだとか。
彼女は本当に幸せそうで見ている私まで嬉しい気分になりました。
心から「おめでとう」という気持ちで、彼女の門出を祝ったのでした。

ところが数週間後のある日、同僚から信じられない話を聞かされました。
なんでも、婚約者の男性がハウスシェアをしていた彼女の従妹を好きになり、彼女とは結婚できないと言い出したそうなのです。
結局、新婚旅行どころか破談になってしまったのです。

同僚がお姉さんと一緒に働いていたおばさんから聞いた話なので、それが事実なのかは正直分かりませんが、それ以来彼女は私たちの職場には姿を見せなくなりました。
きっと、配置換えを願い出て新しい場所に異動したのでしょう。

それから間もなく私には逆流性食道炎の症状が出て病院通いが始まりました。
数か月後にはがんの告知を受けて手術をし、ようやく職場に復帰したと思ったら、Tさんが地下鉄の駅で心臓発作を起こし救急搬送されました。
同じようなタイミングで私と同世代と思われるブロガーさんが失業。

破談、病気、失業、世の中にはさまざまな困難があるものです。
幸せの絶頂から地獄の底に突き落とされたような経験をしたであろうお掃除のお姉さんのことをふと思い出し、元気に暮らしているといいなぁと心から思ったのでした。

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スペイン「セゴビア」知られざる教会と秘宝を有する修道院

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マーメイド インでフィッシュ&チップス

一泊で Rye(ライ)キャンバー サンズ ビーチに行ってきました。
一日目はライの市街観光。
ライに来たからにはマーメイド インを見たいということで、ランチはホテル内にあるパブ Giants Fireplace Bar(ジャイアント ファイヤープレイス バー)に行くことにしました。

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マーメイド インは、1156年創業の旅籠。
現在ある建物は1420年の建築で、現役でホテルとして営業されています。
この建物には、密輸ギャングの隠れ家にされていた歴史があるのだとか。
羊毛をはじめとするライで産出される輸出品には莫大な関税が課されていたため、14世紀から18世紀の長きにわたり密輸は公然の秘密となっていたそうです。

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マーメイド インでは前回訪れたときもランチをしていますが、何度訪れてもその歴史ある佇まいに感激してしまいます。
前回の訪問は秋口で、今回は夏。
季節が違えば、印象も異なるものです。

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本当はここに宿泊できればよかったのですが、空室がなく断念。
突然思い立ってライに来ることになり、前日にホテル探しをしたので無理もありません。
宿泊客のためのラウンジに行って写真を撮ることができたのでそれで我慢しましょう。
次回ライを訪れることがあれば、宿泊して客室の様子も見てみたいです。

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ランチをしたパブは混みあっていました。
ドリンクがメインで、フードメニューは数えるほどしかありません。
フィッシュフィンガー バーガーとかなり迷って、フィッシュ&チップスを注文することに。
昨年の夏ワイト島に旅行して、毎日のようにイギリス料理を食べ続けた結果、逆流性食道炎に罹患して以来、イギリス料理は怖くて食べていませんでした。
ということで、一年ぶりのフィッシュ&チップス。

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さすが老舗だけあり、ここで食べるフィッシュ&チップスはとてもおいしかったです。
冷凍食品を解凍しただけというフィッシュ&チップスを出すお店が多いなか、タラとジャガイモのフライはもちろん、マッシーピー(潰したグリーンピース)とタルタルソースも手づくりでした。
こんなにおいしいフィッシュ&チップスを食べたのは久しぶり。
歴史ある建物も見られたし、おいしいランチも食べられて大満足のマーメイド インでした。

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「ファルコン ホテル」英国ストラトフォード・アポン・エイボンに現存する中世の旅籠

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運転免許証の更新があっという間だった件

DVLA(Driver and Vehicle Licensing Agency:英国運転免許庁)から運転免許更新のお知らせが郵便で届きました。
イギリスでは、10年に一度免許を更新します。
10年前は書類に必要事項を記入、免許証と共に郵送したように記憶しています。
現在はオンライン、または一部の郵便局での更新が可能ですが、イギリスのパスポートを持っていないとオンラインでの更新ができません。

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サンプル画像をイギリス政府のサイトからお借りました

数年前にイギリス国籍を持つ相棒が同じく運転免許証を更新しました。
パスポートの写真を免許証に自動的に流用してくれるので、写真を撮る手間も省けてオンラインで簡単更新。
イギリス国籍を持たない私(そして、国籍保持者でもパスポートを持っていない人)は、郵便局に行って手続きをしなければなりません。
しかも、どこの郵便局でもよいというわけではなく、更新ができる場所は限られています。

仕方がないので、家から一番近い(と言っても結構遠かった)指定の郵便局まで行ってきました。
最近では郵便局自体の数が減っているので、代休を申請した平日に行ったにも関わらず長蛇の列。
二つしか窓口がないにも関わらず一人ひとりが面倒な手続きをするので列はなかなか途切れません。

私も面倒な手続きをしに来た一人と思っていたら、郵便局職員の仕事ぶりが手慣れたもので、予想していたよりも早く終わりました。
専用タブレットの画面上でサインをして、写真を撮られるだけ。
取り込まれた情報がDVLAに届く仕組みらしいです。
郵便局に出向いた以外は、オンラインよりも簡単だったかもしれません。

更新に出かけたのが月曜日の午後。
木曜日には郵便で自宅に新しい免許証が届いたことには驚きました。
GHIC(グローバル ヘルス インシュアランス カード)を作った際には、仕事は早いのになぜ複数のことが同時にできないの?との疑問を感じましたが、DVLAの仕事ぶりは完璧でした。
DVLA、郵便局、ロイヤルメールともにきっちりと機能しています。
日本人には呆れられることの多いイギリスのお役所仕事ですが、悪くないときもあるのです。

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ロンドンに現存する最古の教会「聖バーソロミュー・ザ・グレート教会」

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誇り高きウェイター

南イタリア、プーリア州へ行きました。
行きのフライトが朝早かったため、ガトウィック空港に併設するホテルに前泊。
朝食のチョコレートマフィンとココアが甘すぎたため、やめておくはずだったコーヒーと塩辛いハムをたくさんいただく羽目になってしまいました。
糖分とカフェインで、早朝からパッチリ覚醒。
塩分も過剰に摂取しているので、寒いロンドンから暑い南イタリアに到着してもバテることなく、よいのか悪いのか1日元気に過ごせました。

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この日はバーリ旧市街を観光してから、アルベロベッロへ移動。
アルベロベッロを観光しているうちに日が暮れて、そろそろ夕食の時間になりましたが、ほとんどお腹が空きません。
イギリスの激甘チョコレート、恐るべし。
とはいえ、夜中にお腹が空いてしまっても困るので、これだけは絶対に食べようと思っていたプーリア名物、耳たぶのような形をしたパスタ、オレキエッテがメニューにあるレストランに入ることにしました。

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テーブルに案内され、イタリア語メニューに戸惑っているとウェイターが親切に説明してくれます。
プリモにオレキエッテのトマトソース、セコンドには、この地方の名物という豚肉とポテトの料理を注文しました。
注文を終え、オリーブでパンを食べながらなんとなく周囲を見回していると、私たちのテーブルについてくれたウェイターがテキパキと働いています。

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日本やイギリスではあまり感じることはありませんが、大陸を旅するとウェイター/ウェイトレスは、プロとしてお客様にサービスを提供する立派な専門職なんだなぁということを再認識します。
このレストランで働くウェイターも忙しく駆け回りながら、お客様の要望に笑顔で応えていました。
(イタリア人客への対応がやたらと長い!)

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お料理、特に豚肉とポテトの一皿がとてもおいしかった!
それ以上に、ウェイターが嬉々として働いている姿を見て元気をもらった気がします。
正直、南イタリア人にはテキパキ働くイメージがありませんでした。
でも、次の朝に利用することになるホテルの朝食のカフェで働いているウェイター/ウェイトレスの対応もものすごくよくて、サービス精神旺盛な南イタリア人に好感を持ったのでした。

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ロンドン「バラマーケット」で実感 オーガニック先進国イギリスの「食」へのこだわり

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移民の街ロンドンへようこそ。
各国文化を織り交ぜつつ、
Lady Masala が厳選したイギリスらしいものをご紹介します。
欧州旅行記と自分の足で集めたヴィンテージ、アンティーク コレクションのお披露目も。
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